夏を楽しめ!キャンプ2日目
キャンプ2日目。時刻は早朝5時過ぎ。
こはるはなぜかいつもより早く目が覚めた。ぐっすりと眠れたので疲れはとれている。
横を見るとあむ、やや、りま共にいまだ深い夢の中のようだ。
テントの外は少し明るくなっている。そっと立ち上がったこはるはゆっくりとテントのファスナーを下げた。
外を歩きだし、川辺へと向かった。水面が朝日に照らされてキラキラと輝いている。
向かった先には唯世が立っていた。彼も早く目が覚めて朝日を見に来たようだ。
「おはよう唯世」
「おはようこはる。早いね」
こはるが声をかけると唯世は少し驚いたように振り返った。
「こんな風に朝日を見ることなんて初めてだけどとってもきれいだね」
「うん。唯世と、みんなとキャンプに来れて本当に良かった」
暫く朝日を眺めていると、テントの方から2人を呼ぶ声が聞こえた。
「おーい唯世」
「こはる~?」
キセキとティアラが2人を探しに来たようだ。ふわふわと浮きながら向かってくる。段々と顔を覗かせていた太陽はすっかりと空へと昇り切り、当たりを暖かく照らし始めていた。
唯世はそろそろ戻ろうかとこはるに声をかけ、手を取りキセキたちのところへ向かった。
「ティアラ、朝日がとても綺麗だったよ」
「えぇ、上のほうからも輝いている川が見えていたわ」
近くのベンチに座っていると、テントから人影が出てきた。熟睡していたみんなが起きたようだ。
空海とややはまだ眠そうに目をこすっているが、二度寝は許されない状況のようでつらそうに顔を洗いに行った。
朝の支度を終えて、軽く朝食をとった。キャンプ2日目、丸一日遊べるということで、今日のスケジュールはパンパンに詰められていた。
「まずどこに行くの?」
「今日は最初に、近くの牧場に行こうかなって思うんだけど」
あむの問いかけになぎひこが答える。動物たちとのふれあいがメインであることはもちろんだが、牧場内で販売されているソフトクリームやシフォンケーキが絶品らしいのだ。これを聞いた女性陣は一気にテンションが上がった。
「少し離れているから車を出してもらえたらうれしいんだけど」
なぎひこはイクトの顔を見てそう言った。イクトは特に嫌なそぶりも見せずそれを了承した。
そして一行はさっそく牧場へと向かった。
こはるはなぜかいつもより早く目が覚めた。ぐっすりと眠れたので疲れはとれている。
横を見るとあむ、やや、りま共にいまだ深い夢の中のようだ。
テントの外は少し明るくなっている。そっと立ち上がったこはるはゆっくりとテントのファスナーを下げた。
外を歩きだし、川辺へと向かった。水面が朝日に照らされてキラキラと輝いている。
向かった先には唯世が立っていた。彼も早く目が覚めて朝日を見に来たようだ。
「おはよう唯世」
「おはようこはる。早いね」
こはるが声をかけると唯世は少し驚いたように振り返った。
「こんな風に朝日を見ることなんて初めてだけどとってもきれいだね」
「うん。唯世と、みんなとキャンプに来れて本当に良かった」
暫く朝日を眺めていると、テントの方から2人を呼ぶ声が聞こえた。
「おーい唯世」
「こはる~?」
キセキとティアラが2人を探しに来たようだ。ふわふわと浮きながら向かってくる。段々と顔を覗かせていた太陽はすっかりと空へと昇り切り、当たりを暖かく照らし始めていた。
唯世はそろそろ戻ろうかとこはるに声をかけ、手を取りキセキたちのところへ向かった。
「ティアラ、朝日がとても綺麗だったよ」
「えぇ、上のほうからも輝いている川が見えていたわ」
近くのベンチに座っていると、テントから人影が出てきた。熟睡していたみんなが起きたようだ。
空海とややはまだ眠そうに目をこすっているが、二度寝は許されない状況のようでつらそうに顔を洗いに行った。
朝の支度を終えて、軽く朝食をとった。キャンプ2日目、丸一日遊べるということで、今日のスケジュールはパンパンに詰められていた。
「まずどこに行くの?」
「今日は最初に、近くの牧場に行こうかなって思うんだけど」
あむの問いかけになぎひこが答える。動物たちとのふれあいがメインであることはもちろんだが、牧場内で販売されているソフトクリームやシフォンケーキが絶品らしいのだ。これを聞いた女性陣は一気にテンションが上がった。
「少し離れているから車を出してもらえたらうれしいんだけど」
なぎひこはイクトの顔を見てそう言った。イクトは特に嫌なそぶりも見せずそれを了承した。
そして一行はさっそく牧場へと向かった。