急接近?!あなたの気持ちが知りたいの
静寂に包まれた屋上だったが、イクトの言葉がそれをやぶる。
「本当に、俺のことが好きなのか?」
そう言うイクトにあむは再度むっとして言う。
「どうせまたバカにするんでしょ」
自分の言葉をイクトが素直に受け止めてくれるとは思わなかったからだ。しかし、そんなあむの考えを打ち破るような言葉が返ってくる。
「お前に好きって言われるとは思ってなかった」
顔をあげたあむの目に映るのは、照れたように顔を赤くするイクトの顔だった。こんなイクトの顔を見るのは初めてだった。いつだって余裕そうな顔で自分をからかうイクトの顔しか知らなかった。
「うれしい」
そうイクトは言った。あのイクトが素直にそう言ったのだ。
「な、なにうれしいって・・・。っていうかいいかげん放してよ!」
若干強気を取り戻したあむがイクトの胸の中でジタバタする。
しかし、そんな抵抗をものともしないイクトはあむのおでこに口づけた。
その行為にあむも、あむのしゅごキャラ達も悲鳴を上げる。
「お前、まだお子ちゃまだからおでこで我慢しろよ。もう少し成長したら下のほうにしてやる」
さっきまでの照れた表情はすっかりなくなり、また笑みを浮かべた顔でイクトは言った。
そんなことを言われたあむは顔を真っ赤にさせて叫んだ。
「なにすんのよー!変態!!」
「変態でも何でもいいけど、俺以外にそういう顔すんなよ。唯世にも」
「なにそれ」
「もうお前は俺のもんなんだからな」
「本当に、俺のことが好きなのか?」
そう言うイクトにあむは再度むっとして言う。
「どうせまたバカにするんでしょ」
自分の言葉をイクトが素直に受け止めてくれるとは思わなかったからだ。しかし、そんなあむの考えを打ち破るような言葉が返ってくる。
「お前に好きって言われるとは思ってなかった」
顔をあげたあむの目に映るのは、照れたように顔を赤くするイクトの顔だった。こんなイクトの顔を見るのは初めてだった。いつだって余裕そうな顔で自分をからかうイクトの顔しか知らなかった。
「うれしい」
そうイクトは言った。あのイクトが素直にそう言ったのだ。
「な、なにうれしいって・・・。っていうかいいかげん放してよ!」
若干強気を取り戻したあむがイクトの胸の中でジタバタする。
しかし、そんな抵抗をものともしないイクトはあむのおでこに口づけた。
その行為にあむも、あむのしゅごキャラ達も悲鳴を上げる。
「お前、まだお子ちゃまだからおでこで我慢しろよ。もう少し成長したら下のほうにしてやる」
さっきまでの照れた表情はすっかりなくなり、また笑みを浮かべた顔でイクトは言った。
そんなことを言われたあむは顔を真っ赤にさせて叫んだ。
「なにすんのよー!変態!!」
「変態でも何でもいいけど、俺以外にそういう顔すんなよ。唯世にも」
「なにそれ」
「もうお前は俺のもんなんだからな」