君の夢を教えて?叶える気持ち
「私、将来は歌唄ちゃんみたいな歌手になりたいんだ!」
そんな夢を語るのはこはる達のクラスメイト。
ほしな歌唄に憧れる子供たちはこの世界に五万といるであろう。彼女もそのうちの1人であった。
「へぇ、あの子は歌手になりたいんだ。素敵だね」
「歌唄に憧れてるんだ。さすがだなぁ」
こはるとあむは休み時間に作文の作成を共に行っていた。
こはると同じようにあむもまた、自分の夢がはっきりと決まらずにいた。
「もうあと2日しかないのに。これじゃあ発表できないよ~!」
「まぁまぁあむちゃん。もう次の授業始まるよ、席戻ろう」
「そうだね・・・」
こはるもあむも、心の中では少しずつ夢の形を作り始めていた。
ただ、その形に自信を持てないでいたのである。
周りのみんなが夢を見つけて進んでいく中、2人だけ取り残されたような。そんな感情にとらわれていた。
時は流れて放課後。
生徒会の仕事として、こはるとあむ、ややの3人は花壇の水やりに来ていた。
ガーディアンの時から花壇のお世話はみんなでよく行っていた。中学でもそれは変わらず、楽しく活動を行っていた。
「夢?それであむちもこはるたんも悩んでるの」
ややは花に水をあげながら言った。
「そうなの、ややは夢ってある?」
「ややの夢はねー、大人になってもみんなに甘えてすごすことー!」
あむの問いかけに対して自信満々に答えるやや。
それを見てこはるも笑顔になった。
「こはるたん今笑ったでしょ!でもそんなもんでいいんじゃないの?夢って!」
「そうでしゅ!2人とも難しく考えしゅぎでしゅ!」
ぺぺもややに同意する。
言われてみれば難しく考えすぎていた気がする。先生は明確な夢を提示しろとは言っていなかった。
「ふふっそうだね。ありがとうややちゃん」
「さてさてお2人とも手が止まっておりますぞ~。このままじゃ終わらないよ!」
年下で甘えっこのややにそう言われてしまった。こはるとあむは顔を見合わせて笑いあって、作業を再開した。
そんな夢を語るのはこはる達のクラスメイト。
ほしな歌唄に憧れる子供たちはこの世界に五万といるであろう。彼女もそのうちの1人であった。
「へぇ、あの子は歌手になりたいんだ。素敵だね」
「歌唄に憧れてるんだ。さすがだなぁ」
こはるとあむは休み時間に作文の作成を共に行っていた。
こはると同じようにあむもまた、自分の夢がはっきりと決まらずにいた。
「もうあと2日しかないのに。これじゃあ発表できないよ~!」
「まぁまぁあむちゃん。もう次の授業始まるよ、席戻ろう」
「そうだね・・・」
こはるもあむも、心の中では少しずつ夢の形を作り始めていた。
ただ、その形に自信を持てないでいたのである。
周りのみんなが夢を見つけて進んでいく中、2人だけ取り残されたような。そんな感情にとらわれていた。
時は流れて放課後。
生徒会の仕事として、こはるとあむ、ややの3人は花壇の水やりに来ていた。
ガーディアンの時から花壇のお世話はみんなでよく行っていた。中学でもそれは変わらず、楽しく活動を行っていた。
「夢?それであむちもこはるたんも悩んでるの」
ややは花に水をあげながら言った。
「そうなの、ややは夢ってある?」
「ややの夢はねー、大人になってもみんなに甘えてすごすことー!」
あむの問いかけに対して自信満々に答えるやや。
それを見てこはるも笑顔になった。
「こはるたん今笑ったでしょ!でもそんなもんでいいんじゃないの?夢って!」
「そうでしゅ!2人とも難しく考えしゅぎでしゅ!」
ぺぺもややに同意する。
言われてみれば難しく考えすぎていた気がする。先生は明確な夢を提示しろとは言っていなかった。
「ふふっそうだね。ありがとうややちゃん」
「さてさてお2人とも手が止まっておりますぞ~。このままじゃ終わらないよ!」
年下で甘えっこのややにそう言われてしまった。こはるとあむは顔を見合わせて笑いあって、作業を再開した。