刻巡りて神と人は出会う [ゼノバース2世界観]
そして、コントン都に招かれた日。私は時の界王神に言われた通り人間共の前に出た。
私を見た時の、人間共の怯える表情を見るのはとてもが心地いい…が、流石の私も此処には長居はしたく無かった為、私は人間共を睨みながらその場を去った。
人間共を見たことで気分が悪くなった私は、自室に戻ろうと廊下を歩いていた。が、その時、私の肩にに何かがぶつかった。
ザマス[…ッ!貴様!!!]
だが、後ろを振り返ると何も居なかった。明らかに人間の肩があたった感覚がしたにも関わらず、その場所には私以外誰も居ないのだ。
ザマス[…気のせい…か]
気味の悪さを残しながらも、私は自室に戻った。
翌日、私は昨日帰り際に通りかかった丘へと向かっていた。
ザマス(彼処は人間共の偵察をするのに丁度良い…。それに、人間共に関わるのも少ない。こんなにも最適な場所があるか?)
そんなことを考えていた私だったが、それは直ぐに考え直される事になった。
ザマス[チッ…!!何故此処に人間が…!!]
丘に着くと其所には、一人の人間が寝息という名の轟音をたてていた。
ザマス(ッ!!何だ?!この轟音は!!)
耳を塞いでもなお響きわたる寝息と呼べるのかも危うい轟音という名の攻撃。そんな状況で私は声を荒らげた。
ザマス[ッ!!!さっさと起きろ人間!!]
人間[…ん、…なに?せっかく人が良い気持ちで寝てたのに…]
ザマス[やっと起きたか人間……!貴様、よくのうのうと神が居座る聖域に入り込んだものだな?どうしてくれるものか…]
私がそう言うと、人間は私の言葉に反してこう返してきた。
人間[別に良いと思うけど?此処は僕達タイムパトローラーが主に住んでいる場所だ。どこで寝たって僕の自由…でしょ?]
私は、''たかが人間''風情が偉大なる神の言葉を受け入れず反論してきた事に、怒りで気を高めた。すると、気の高まりを感じたのか、人間はこう言った。
人間[無駄な争いは昔から好きじゃないんだ。僕はこれで失礼するよ…]
ザマス[待て!!!!]
私が呼び止め、人間が振り返った一瞬、微かに神の気が辺りに漂った。
人間[なに?]
ザマス[っ!!]
(この気はまさか?!!)
人間[...何も無いなら行くね]
そう言い残し、人間は姿を消した。
ザマス(あの人間から、漂っていたあの気は…)
その場に残った私は、あの人間から漂っていた神の気に対して頭を巡らせ佇んだ。
ーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーー
翌日も、あの場所に向かうと其所には案の定人間の姿があった。
ザマス[……よくのうのうと、神の聖域に立ち入れるものだな人間よ]
人間[…]
こちらに目も向けることもな無く、黙り込む人間。そんな人間に私は内心呆れと、怒りを感じた。
ザマス(この人間は私の、神の言葉を聞く気も無いのか?ああ…なんと図々しい!!)
ザマス[人間貴様…!!余程、私を侮辱したいようたな?]
人間[…]
相変わらず何も言わない人間。コイツに魂はあるのか?そんな下らないことも溢れてくる。私が、口を開こうとした時だった。
人間[ねぇ…ザマス]
此方を一方に無視し続けていた人間が、急に口を開いたかと思えば、私利私欲に神に問うた事で私の内に怒りが込み上げる。
ザマス[なんだ…?]
睨みながら答えると人間は、微笑みながら思わぬ事を言った。
人間[僕の師匠になってくれない?]
ザマス[……は?]
私を見た時の、人間共の怯える表情を見るのはとてもが心地いい…が、流石の私も此処には長居はしたく無かった為、私は人間共を睨みながらその場を去った。
人間共を見たことで気分が悪くなった私は、自室に戻ろうと廊下を歩いていた。が、その時、私の肩にに何かがぶつかった。
ザマス[…ッ!貴様!!!]
だが、後ろを振り返ると何も居なかった。明らかに人間の肩があたった感覚がしたにも関わらず、その場所には私以外誰も居ないのだ。
ザマス[…気のせい…か]
気味の悪さを残しながらも、私は自室に戻った。
翌日、私は昨日帰り際に通りかかった丘へと向かっていた。
ザマス(彼処は人間共の偵察をするのに丁度良い…。それに、人間共に関わるのも少ない。こんなにも最適な場所があるか?)
そんなことを考えていた私だったが、それは直ぐに考え直される事になった。
ザマス[チッ…!!何故此処に人間が…!!]
丘に着くと其所には、一人の人間が寝息という名の轟音をたてていた。
ザマス(ッ!!何だ?!この轟音は!!)
耳を塞いでもなお響きわたる寝息と呼べるのかも危うい轟音という名の攻撃。そんな状況で私は声を荒らげた。
ザマス[ッ!!!さっさと起きろ人間!!]
人間[…ん、…なに?せっかく人が良い気持ちで寝てたのに…]
ザマス[やっと起きたか人間……!貴様、よくのうのうと神が居座る聖域に入り込んだものだな?どうしてくれるものか…]
私がそう言うと、人間は私の言葉に反してこう返してきた。
人間[別に良いと思うけど?此処は僕達タイムパトローラーが主に住んでいる場所だ。どこで寝たって僕の自由…でしょ?]
私は、''たかが人間''風情が偉大なる神の言葉を受け入れず反論してきた事に、怒りで気を高めた。すると、気の高まりを感じたのか、人間はこう言った。
人間[無駄な争いは昔から好きじゃないんだ。僕はこれで失礼するよ…]
ザマス[待て!!!!]
私が呼び止め、人間が振り返った一瞬、微かに神の気が辺りに漂った。
人間[なに?]
ザマス[っ!!]
(この気はまさか?!!)
人間[...何も無いなら行くね]
そう言い残し、人間は姿を消した。
ザマス(あの人間から、漂っていたあの気は…)
その場に残った私は、あの人間から漂っていた神の気に対して頭を巡らせ佇んだ。
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翌日も、あの場所に向かうと其所には案の定人間の姿があった。
ザマス[……よくのうのうと、神の聖域に立ち入れるものだな人間よ]
人間[…]
こちらに目も向けることもな無く、黙り込む人間。そんな人間に私は内心呆れと、怒りを感じた。
ザマス(この人間は私の、神の言葉を聞く気も無いのか?ああ…なんと図々しい!!)
ザマス[人間貴様…!!余程、私を侮辱したいようたな?]
人間[…]
相変わらず何も言わない人間。コイツに魂はあるのか?そんな下らないことも溢れてくる。私が、口を開こうとした時だった。
人間[ねぇ…ザマス]
此方を一方に無視し続けていた人間が、急に口を開いたかと思えば、私利私欲に神に問うた事で私の内に怒りが込み上げる。
ザマス[なんだ…?]
睨みながら答えると人間は、微笑みながら思わぬ事を言った。
人間[僕の師匠になってくれない?]
ザマス[……は?]