あなたのとなり!キャラチェンジ
「この僕を王子と呼ぶなぁぁぁ」
唯世が勢いよく顔を上げる。
ティアラの一言で久しぶりにキャラチェンジしてしまったのだ。
「おいこはる!お前はおとなしく自宅待機をしているんだ!王としての命令だ」
唯世がこはるを指さしながら大声で命令する。
これにこはるは若干のイラつきを覚える。やっと戦える力が手に入ったのだ。みんなに経験では劣るはずだが、唯世にそこまで言われる筋合いはないはずだ。
ぽんっ!
生徒会室に小さな音が響く。
何の音であろう。全員が音の出た方向を見る。
「わたくしにそのような命令をするなんて、いくら愛する王の言葉とは言いえ許されないわ」
両手を腰に当てたこはるが普段とはまったく違う口調で話だす。頭にはかわいらしいティアラが輝いている。
「まさかこはるもキャラチェンジ~?!」
あむが驚きの声を上げる。こはるのたれ目がちのかわいらしい目が若干つり目になっている。話し方からしてまるで女王様だ。
唯世が王。こはるが女王。
「な、なんだと。僕に逆らうというのか」
こはるの勢いにたじろく唯世。
「ねぇ唯世。そんなに私のことが心配なら離れないで?そばにいて守ってくれたらいいじゃない」
こはるはそう言いながら唯世の頬を手でなぞる。
そんな光景を見せられたあむ達は顔を真っ赤にしてあわあわしている。それは唯世も同様で、どう考えても冷静さを失っている。
「な、何を言って・・・」
そう言いかけながらついには顔から煙が出る勢いで照れてしまいキャラチェンジが解けてしまった。
「唯世、なにをなよなよしている!なさけないぞ!」
キセキはそんな唯世の様子を見て怒っている。しかしキャラチェンジの解けた唯世にとって女王キャラのこはるは刺激が強すぎたようだ。
「攻められてる唯世君もいいかも・・・」
「あむちゃん?」
へたり込む唯世を見て新しい扉を開こうとするあむ。それをすかさず彼女のしゅごキャラ達が止める。
「ちょっとやりすぎみたいね。こはる、キャラチェンジを解くのよ」
そうティアラが言った瞬間こはるの頭から輝くティアラが消えた。キャラチェンジが解けたのだ。
「わわわ、私なんてことを・・・!」
そう言うと今度はこはるが顔を真っ赤にさせ座り込んでしまった。
一連の様子を見ていた空海、なぎひこ、りまはこはるをむやみにキャラチェンジさせないようにしようと思ったのである。ややに関しては楽しんでみていたようだが。
唯世が勢いよく顔を上げる。
ティアラの一言で久しぶりにキャラチェンジしてしまったのだ。
「おいこはる!お前はおとなしく自宅待機をしているんだ!王としての命令だ」
唯世がこはるを指さしながら大声で命令する。
これにこはるは若干のイラつきを覚える。やっと戦える力が手に入ったのだ。みんなに経験では劣るはずだが、唯世にそこまで言われる筋合いはないはずだ。
ぽんっ!
生徒会室に小さな音が響く。
何の音であろう。全員が音の出た方向を見る。
「わたくしにそのような命令をするなんて、いくら愛する王の言葉とは言いえ許されないわ」
両手を腰に当てたこはるが普段とはまったく違う口調で話だす。頭にはかわいらしいティアラが輝いている。
「まさかこはるもキャラチェンジ~?!」
あむが驚きの声を上げる。こはるのたれ目がちのかわいらしい目が若干つり目になっている。話し方からしてまるで女王様だ。
唯世が王。こはるが女王。
「な、なんだと。僕に逆らうというのか」
こはるの勢いにたじろく唯世。
「ねぇ唯世。そんなに私のことが心配なら離れないで?そばにいて守ってくれたらいいじゃない」
こはるはそう言いながら唯世の頬を手でなぞる。
そんな光景を見せられたあむ達は顔を真っ赤にしてあわあわしている。それは唯世も同様で、どう考えても冷静さを失っている。
「な、何を言って・・・」
そう言いかけながらついには顔から煙が出る勢いで照れてしまいキャラチェンジが解けてしまった。
「唯世、なにをなよなよしている!なさけないぞ!」
キセキはそんな唯世の様子を見て怒っている。しかしキャラチェンジの解けた唯世にとって女王キャラのこはるは刺激が強すぎたようだ。
「攻められてる唯世君もいいかも・・・」
「あむちゃん?」
へたり込む唯世を見て新しい扉を開こうとするあむ。それをすかさず彼女のしゅごキャラ達が止める。
「ちょっとやりすぎみたいね。こはる、キャラチェンジを解くのよ」
そうティアラが言った瞬間こはるの頭から輝くティアラが消えた。キャラチェンジが解けたのだ。
「わわわ、私なんてことを・・・!」
そう言うと今度はこはるが顔を真っ赤にさせ座り込んでしまった。
一連の様子を見ていた空海、なぎひこ、りまはこはるをむやみにキャラチェンジさせないようにしようと思ったのである。ややに関しては楽しんでみていたようだが。