刻巡りて神と人は出会う [ゼノバース2世界観]
その後も、魔界の者との戦闘を続けている私と人間だったが…どれだけ攻撃しようとも、その攻撃は軽々しく避けられ攻撃に転じられる。
しかも時間が掛かっているせいか、私はともかく人間は少々息が上がっているようだった。
ザマス「チッ!しぶといな…!」
ミゼル「まだいけそうかい?」
息が上がる程に体力が無いであろう筈の人間は、少々挑発するかの様に私に笑みを向ける。
この笑みの意味を大体察せれるようになってきてしまった私は、まるで毒を吐くかの様にまたこの人間に怒声を浴びせる。
ザマス「言われずとも…!!」
ヤケクソに身を構え、戦闘体制を整えなおすと、あの魔界の者は薄気味笑いをしているようだった。その状態を気味が悪いと思いながらもしばらく見ていると、魔界の者は私の怒りに触れる言葉を言い放つ。
???「ははっ…!お互い「色々ある」のに随分親しげだな…?」
ザマス「巫山戯るな!!私が人間風情等と…!そんなものあって良い筈が無い!!」
???「そうだよなぁ?でもよ。あんな風に赤面してたら、そう見えちまってもしょうがねぇんじゃねぇの…?」
ザマス「!違う…!私はそんな事など…!!」
???「嘘は良くねぇな。なぁミゼル」
そう魔界の者が言うと、背後から人間が私の手をぎゅっと掴み、そのまま後ろで一纏めに拘束した。
ザマス「何をする!離せっ!!」
少々動転している意識の中で後ろを振り向くと、そこにいたのは正気を失い…まるで死者の表情をしている人間だった。
見てわかったが、先程まであった光は其処にはもう無く…代わりに深く暗い深淵の様な寒い瞳だけが残っている。
ザマス(人間…!何をしている!!何時ものお前はそんなこと等…!)
私の真意に反して人間は力無い自身の片手に気の刃を纏わせ、そのまま自身の腕にそれを近づけ初める。そして……その行動が何を意味のかを行動を私はすぐに察した。
ザマス「…っ!?貴様人間を正気に戻せ!!」
???「俺に言われてもなぁ。俺は只ミゼルの「真意」を実現させてやってるだけだぜ?」
再び人間の方を振り返る。先程と変わらない覇気のない表情。だが、一瞬だけ読み取れた真意。それは……。
ザマス「…!!人間やめろ…!無駄な行為を見せるな!人間!!」
???「さあ…時間だ」
私がどれだけ呼ぼうと人間は止めようとはしない。そして…気の刃が人間の腕に着こうとした時だ。
突然視覚外からの気弾が降り注ぎ、そのまま魔界の者に直撃し、人間の洗脳が解けたのは。
???「ちっ!増援か…!」
スクード「大丈夫ですかミゼルさん!」
ミゼル「う、うん。少し呆けてた…。ごめん……。ザマスも迷惑かけてごめんね」
スクード「……魔界の者か?」
???「そうだが?何か問題があるのか?」
スクード「ミゼルさんに何をした…」
???「見てわかるだろ?ちょっとした御呪いさ。…其処でボケてる神様に教えてやるよ。この御呪いはな、「心の傷が深ければ深い程よく効く」んだ…」
ザマス「何が言いたい?」
???「答え合わせはまた今度な」
そう言い残すのと魔界の者は暗闇の渦の中に消えて行き、その場に残された人間共と私は、なんとも言い難く不快な空気の中に飲まれていきもどかしさを感じる事しかなかった。
この空気を察してか、人間の弟子である男がまるでその場から逃げる様にある提案を言い出す。
スクード「行ったか…。おい…さっさと帰るぞ」
ミゼル「うん。…ザマスも行こう」
人間から差し伸べらる手に私は一瞬迷いながらも、また直ぐに容赦無く跳ね除けた。
ザマス「フン…」
先程跳ね除けた「人間の」手の感触が少々気になりながらも、私は時の巣に戻る為、再びあの光に包まれ始める。
そして思い出す…あの者の言葉。
心の傷が深ければ深い程よく効く。
一体この人間の何がそうさせているのだろうか。そしてこの者の願望…そして真意は……。それを少し垣間見てしまったあの感覚は…。
ザマス(………心の傷…か)
ーーーーーーーーーーー ーー ーーーーーーー ーーーー
周囲を纏っていた光が消え目を開けると時の巣に戻っており、あの忌まわしい人間と時の界王神と老ぼれ界王神の三人が立っていた。
時の界王神「三人共お疲れ様!全く…貴方達二人が途中通信が取れなくてびっくりしたわよ…!!まさかまた魔界の者達だったなんて…!
