ずっと駄目かと思ってた。君には届かないか・・と。だけど、諦めきれなかった。君を助けかったから。
僕は幾度の時を繰り返し、いろんな結末を見てきた。そのたびに、自分の無力さ、非力さを味わった。けど・・もう一回、もう一回だけ、君や、ゴワス様と共に過ごしたかった。それが、僕の幸せだった。
ザマス・・皆を信じてみて。僕を支えてくれた皆を、助けてくれた皆をどうか信じてあげて。受け入れ難いと思う人もいると思う。でも、みんながみんな、そんな人達ばかりでは無いと僕は思うよ。
ザマス、君を信じてくれている人は必ずいるから、だから、皆を、自分を傷つけないで、大切にしてあげてね。
僕最後まで、君をわかってあげられなかった。ごめんね。
ゴワス様、僕は途中でザマスをはなしてしまいました。そんな僕を貴方は許して頂けますか。ザマスともう一度、過ごせますか。そうなるよう僕は、行きます。皆が、ザマスが笑顔で手を取り合って暮らせる、そんな世界になるために僕は行きます。ゴワス様・・迷惑ばかり、かけてしまい申し訳ありません。
ザマス・・ごめんね。あの時はなしてしまって、君を分かってあげられなくて、君の笑顔・・君を助けられるその日まで、僕は行きます。終わりのない旅へ。