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ドキドキデート!育てる恋心

今日は土曜日。学校はお休み。
生徒会室を含める学校全体の清掃作業が入る日なので、部活動や委員会活動もお休みの日。つまり生徒会の活動もない。
私、花城こはるは昨日の放課後、唯世とデートの約束を取り付けてきました!
転入してきてから忙しい日々が続き、2人でおでかけなんてできずにいました。
今日は念願のデートの日ということで、朝から大忙し。
コーデは昨日の夜に決めておいたけど、軽くメイクをしたり髪型をセットしたり、やることは多かった。
そんなことしていたらなんだかんだ待ち合わせ10分前。
駅前へ急いで走った。

家が向かいどうしなのになんで待ち合わせをしているかというと、単に私がデート感を高めたいためにお願いしたのであった。

「唯世!お待たせ~」

待ち合わせ時間ちょうどに駅前に着くと、唯世はすでに待っていてくれており、笑顔で迎えてくれた。

「おはようこはる」

今日の唯世、いつも以上にキラキラしてる。私服も相変わらず上品でおしゃれだ。
私の恰好へんじゃないかな。唯世のファッションに合わせてきたつもりだけど。

「おはよう唯世!その・・・、今日もとってもかっこいいね」

恥ずかしがりつつもそう言うこはるに、唯世も少し照れつつ

「こはるもとってもかわいいよ。髪型もくるくるしてて素敵だね」

と、期待以上に褒めてくれる。
そして手を差し伸べて、スムーズにエスコートしてくれる。

「今日、どこに行きたいか決まった?」

「まずはね、スタパで新作の飲み物が出てるから飲みに行きたいの!その後は、近くのショッピングモールで買い物できたらなぁって」

確か桜味のフラペチーノが販売開始されていたはずだ。こはるはその有名なカフェが大好きで、新作が販売されるたびに通っていた。

「いいね、じゃあ行こうか」

大好きな唯世との幸せな一日が始まった。
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