」
老界王神「何故か最近、魔界の者達が活動が増えておる気がするのお…。もしやお前さんの…」
時の界王神「ちょっと!ストップストップ!!それは機密事項よ!
!おじいちゃん!!」
トランクス「そうですよ!!これは基本内密に…!」
ヒィラ「ちょっと貴方たち!!少しは機密っぽくして下さいよ…!知らない人も本人も目の前に居るんです!!しっかりしてください!!」
時の界王神「ごめんなさい!ヒィラ…!!今度から気をつけるわ!」
ヒィラ「まったく…!一番知って困るやつが居るってのになぁ…」
あの女がまた此方を薄く睨みつける。それを見て私も流石に我慢の限界が来て、その場を後にしようと足を進める。
ザマス「チッ…!人間行くぞ!」
ミゼル「ちょっ…!?どうしたの!待ってよザマス!!」
ザマス「許可無く私に触るな!!にんげ…!!」
人間が私の手に触れたその瞬間、左手に巻いてあった布の切れ端が、''するり''と地面に落ちる。その時、不意に先程まで出血していた箇所を見るとそこには先程まであれほど出血していた箇所が完治していた。
ミゼル「傷が…治ってる」
やはり人間も少々驚いている様だが、私の経験上これほどまでに完治が遅れた事は今まで一度も無く…それのことが私の頭に動揺を引き寄せていた。
ザマス(おかしい…!普段ならここまで遅れる事など無い筈…!!)
ミゼル「……やっぱりさっき打ち込まれたのは毒だね」
ザマス「毒…だと?」
ミゼル「そう。…幾ら不死でも自然治癒と並行に毒が入ったらその解毒をしなきゃいけないからね。…にしてもこれは少し強いな。……ヒィラ、念のため解毒をお願い出来るかい?」
ヒィラ「はぁ…。しょうがないわね」
嫌々ながらあの女が癒しの力で解毒をすると、即座に元いた場所に戻って行った。
ヒィラ「はい出来た。じゃあさっさとどっかに連れてって頂戴。アタシはスクードが帰ってきた事をシェイニーに教え無くちゃ行けないから」
ミゼル「分かった。二人共お疲れ様…!また明日ね!」
スクード「はーい」
ヒィラ「じゃあまた明日」
ミゼル「うん…!じゃあそれぞれの部屋に戻ろうか。ザマス」
ザマス「貴様に言われずともそうする」
ーーーーーーー ーーーーーーーーーーー ーーーーーー
人間と共に時の巣を出て、私の目に不快な光景が目に入った。
それは……先程まで正気を失っていた人間共の姿だ。しかも皆よって集って人間に寄ってくる。
気色が悪く不快な気持ちが大きかったが、私は仕方なくあの人間の側に居た。
タイムパトローラー「ミゼルさん!お疲れ様です!!おかげで楽になりました!!本当にありがとうございます!!」
ミゼル「うん!僕もみんなが治って嬉しいよ…!」
タイムパトローラー「本当にミゼルさんには頭が上がりません!!ありがとうございます!!」
ミゼル「そんなに畏まらないで!気持ちだけでも嬉しいからさ…!」
タイムパトローラー「それにしても……」
…先程から人間共のやりとりを遠目から見ていた男が突然ズカズカと私の方に向かってくる。前まで来ると、いやらしい笑みを浮かべながら…ある言葉を言い放った。
タイムパトローラー「なんでミゼルさんがこんなヤツと一緒に居るんです…?」
