I want to protect you ~キミを救いたい~
??? [ハムーッ!!!]
消えていく感覚の中、意識の中、誰かが僕を呼ぶ声がした。その姿を見て僕は————!!
ハム 「っ⁈」
ハム (…夢?)
先程見た悪夢で飛び起きた僕は、肩で息をしながら、周りを確認したが、其所あるのは、ビルや建物ばかりで見慣れた景色は一つも無い。
ハム 「ここは…どこ?」
僕は周りを確認しながら、恐る恐る前に進む。すると、ひとりの男の子が僕に気づいた。
??? 「誰だ!」
ハム 「っ⁉」
僕がピクっと震えると、男の子は気を緩め、話しかけてきた。
??? 「……お前は?」
ハム 「え……?」
??? 「ここで何してるんだ?」
僕はこれまでの事を必死で思い出そうとするが、なぜか何かに邪魔されるかのように、モヤがかかり思い出せない。
ハム 「分からないんです…。目が覚めたら、ここに居て…」
??? 「じゃあ、どこから来たとか覚えてないのか?」
ハム 「分からない。僕がどこから来て、何者なのか…」
??? 「うーん…」
男の子が困り果てる中、僕はモヤが唯一かかってないものがあった事に気付きそれを男の子に伝えた。
ハム 「でも、名前は覚えてます」
??? 「お前の名前は?」
よく分からないけど、名前の無い筈の僕に誰かがつけてくれた大切なもの。それだけは、鮮明に感覚が覚えていた。
ハム 「僕の名前はハム。君は?」
名乗り終わると、男の子も自分の名を名乗った。
トランクス 「俺の名前はトランクス」
トランクスと名乗った時だった。奥の方から、女の人の声が聞こえ此方に向かって来た。
??? 「トランクス!」
トランクス 「ママ…!」
??? 「あら、どうしたのこの子?」
トランクス 「分からないんだ。俺が気を感じて来て見たら、ここにいて……。あと、名前以外覚えていないらしくて…」
??? 「うーん。もしかしたら、記憶喪失かもしれないわね」
トランクスのお母さん?は、僕の状態を見て記憶喪失と疑った。僕も自分の今の状態に心当たりがあったせいか、トランクスのお母さんの一言で確信に変わった。
ハム 「記憶喪失……」
??? 「あなた。住む場所もないんでしょ?記憶が戻るまでの間、私の家に住む?」
ありがたい言葉が出た。この言葉に僕は喜んで返答した。
ハム 「!はい!!お願いします!」
トランクス 「俺も宜しくな。ハムさん」
ハム 「ハムで大丈夫ですよ!」
トランクス 「わかった!それと、俺の名前も呼び捨てでいいぜ。あと、できれば敬語も外してくれると嬉しいな!」
ハム 「わかった!トランクス…!これから、宜しくね!」
??? 「ふふふ…。あなた、名前はハムであってる?」
ハム 「はい!」
ブルマ 「私はブルマ。宜しくね!ハムくん」
ハム 「はい!宜しくお願いします!ブルマさん!トランクス!」
ブルマ [じゃあ!部屋まで案内しないとね!トランクス頼めるかしら?]
トランクス [いいぜ]
ブルマ [ありがとう!じゃあハムくん後は、トランクスに聞いてね!じゃあ!]
ブルマさんはそう言うと、そそくさと建物の中に消えて行った。
ハム [はい!!ありがとうございます!!]
そういう事で、トランクスが僕を部屋まで案内してくれるという事になった。その道中僕はある青年に目が止まった。トランクスと同じ髪型をした。背中に剣を背負った青髪の青年だ。僕はそれが気になり、青年に近づいた。
ハム [あの!ごめんなさい!貴方のお名前は?]
??? [!はい!俺の名前は…トランクスです]
消えていく感覚の中、意識の中、誰かが僕を呼ぶ声がした。その姿を見て僕は————!!
ハム 「っ⁈」
ハム (…夢?)
先程見た悪夢で飛び起きた僕は、肩で息をしながら、周りを確認したが、其所あるのは、ビルや建物ばかりで見慣れた景色は一つも無い。
ハム 「ここは…どこ?」
僕は周りを確認しながら、恐る恐る前に進む。すると、ひとりの男の子が僕に気づいた。
??? 「誰だ!」
ハム 「っ⁉」
僕がピクっと震えると、男の子は気を緩め、話しかけてきた。
??? 「……お前は?」
ハム 「え……?」
??? 「ここで何してるんだ?」
僕はこれまでの事を必死で思い出そうとするが、なぜか何かに邪魔されるかのように、モヤがかかり思い出せない。
ハム 「分からないんです…。目が覚めたら、ここに居て…」
??? 「じゃあ、どこから来たとか覚えてないのか?」
ハム 「分からない。僕がどこから来て、何者なのか…」
??? 「うーん…」
男の子が困り果てる中、僕はモヤが唯一かかってないものがあった事に気付きそれを男の子に伝えた。
ハム 「でも、名前は覚えてます」
??? 「お前の名前は?」
よく分からないけど、名前の無い筈の僕に誰かがつけてくれた大切なもの。それだけは、鮮明に感覚が覚えていた。
ハム 「僕の名前はハム。君は?」
名乗り終わると、男の子も自分の名を名乗った。
トランクス 「俺の名前はトランクス」
トランクスと名乗った時だった。奥の方から、女の人の声が聞こえ此方に向かって来た。
??? 「トランクス!」
トランクス 「ママ…!」
??? 「あら、どうしたのこの子?」
トランクス 「分からないんだ。俺が気を感じて来て見たら、ここにいて……。あと、名前以外覚えていないらしくて…」
??? 「うーん。もしかしたら、記憶喪失かもしれないわね」
トランクスのお母さん?は、僕の状態を見て記憶喪失と疑った。僕も自分の今の状態に心当たりがあったせいか、トランクスのお母さんの一言で確信に変わった。
ハム 「記憶喪失……」
??? 「あなた。住む場所もないんでしょ?記憶が戻るまでの間、私の家に住む?」
ありがたい言葉が出た。この言葉に僕は喜んで返答した。
ハム 「!はい!!お願いします!」
トランクス 「俺も宜しくな。ハムさん」
ハム 「ハムで大丈夫ですよ!」
トランクス 「わかった!それと、俺の名前も呼び捨てでいいぜ。あと、できれば敬語も外してくれると嬉しいな!」
ハム 「わかった!トランクス…!これから、宜しくね!」
??? 「ふふふ…。あなた、名前はハムであってる?」
ハム 「はい!」
ブルマ 「私はブルマ。宜しくね!ハムくん」
ハム 「はい!宜しくお願いします!ブルマさん!トランクス!」
ブルマ [じゃあ!部屋まで案内しないとね!トランクス頼めるかしら?]
トランクス [いいぜ]
ブルマ [ありがとう!じゃあハムくん後は、トランクスに聞いてね!じゃあ!]
ブルマさんはそう言うと、そそくさと建物の中に消えて行った。
ハム [はい!!ありがとうございます!!]
そういう事で、トランクスが僕を部屋まで案内してくれるという事になった。その道中僕はある青年に目が止まった。トランクスと同じ髪型をした。背中に剣を背負った青髪の青年だ。僕はそれが気になり、青年に近づいた。
ハム [あの!ごめんなさい!貴方のお名前は?]
??? [!はい!俺の名前は…トランクスです]
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