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刻巡りて神と人は出会う [ゼノバース2世界観]

必死にスピードを上げ、息を切らしながら家に戻ろうとした時、僕はある光景を見た。それは、母が普段身に付けているピアスだった。
ミゼル「!あれは母さんの!!」
僕は下まで降りると、ピアスを手に取った。
ミゼル[やっぱり、母さんの...!]
ミゼル(母さんが近くにいるのかな?!)
しばらく周囲を見渡していると後ろから、誰かが僕の腕を引いた。
ミゼル[ッ?!誰!!]
??[ミゼル..!!]
ミゼル[母さん!!]
僕の腕を引いた人物、それは血だらけになった、僕の母だった。
ミゼル[母さん!!誰がこんな事を!!]
母[落ち着いてッ!..聞きなさッ!...い!母さんは、...もうッ!!..助か、らない...ッ!!あなたは、逃げなさ...!い!!]
途切れ途切れに紡がれる言葉に僕は頭が混乱する感覚を覚えた。
ミゼル[!?何言ってるんだよ!!早く母さんも逃げないと!!!]
母[!!来る...!!ミゼル早く、逃げッ!..て!!!]
母さんが叫ぶとそこには、強大な邪気を纏った黒衣の男が立っていた。僕は思わずゾッとした。死の恐怖ではない別の恐怖が僕の理性を支配しようと、していたからだ。
????[まだ生きていたのか...]
ミゼル[ッ!!]
母[ミゼル!!逃げ、てッ!!!]
????[黙れ]
そう男が言いは放つと、男は母を気弾で貫いた。
ミゼル[母さん?!!]
僕が母の前に駆け寄るり連呼しても、母の応答は無い。
ミゼル[母さん!!母さんッ!!]
????[やっと死んだか]
その言葉を言われた時、僕の理性が死んだ。
ミゼル[......]
????[安心しろ。お前も母親と同じ場所へ送ってやる..!]
ミゼル[.ぁぁあ!....ぁぁ!]
????[?]
ミゼル[あぁぁああぁぁあッッッ!!!]
????[ハハハッ!!狂ったか!随分と哀れなものだな人間!!]
ミゼル[あぁぁああぁぁあッッ!!!]
絶叫すると同時に、内から何か力が込み上げてきた。僕はその力を解放させると、辺りは青い光に包まれてーーー!!
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