威圧的な目を向けながら、私を睨む人間共に私は一瞬気の刃を出しかけるが、それを察してか人間は要らぬ仲裁を図ろうとする。
ミゼル「ザマスには僕から師弟関係を申し出たんだ。だから…」
タイムパトローラー「ミゼルさん」
タイムパトローラー「こんなヤツに騙されちゃ駄目です!!どうせミゼルさんを利用して捨てる手駒としか思って無いでしょうし…!何より!ミゼルさんの身が危ないです!!」
タイムパトローラー「そうですよ!ミゼルさん!…早くこんなヤツなんか…消」
ミゼル「あっ…!ザマス!!」
必死に追いかけてくる人間をないものにしながら、私はその場を離れた。
そして心に決めた。此処には使える人間は居ないと、此処には断罪する者しか居ないと、此処には駒になる人間は居ないと、此処には……。
ザマス(やはり此処には私の……は居ない!!)
ーーーーーーーー ーー ーーーーーーーーーーー ーーーーー
???side……。
???「おかえりなさい。昔日の双葉…」
昔日の双葉「その通り名はよして下さいよ…。全く、あんたのせいで気持ち悪いもん魅せられたじゃねぇすか…」
???「別に良いじゃないか。現状確認出来るでしょ?」
昔日の双葉「そうだけどよ。あんたはあれキモくねぇの…?」
???「キメェに決まってんだろ。あんなヤツ…」
昔日の双葉「そりゃそうだな。…ところでアイツからの定期連絡はまだか?」
???「まだだ。忙しいんだろ」
昔日の双葉「そうだろうな」
???「それよりお前は自分の為すべき事をなせ。あいつを…ミゼルルを解放するんだろう?」
昔日の双葉「そうだな。俺はその為に此処にいるからな」
???「それでいい。俺達は……」
???「処するものを処すだけだ」
しかも時間が掛かっているせいか、私はともかく人間は少々息が上がっているようだった。
ザマス「チッ!しぶといな…!」
ミゼル「まだいけそうかい?」
息が上がる程に体力が無いであろう筈の人間は、少々挑発するかの様に私に笑みを向ける。
この笑みの意味を大体察せれるようになってきてしまった私は、まるで毒を吐くかの様にまたこの人間に怒声を浴びせる。
ザマス「言われずとも…!!」
ヤケクソに身を構え、戦闘体制を整えなおすと、あの魔界の者は薄気味笑いをしているようだった。その状態を気味が悪いと思いながらもしばらく見ていると、魔界の者は私の怒りに触れる言葉を言い放つ。
???「ははっ…!お互い「色々ある」のに随分親しげだな…?」
ザマス「巫山戯るな!!私が人間風情等と…!そんなものあって良い筈が無い!!」
???「そうだよなぁ?でもよ。あんな風に赤面してたら、そう見えちまってもしょうがねぇんじゃねぇの…?」
ザマス「!違う…!私はそんな事など…!!」
???「嘘は良くねぇな。なぁミゼル」
そう魔界の者が言うと、背後から人間が私の手をぎゅっと掴み、そのまま後ろで一纏めに拘束した。
ザマス「何をする!離せっ!!」
少々動転している意識の中で後ろを振り向くと、そこにいたのは正気を失い…まるで死者の表情をしている人間だった。
見てわかったが、先程まであった光は其処にはもう無く…代わりに深く暗い深淵の様な寒い瞳だけが残っている。
ザマス(人間…!何をしている!!何時ものお前はそんなこと等…!)
