刻巡りて神と人は出会う [ゼノバース2世界観]
昨日、試練が終わり立ち去ろうとしたところ、人間に呼び止められた。内容はこうだ...。「君はここに来て、まだ間もないから、僕が案内してあげるよ」と。正直、余計だった。何故私があのような、人間が湧いてるような場所に行かねばならんのか…?そういう感情が頭を過った。
すると、私の考えていることを悟ったかのように、人間は言った。
ミゼル「…嫌だった?でも、必要最低限の知識は持っていて損は無いと思うよ?僕も君に色々教えたいしね。ダメかな?…ザマス」
気色が悪いはにかみ笑いを此方に向てくける人間。だが、まじまじと見つめてくる、視線に見るに耐えられず、私はコントン都の案内を了承した。
そして…今私は人間の勢いに引っ張られるようなかたちで、渋々後をついていっている。
ミゼル「まず、此処が竹林エリア。此処は主に…」
説明を行おうとしているのか、違う場所に移動する度に、説明を行う人間。そんな中、おおよそ全部見終わったのか、最後の場所に移動した。其処は人間共が数えきれない程、沸いている悍ましい場所だ。コントン都の中心部...人間が言うには、ショップエリアと呼ばれるところらしい。其処に足を踏み入れてからか、より人間共の視線が強く感じたのは。視線を感じながらも、私は人間の後をついていく。
ザマス[…]
人間が足を止める。その際も人間共は変わらず、視線を向けてくる。視線をやると、怯えている者や、警戒をしている者…そして、神である私を睨みつけている不届き者もいる。目障り。その言葉しか浮かばない程、私の気分は最悪だ。今すぐ此処で断罪してやっても、よいのだが、此処では戦闘はするなと、時の界王神に釘を刺されている。私にとってこれ程歯痒い事は無く…視界に入れる度に怒りを募らせていく。もう人間の言葉も耳に入らない程に。
ミゼル「君も購入したいものがあったら、ここで買うといいよ。……おーい、ザマスー。大丈夫かい?」
ザマス「……人間共が…!」
気が高まっていく、それだけは感じる事が出来る。その時だった。人間が人間風情が神である私に触れたのは。
ミゼル「…ザマス。大丈夫?」
ザマス「っ?!!汚らわしい手で私に触るなっ!!!!」
私は人間が触れた手を振り払い。そのまま突き飛ばした。
ミゼル「!……っ!」
尻餅を着く人間…だが、そんな事より私は早くこの場から去りたい事で頭がいっぱいだった。そんな中、人間の周りに近くにいた人間共が、人間の元に駆け込む。
タイムパトローラー「ミゼルさん!大丈夫てすか?!!……貴様!」
聞き捨てならない言葉が耳に響く。私はその言葉を放った不届き者に軽蔑を込めて怒号を浴びせる。
ザマス「口の聞き方に気をつけるんだ!!!人間!!!!」
タイムパトローラー「何だと!!!」
ミゼル「みんな、落ち着いて」
人間が人間の肩に手を置き、言葉を言う。
ミゼル「落ち着いて。……確かに君達も僕も冷静になれない時もある。でも、その時に尚更冷静にならないと、皆を…誰かを困らせたり、傷つけてしまうんだ。だから、一度冷静になろう?皆の為にも、僕の為にも。お願い…出来るかな?」
タイムパトローラー「………。はい、分かりました」
ミゼル「うん。ありがとう。あっ…このありがとうはさっき尻餅ついた時に、心配してくれたお礼てもあるからね」
タイムパトローラー「!はい!!」
ミゼル「じゃ…あっ!!ザマス!待ってよーー!!」
ザマス(全く!私は何を見せられているんだ!!)
気分が悪く、この場にいる価値が無いと判断した私は、人間を置き去り、その場を離れようとする。が、後ろから、大声で迫ってくる人間。私は痺れを切らし、振り返る。
ザマス「人間!私に付きまとうな!!!」
ミゼル「えー。そう言われても、まだ言えてないんだよね」
ぼーっとした顔を浮かべる人間。間抜けな顔がさらに気を悪くする。早く立ち去りたい私は、舌打ちをしながら、人間に返した。
ザマス「チッ!何をだ!!」
すると、人間は顔色を変え予想外の事を言った。
ミゼル「一緒に付き合ってくれてありがとうって」
ザマス「……!」
ミゼル「あと…急に触ってごめんねって」
予想外の言葉に一瞬思考が固まる。
ザマス(この人間は何を言っているのだ!!礼を言うならば、そのまま去ればいいのだぞ?!何故…その顔が出来る!!)
私が人間にしてきた事は、決してそのような顔をさせるような事では無い。では何故、貴様はそのような顔が出来ると、私の頭に疑問を浮かばせた。
ミゼル「ザマスー。大丈夫?」
何故その顔を浮かべられる?
