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刻巡りて神と人は出会う [ゼノバース2世界観]


時の界王神[あなたにタイムパトローラー達の先生になって欲しいの!!お願い出来るわよね?]
ザマス[……]
最悪だ…。何が最悪かいうと、私は今時の界王神から脅しのような事をされている。何故こうなったか..そう考え時を遡る。
それは数時間前こと‥突然私の所へやってきた時の界王神は私に出会って早々こう言った。
時の界王神[あなたにコントン都に来て、そこに住むタイムパトローラー達の先生になって欲しいの!]…と。
吐き気がした。
ザマス(何故、偉大なる神である私が、崇高なる神である私がたかが人間共に力を貸さねばならぬ?!この者正気か?!!)
私は怒りや、敵意を込めた目で時の界王神を睨みなから、先程の問いに返答した。
ザマス[私にたかが人間共の師になれだと!!?ふざけるな!!]
時の界王神[……まぁ、そうよね]
ザマス[なら、さっさと....!]
時の界王神[でもいいの?コントン都に来て、力を貸してくれれば、これまで貴方のしてきた事を私達への貢献という事で、罪を軽く出来るかどうか、全王様に掛け合わせてみるけど?]
ザマス[なに?!]
時の界王神[ああ!それと、もし力を貸せなかったら、貴方が今までしてきた事を全王様に報告するわよ]
全王に報告…その言葉を聞いた時、私は血の気が引いた。このままでは今まで築き上げてきた事が全て無に返ってしまう。私は反射的に立ち上がり時の界王神をさらに強く睨んだ。
ザマス[っ!!貴様!!]
時の界王神[もう一度聞くわね?]
ザマス[…っ!]
時の界王神[あなたにタイムパトローラー達の先生になって欲しいの!!お願い出来るわよね?]
ザマス[……]
時の界王神[……]
ザマス[いいだろう。貴様等にこの力を貸してやろう。ただし…全王には絶対掛け合え…!!]
私は時の界王神の脅しを仕方なく了承した。仕方が無かったのだ…!あの計画を無に返されるよりは。苦痛だが、私は人間共に力を貸してやる方を選んだ。さらに、時の界王神に全王に掛け合うように強く念を押しておいた。
時の界王神[わかったわ。じゃあ最後に一つだけ…]
ザマス[何だ?]
時の界王神[コントン都に来た時に皆の前に出てきて欲しいの。いいわね?]
ザマス[フン…!]
時の界王神[ありがとう。それじゃ宜しくね]
ザマス[…]
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