私の真意に反して人間は力無い自身の片手に気の刃を纏わせ、そのまま自身の腕にそれを近づけ初める。そして……その行動が何を意味のかを行動を私はすぐに察した。
ザマス「…っ!?貴様人間を正気に戻せ!!」
???「俺に言われてもなぁ。俺は只ミゼルの「真意」を実現させてやってるだけだぜ?」
再び人間の方を振り返る。先程と変わらない覇気のない表情。だが、一瞬だけ読み取れた真意。それは……。
ザマス「…!!人間やめろ…!無駄な行為を見せるな!人間!!」
???「さあ…時間だ」
私がどれだけ呼ぼうと人間は止めようとはしない。そして…気の刃が人間の腕に着こうとした時だ。
突然視覚外からの気弾が降り注ぎ、そのまま魔界の者に直撃し、人間の洗脳が解けたのは。
???「ちっ!増援か…!」
スクード「大丈夫ですかミゼルさん!」
ミゼル「う、うん。少し呆けてた…。ごめん……。ザマスも迷惑かけてごめんね」
スクード「……魔界の者か?」
???「そうだが?何か問題があるのか?」
スクード「ミゼルさんに何をした…」
???「見てわかるだろ?ちょっとした御呪いさ。…其処でボケてる神様に教えてやるよ。この御呪いはな、「心の傷が深ければ深い程よく効く」んだ…」
ザマス「何が言いたい?」
???「答え合わせはまた今度な」
そう言い残すのと魔界の者は暗闇の渦の中に消えて行き、その場に残された人間共と私は、なんとも言い難く不快な空気の中に飲まれていきもどかしさを感じる事しかなかった。
この空気を察してか、人間の弟子である男がまるでその場から逃げる様にある提案を言い出す。
スクード「行ったか…。おい…さっさと帰るぞ」
ミゼル「うん。…ザマスも行こう」
人間から差し伸べらる手に私は一瞬迷いながらも、また直ぐに容赦無く跳ね除けた。
ザマス「フン…」
先程跳ね除けた「人間の」手の感触が少々気になりながらも、私は時の巣に戻る為、再びあの光に包まれ始める。
そして思い出す…あの者の言葉。
心の傷が深ければ深い程よく効く。
一体この人間の何がそうさせているのだろうか。そしてこの者の願望…そして真意は……。それを少し垣間見てしまったあの感覚は…。
ザマス(………心の傷…か)
ーーーーーーーーーーー ーー ーーーーーーー ーーーー
周囲を纏っていた光が消え目を開けると時の巣に戻っており、あの忌まわしい人間と時の界王神と老ぼれ界王神の三人が立っていた。
時の界王神「三人共お疲れ様!全く…貴方達二人が途中通信が取れなくてびっくりしたわよ…!!まさかまた魔界の者達だったなんて…!
」
老界王神「何故か最近、魔界の者達が活動が増えておる気がするのお…。もしやお前さんの…」
時の界王神「ちょっと!ストップストップ!!それは機密事項よ!
!おじいちゃん!!」
トランクス「そうですよ!!これは基本内密に…!」
ヒィラ「ちょっと貴方たち!!少しは機密っぽくして下さいよ…!知らない人も本人も目の前に居るんです!!しっかりしてください!!」
時の界王神「ごめんなさい!ヒィラ…!!今度から気をつけるわ!」
ヒィラ「まったく…!一番知って困るやつが居るってのになぁ…」
あの女がまた此方を薄く睨みつける。それを見て私も流石に我慢の限界が来て、その場を後にしようと足を進める。
ザマス「チッ…!人間行くぞ!」
ミゼル「ちょっ…!?どうしたの!待ってよザマス!!」
ザマス「許可無く私に触るな!!にんげ…!!」
人間が私の手に触れたその瞬間、左手に巻いてあった布の切れ端が、''するり''と地面に落ちる。その時、不意に先程まで出血していた箇所を見るとそこには先程まであれほど出血していた箇所が完治していた。
ミゼル「傷が…治ってる」
やはり人間も少々驚いている様だが、私の経験上これほどまでに完治が遅れた事は今まで一度も無く…それのことが私の頭に動揺を引き寄せていた。
ザマス(おかしい…!普段ならここまで遅れる事など無い筈…!!)
