廊下は走るな!にゃんにゃんパニック
そして次に2人が向かったのは花壇だ。今日はあむが水やり当番なのでどこかにいるはずだ。1番大きな花壇の近くへ行くと、案の定あむが水やりをしていた。こはる達に気づいたあむは水やりの手を止め2人に駆け寄った。
「あれ、2人ともどうしたの」
その言葉に、少し息が荒くなっているこはるが口を開く。
「あ、あむちゃん。このあたりで猫を見なかった?まだ小さい・・・」
そこにあむのしゅごキャラ達もやってきた。キセキが事情を説明した。しかし、あむもラン達も猫は見ていないという。
「ごめん力になれなくて」
あむは申し訳なさそうにいう。いっしょに探しにも行きたいがいかんせん花壇が広いもので仕事がしばらく終わりそうになかった。
「ううん、ありがとう」
そういってまた、こはると唯世は走り始めた。走っている最中も会話している時も、2人は手をつないだままだった。それも見たあむはまた2人のことが羨ましくなったのは内緒の話だ。
ついに学校中を歩き回った。目撃証言や手掛かりはゼロ。まさに絶望的状況であった。
「どこにいっちゃったんだろう」
ついにこはるの目から涙が溢れた。唯世もかける言葉が見つからずに困っていた。
「やぁ2人とも、こんなところでどうしたんだい」
そんな2人の後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。振り返るとそこには聖夜学園理事長、天河司の姿があった。
「り、理事長その子は・・・」
なんとその腕には子猫が抱かれていた。唯世とこはるが学校内を探し回っていた猫だ。2人はぽかんとした顔で司を見つめた。
「この子?たまたま生徒会室の前を通りかかったときに鳴き声を聞いてね。申し訳ないが入らせてもらったんだ。こんなに小さな猫を1匹で置いておくのは心配だったからそのまま連れ出させてもらったよ」
そうニコニコしながら語っている。こはるは安心して力が抜けたのか、その場に座り込んでしまった。唯世はそんなこはるに寄り添いながら司へ反論する。
「理事長、せめて一言言ってくれればよかったのに・・・」
「メモを机に置いておいたんだけど、気づかなかったみたいだね」
司も、生徒会が猫を保護しているのだろうと考えメモを机に置いてくれたようだ。しかしこはる達が生徒会室に入った時にはメモがなくなっていた。風で飛ばされてしまったのであろうか。
「どうやら困らせてしまったようだね。申し訳ないことをした」
そんな司にこはると唯世は慌てて感謝の言葉を述べる。
「いえ、理事長が面倒を見ていてくれたのなら安心です。ありがとうございます」
こはるが頭を下げて子猫を受け取った。朝見た時よりも元気になっているようだ。ぺろぺろと自分の指を舐めている。その姿は本当にかわいらしく、こはるはニコニコと頭を撫でてあげた。
しかしまだ問題がある。この子猫をこれからどうするのかだ。
考え込む2人を見かねて、司はある提案をする。
「最近このあたりに猫カフェができたんだ。そこのオーナーとは元々知り合いだったから、猫を引き取ってもらえるか交渉してみようか」
猫カフェ。それならこの子もしっかり餌を食べさせてもらえて、寂しい思いをしないであろう。こはるも唯世もこの提案には喜んでお願いした。
「ただすぐにとはいかない。オーナーに了承をもらえるまでは君たちで世話をお願いできるかい?」
理事長じきじきのお願い。これならば校内でも問題なく猫を飼うことができる。こはるは喜んでその役目を引き受けた。
「さっそくだけどケージを用意しないとね。理事長室にあるから取りに来てくれるかい」
なぜ理事長室に猫用のケージがあるのか。まさか猫好きな理事長が常備しているのか。そんな疑問はあったが、そこはスルーして猫飼育の準備を始める唯世とこはるであった。
「あれ、2人ともどうしたの」
その言葉に、少し息が荒くなっているこはるが口を開く。
「あ、あむちゃん。このあたりで猫を見なかった?まだ小さい・・・」
そこにあむのしゅごキャラ達もやってきた。キセキが事情を説明した。しかし、あむもラン達も猫は見ていないという。
「ごめん力になれなくて」
あむは申し訳なさそうにいう。いっしょに探しにも行きたいがいかんせん花壇が広いもので仕事がしばらく終わりそうになかった。
「ううん、ありがとう」
そういってまた、こはると唯世は走り始めた。走っている最中も会話している時も、2人は手をつないだままだった。それも見たあむはまた2人のことが羨ましくなったのは内緒の話だ。
ついに学校中を歩き回った。目撃証言や手掛かりはゼロ。まさに絶望的状況であった。
「どこにいっちゃったんだろう」
ついにこはるの目から涙が溢れた。唯世もかける言葉が見つからずに困っていた。
「やぁ2人とも、こんなところでどうしたんだい」
そんな2人の後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。振り返るとそこには聖夜学園理事長、天河司の姿があった。
「り、理事長その子は・・・」
なんとその腕には子猫が抱かれていた。唯世とこはるが学校内を探し回っていた猫だ。2人はぽかんとした顔で司を見つめた。
「この子?たまたま生徒会室の前を通りかかったときに鳴き声を聞いてね。申し訳ないが入らせてもらったんだ。こんなに小さな猫を1匹で置いておくのは心配だったからそのまま連れ出させてもらったよ」
そうニコニコしながら語っている。こはるは安心して力が抜けたのか、その場に座り込んでしまった。唯世はそんなこはるに寄り添いながら司へ反論する。
「理事長、せめて一言言ってくれればよかったのに・・・」
「メモを机に置いておいたんだけど、気づかなかったみたいだね」
司も、生徒会が猫を保護しているのだろうと考えメモを机に置いてくれたようだ。しかしこはる達が生徒会室に入った時にはメモがなくなっていた。風で飛ばされてしまったのであろうか。
「どうやら困らせてしまったようだね。申し訳ないことをした」
そんな司にこはると唯世は慌てて感謝の言葉を述べる。
「いえ、理事長が面倒を見ていてくれたのなら安心です。ありがとうございます」
こはるが頭を下げて子猫を受け取った。朝見た時よりも元気になっているようだ。ぺろぺろと自分の指を舐めている。その姿は本当にかわいらしく、こはるはニコニコと頭を撫でてあげた。
しかしまだ問題がある。この子猫をこれからどうするのかだ。
考え込む2人を見かねて、司はある提案をする。
「最近このあたりに猫カフェができたんだ。そこのオーナーとは元々知り合いだったから、猫を引き取ってもらえるか交渉してみようか」
猫カフェ。それならこの子もしっかり餌を食べさせてもらえて、寂しい思いをしないであろう。こはるも唯世もこの提案には喜んでお願いした。
「ただすぐにとはいかない。オーナーに了承をもらえるまでは君たちで世話をお願いできるかい?」
理事長じきじきのお願い。これならば校内でも問題なく猫を飼うことができる。こはるは喜んでその役目を引き受けた。
「さっそくだけどケージを用意しないとね。理事長室にあるから取りに来てくれるかい」
なぜ理事長室に猫用のケージがあるのか。まさか猫好きな理事長が常備しているのか。そんな疑問はあったが、そこはスルーして猫飼育の準備を始める唯世とこはるであった。