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波乱の予感?!帰ってきた幼馴染

「ええええええ転入生が唯世に抱き着いたぁ!?しかも名前呼び捨て!」


時は流れて放課後。
生徒会室に唯世を除く元ガーディアンメンバーが集まっていた。
唯世、空海、なぎひこ、りま、やや、そしてあむの6人が生徒会メンバー。ガーディアンと名前こそ違うものの、仕事内容はほぼほぼ同じ。役職名も生徒会長、副会長と違うものの、キャラ持ちが選ばれるという風習は同じだった。

「それであむちーはどうしたの?何か聞いてきた?どんな関係なのぉ!!!」

「何も聞けてない、というか聞ける雰囲気じゃなかった・・・。休み時間も二人でこそこそどこかに行っちゃうし」

落ち込むあむ。なぎひこと空海は励ます言葉を贈る。

「ま、まぁあむちゃん。もしかしたら昔友だちだったとかかもしれないよ?」

「そうだぜ日奈森元気出せ!唯世が来たら聞けばいいじゃねーか」

「そ、そうだよね!幼馴染とか?」

持ち直していたあむに、りまが言葉をかける。

「まぁ彼女の可能性も高いわね。抱き着いていたんだし。」

「うわぁぁぁ」


その時生徒会室の扉が開く。
唯世がやってきたようだ。

「遅くなってごめんね、みんな!ちょっとバタバタしてて」

「唯世君!・・・ってえぇ!転入生!?」

唯世の後ろにはこはるがいた。手をつないだ状態で。
あむ以外のメンバーは、こはるのそのかわいらしい見た目に驚いていた。

「は、初めまして。花城こはるです。今日転入してきました。よろしくお願いします!」

「ごめんね、みんなには紹介しておきたくて連れてきたんだ。ぼくの幼馴染のこはる。小学校2年生のときまで聖夜小にいたんだけど、お父様の仕事の都合で転校したんだ。そして、しゅごキャラも見えているよ。」

「へぇ、やっぱり幼馴染なのか!俺は相馬空海、生徒会の副会長をしてるぜ。よろしくな!こっちはしゅごキャラのダイチ!」

空海を筆頭にそれぞれ自己紹介をしていく。
こはるには本当にしゅごキャラが見えているようで、キセキたちとも楽しそうに話している。
そして最後にあむの番がきた。

「私日奈森あむ。こはるちゃんと同じクラス。生徒会では役職はないけど、まぁいろいろやってるよ。」

主な仕事内容は×たまの浄化なんて言えないよね~;

「まぁ、あなたが日奈森あむさん!唯世から話はよく伺っております。しゅごキャラさん、本当に4人もいらっしゃるのね、かわいいわ」

そう、こはるは唯世からガーディアンメンバーや聖夜小での学校生活に関して手紙で聞いていた。
特にあむのことに関しては、内容が多かったためよく覚えていた。

「それで日奈森さん、お聞きしたいことがあるのですが。」

「えっ、なに?」

深刻な表情で話し出すこはる。
そしてなぜか焦りだす唯世。

「単刀直入にお聞きします。唯世とは恋人同士なのですか?」


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