ザマス「……ぜだ」
ミゼル「ん?…ザマ……」
???「お師匠様ーーーー!!!!」
すると、私の考えていることを悟ったかのように、人間は言った。
ミゼル「…嫌だった?でも、必要最低限の知識は持っていて損は無いと思うよ?僕も君に色々教えたいしね。ダメかな?…ザマス」
気色が悪いはにかみ笑いを此方に向てくける人間。だが、まじまじと見つめてくる、視線に見るに耐えられず、私はコントン都の案内を了承した。
そして…今私は人間の勢いに引っ張られるようなかたちで、渋々後をついていっている。
ミゼル「まず、此処が竹林エリア。此処は主に…」
説明を行おうとしているのか、違う場所に移動する度に、説明を行う人間。そんな中、おおよそ全部見終わったのか、最後の場所に移動した。其処は人間共が数えきれない程、沸いている悍ましい場所だ。コントン都の中心部...人間が言うには、ショップエリアと呼ばれるところらしい。其処に足を踏み入れてからか、より人間共の視線が強く感じたのは。視線を感じながらも、私は人間の後をついていく。
ザマス[…]
人間が足を止める。その際も人間共は変わらず、視線を向けてくる。視線をやると、怯えている者や、警戒をしている者…そして、神である私を睨みつけている不届き者もいる。目障り。その言葉しか浮かばない程、私の気分は最悪だ。今すぐ此処で断罪してやっても、よいのだが、此処では戦闘はするなと、時の界王神に釘を刺されている。私にとってこれ程歯痒い事は無く…視界に入れる度に怒りを募らせていく。もう人間の言葉も耳に入らない程に。
ミゼル「君も購入したいものがあったら、ここで買うといいよ。……おーい、ザマスー。大丈夫かい?」
ザマス「……人間共が…!」
気が高まっていく、それだけは感じる事が出来る。その時だった。人間が人間風情が神である私に触れたのは。
ミゼル「…ザマス。大丈夫?」
ザマス「っ?!!汚らわしい手で私に触るなっ!!!!」
私は人間が触れた手を振り払い。そのまま突き飛ばした。
ミゼル「!……っ!」
尻餅を着く人間…だが、そんな事より私は早くこの場から去りたい事で頭がいっぱいだった。そんな中、人間の周りに近くにいた人間共が、人間の元に駆け込む。
タイムパトローラー「ミゼルさん!大丈夫てすか?!!……貴様!」
聞き捨てならない言葉が耳に響く。私はその言葉を放った不届き者に軽蔑を込めて怒号を浴びせる。
ザマス「口の聞き方に気をつけるんだ!!!人間!!!!」
タイムパトローラー「何だと!!!」
ミゼル「みんな、落ち着いて」
人間が人間の肩に手を置き、言葉を言う。
ミゼル「落ち着いて。……確かに君達も僕も冷静になれない時もある。でも、その時に尚更冷静にならないと、皆を…誰かを困らせたり、傷つけてしまうんだ。だから、一度冷静になろう?皆の為にも、僕の為にも。お願い…出来るかな?」
タイムパトローラー「………。はい、分かりました」
ミゼル「うん。ありがとう。あっ…このありがとうはさっき尻餅ついた時に、心配してくれたお礼てもあるからね」
タイムパトローラー「!はい!!」
ミゼル「じゃ…あっ!!ザマス!待ってよーー!!」
ザマス(全く!私は何を見せられているんだ!!)
気分が悪く、この場にいる価値が無いと判断した私は、人間を置き去り、その場を離れようとする。が、後ろから、大声で迫ってくる人間。私は痺れを切らし、振り返る。
ザマス「人間!私に付きまとうな!!!」
ミゼル「えー。そう言われても、まだ言えてないんだよね」
ぼーっとした顔を浮かべる人間。間抜けな顔がさらに気を悪くする。早く立ち去りたい私は、舌打ちをしながら、人間に返した。
ザマス「チッ!何をだ!!」
すると、人間は顔色を変え予想外の事を言った。
ミゼル「一緒に付き合ってくれてありがとうって」
ザマス「……!」
ミゼル「あと…急に触ってごめんねって」
予想外の言葉に一瞬思考が固まる。
ザマス(この人間は何を言っているのだ!!礼を言うならば、そのまま去ればいいのだぞ?!何故…その顔が出来る!!)
私が人間にしてきた事は、決してそのような顔をさせるような事では無い。では何故、貴様はそのような顔が出来ると、私の頭に疑問を浮かばせた。
ミゼル「ザマスー。大丈夫?」
何故その顔を浮かべられる?
ザマス「……ぜだ」
ミゼル「ん?…ザマ……」
???「お師匠様ーーーー!!!!」