大忙し!体育祭準備編
外での仕事を終え、生徒会室に戻ったこはると唯世。
そこには横断幕の作成をしているあむとりまがいた。ミキの力を借り、すでに色塗りの段階まで作業を進めていた。
「みんなお疲れ様、お菓子買ってきたから少し休憩しようか」
唯世があむとりま、そしてしゅごキャラ達に声をかける。先ほどの外出中に、今女性に人気のチーズケーキを買ってきていた。こはるはそれを聞いて、紅茶の支度を始める。
「ここまで進んでいるとは思わなかった。すごいね2人とも」
唯世の素直な言葉にあむは照れる。しかしりまとしゅごキャラ達は反論の異を唱える。
「あむちゃん1人にまかせていたら日が暮れちゃうよ」
「あむの絵がここまで下手だとは思わなかったわ」
ミキとりまの正直な一言が心に刺さるあむ。隣でクスクスが笑っていることに対しても心が傷ついた。
「お待たせ、紅茶入れてきたよ~」
そこに人数分のティーセットを持ったこはるが現れた。
切り分けられた美しいチーズケーキと、いい香りの紅茶にあむ達もおしゃべりをやめて席に着いた。
「ちゃんとみんなの分も切り分けたからね!」
こはるの手には、しゅごキャラ用に小さく分けられたチーズケーキもあった。キセキはもちろんのこと、ラン達もこはるの優しさと気遣いの素晴らしさに、彼女のことが大好きになっていた。
「いただきまーす」
しっかりと挨拶をしてから、ケーキを食べ始めた。
「そういえばこはる、チアのことなんだけど・・・」
そうあむが言いかけたので、こはるはあむの口を手でふさぐ。りまもそれ以上喋らせないように、あむを軽く睨みつけた。
「チアって何のこと?」
唯世とキセキだけがこの場で何のことかわかっていなかった。
チアガール。生徒会女子メンバーと有志の女生徒が集まって、体育祭でチアダンスを披露することになっていたのだ。唯世を始め、学園中の男性陣には内緒で。気づかれないように、休日や放課後近所のホールを借りて練習していた。
こはる自身も唯世に喜んでもらいたい一心で内緒にしていた。
「あむちゃん、それは内緒のお約束でしょ!」
ランが小さな声であむに注意する。
「そ、そうだった!唯世君、何でもないの!本当に」
不思議増な顔をする唯世を、全員でごまかした。
「このチーズケーキおいしいね、唯世!」
「う、うん。そうだね」
「今度はカフェの中にも入ってお茶でもしようか!」
こはるとしてはなんとしてもサプライズでダンスを見せたかったので、無理やり新しい話題を振って、何とか切り抜けた。
そこには横断幕の作成をしているあむとりまがいた。ミキの力を借り、すでに色塗りの段階まで作業を進めていた。
「みんなお疲れ様、お菓子買ってきたから少し休憩しようか」
唯世があむとりま、そしてしゅごキャラ達に声をかける。先ほどの外出中に、今女性に人気のチーズケーキを買ってきていた。こはるはそれを聞いて、紅茶の支度を始める。
「ここまで進んでいるとは思わなかった。すごいね2人とも」
唯世の素直な言葉にあむは照れる。しかしりまとしゅごキャラ達は反論の異を唱える。
「あむちゃん1人にまかせていたら日が暮れちゃうよ」
「あむの絵がここまで下手だとは思わなかったわ」
ミキとりまの正直な一言が心に刺さるあむ。隣でクスクスが笑っていることに対しても心が傷ついた。
「お待たせ、紅茶入れてきたよ~」
そこに人数分のティーセットを持ったこはるが現れた。
切り分けられた美しいチーズケーキと、いい香りの紅茶にあむ達もおしゃべりをやめて席に着いた。
「ちゃんとみんなの分も切り分けたからね!」
こはるの手には、しゅごキャラ用に小さく分けられたチーズケーキもあった。キセキはもちろんのこと、ラン達もこはるの優しさと気遣いの素晴らしさに、彼女のことが大好きになっていた。
「いただきまーす」
しっかりと挨拶をしてから、ケーキを食べ始めた。
「そういえばこはる、チアのことなんだけど・・・」
そうあむが言いかけたので、こはるはあむの口を手でふさぐ。りまもそれ以上喋らせないように、あむを軽く睨みつけた。
「チアって何のこと?」
唯世とキセキだけがこの場で何のことかわかっていなかった。
チアガール。生徒会女子メンバーと有志の女生徒が集まって、体育祭でチアダンスを披露することになっていたのだ。唯世を始め、学園中の男性陣には内緒で。気づかれないように、休日や放課後近所のホールを借りて練習していた。
こはる自身も唯世に喜んでもらいたい一心で内緒にしていた。
「あむちゃん、それは内緒のお約束でしょ!」
ランが小さな声であむに注意する。
「そ、そうだった!唯世君、何でもないの!本当に」
不思議増な顔をする唯世を、全員でごまかした。
「このチーズケーキおいしいね、唯世!」
「う、うん。そうだね」
「今度はカフェの中にも入ってお茶でもしようか!」
こはるとしてはなんとしてもサプライズでダンスを見せたかったので、無理やり新しい話題を振って、何とか切り抜けた。