ミゼル「……やっぱりさっき打ち込まれたのは毒だね」
ザマス「毒…だと?」
ミゼル「そう。…幾ら不死でも自然治癒と並行に毒が入ったらその解毒をしなきゃいけないからね。…にしてもこれは少し強いな。……ヒィラ、念のため解毒をお願い出来るかい?」
ヒィラ「はぁ…。しょうがないわね」
嫌々ながらあの女が癒しの力で解毒をすると、即座に元いた場所に戻って行った。
ヒィラ「はい出来た。じゃあさっさとどっかに連れてって頂戴。アタシはスクードが帰ってきた事をシェイニーに教え無くちゃ行けないから」
ミゼル「分かった。二人共お疲れ様…!また明日ね!」
スクード「はーい」
ヒィラ「じゃあまた明日」
ミゼル「うん…!じゃあそれぞれの部屋に戻ろうか。ザマス」
ザマス「貴様に言われずともそうする」
ーーーーーーー ーーーーーーーーーーー ーーーーーー
人間と共に時の巣を出て、私の目に不快な光景が目に入った。
それは……先程まで正気を失っていた人間共の姿だ。しかも皆よって集って人間に寄ってくる。
気色が悪く不快な気持ちが大きかったが、私は仕方なくあの人間の側に居た。
タイムパトローラー「ミゼルさん!お疲れ様です!!おかげで楽になりました!!本当にありがとうございます!!」
ミゼル「うん!僕もみんなが治って嬉しいよ…!」
タイムパトローラー「本当にミゼルさんには頭が上がりません!!ありがとうございます!!」
ミゼル「そんなに畏まらないで!気持ちだけでも嬉しいからさ…!」
タイムパトローラー「それにしても……」
…先程から人間共のやりとりを遠目から見ていた男が突然ズカズカと私の方に向かってくる。前まで来ると、いやらしい笑みを浮かべながら…ある言葉を言い放った。
タイムパトローラー「なんでミゼルさんがこんなヤツと一緒に居るんです…?」
威圧的な目を向けながら、私を睨む人間共に私は一瞬気の刃を出しかけるが、それを察してか人間は要らぬ仲裁を図ろうとする。
ミゼル「ザマスには僕から師弟関係を申し出たんだ。だから…」
タイムパトローラー「ミゼルさん」
タイムパトローラー「こんなヤツに騙されちゃ駄目です!!どうせミゼルさんを利用して捨てる手駒としか思って無いでしょうし…!何より!ミゼルさんの身が危ないです!!」
タイムパトローラー「そうですよ!ミゼルさん!…早くこんなヤツなんか…消」
ミゼル「あっ…!ザマス!!」
必死に追いかけてくる人間をないものにしながら、私はその場を離れた。
そして心に決めた。此処には使える人間は居ないと、此処には断罪する者しか居ないと、此処には駒になる人間は居ないと、此処には……。
ザマス(やはり此処には私の……は居ない!!)
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???side……。
???「おかえりなさい。昔日の双葉…」
昔日の双葉「その通り名はよして下さいよ…。全く、あんたのせいで気持ち悪いもん魅せられたじゃねぇすか…」
???「別に良いじゃないか。現状確認出来るでしょ?」
昔日の双葉「そうだけどよ。あんたはあれキモくねぇの…?」
???「キメェに決まってんだろ。あんなヤツ…」
昔日の双葉「そりゃそうだな。…ところでアイツからの定期連絡はまだか?」
???「まだだ。忙しいんだろ」
昔日の双葉「そうだろうな」
???「それよりお前は自分の為すべき事をなせ。あいつを…ミゼルルを解放するんだろう?」
昔日の双葉「そうだな。俺はその為に此処にいるからな」
???「それでいい。俺達は……」
???「処するものを処すだけだ」
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