刻巡りて神と人は出会う [ゼノバース2世界観]
その後、僕はザマスと別れ自室に戻りベットの上でくつろいでいた。久々の戦闘とはいえ、やはり体には響く。
ミゼル「実戦のつもりでやれは納得だけど、やり過ぎじゃないかな。体の節々がちょっと痛いし」
久々の戦闘であったせいか、体の節々が少々痛む。
ミゼル「ま、いいか。…そんな事より」
僕はベットの上から降りると、白い机のうえに置いてある母のピアスの前に座り、それを見つめた。
ミゼル「母さん。兄さんを絶対に見つけるから、ゆっくり見ててね」
そう母に伝えると、僕は夜風にあたる為に部屋を出た。いつも僕が寝ている丘に向かい、そこで街を見下ろす為だ。着くと僕は早速、あぐらをかいて座り込み、町を見つめる。
ミゼル「やっぱり此処はいいな。風と草が揺れる音しか聞こえない」
元々静かな場所は好みなのだが、此処はそういうところに最適だ。そして、タイムパトローラーの皆の笑顔や、穏やかな顔が見れたりするのだから、余計にだ。
ミゼル「みんなが笑って過ごせる…こんな世界を僕が守らないとな」
そう言った途端、脳裏に浮かんだのは地獄だったあの頃の光景。人の骸と、荒れ果てた町、そして…。
ミゼル「もう破滅と絶望は……嫌だから」
そう言って僕は一人膝を抱えながら囁いた。
ーーーーーーーーーーーーーー ーーーーー ーーー
ザマスside
ザマス「…」
人間が失せた後、私は自室で休息をとりながら、あの人間に対する怒りと違和感について、頭を巡らせていた。
ザマス「あの人間…。何故神の気を……。しかも神に対して、あのような図々しい態度を…!!」
忌々しい、その言葉が私の頭を過ぎる。
ザマス「人間風情がっ!!!何かしでかしても、私は知らんぞ!!」
憎しみの言葉を放つと、私はそのまま怒りを忘れるかのように、眠りについた。
ミゼル「実戦のつもりでやれは納得だけど、やり過ぎじゃないかな。体の節々がちょっと痛いし」
久々の戦闘であったせいか、体の節々が少々痛む。
ミゼル「ま、いいか。…そんな事より」
僕はベットの上から降りると、白い机のうえに置いてある母のピアスの前に座り、それを見つめた。
ミゼル「母さん。兄さんを絶対に見つけるから、ゆっくり見ててね」
そう母に伝えると、僕は夜風にあたる為に部屋を出た。いつも僕が寝ている丘に向かい、そこで街を見下ろす為だ。着くと僕は早速、あぐらをかいて座り込み、町を見つめる。
ミゼル「やっぱり此処はいいな。風と草が揺れる音しか聞こえない」
元々静かな場所は好みなのだが、此処はそういうところに最適だ。そして、タイムパトローラーの皆の笑顔や、穏やかな顔が見れたりするのだから、余計にだ。
ミゼル「みんなが笑って過ごせる…こんな世界を僕が守らないとな」
そう言った途端、脳裏に浮かんだのは地獄だったあの頃の光景。人の骸と、荒れ果てた町、そして…。
ミゼル「もう破滅と絶望は……嫌だから」
そう言って僕は一人膝を抱えながら囁いた。
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ザマスside
ザマス「…」
人間が失せた後、私は自室で休息をとりながら、あの人間に対する怒りと違和感について、頭を巡らせていた。
ザマス「あの人間…。何故神の気を……。しかも神に対して、あのような図々しい態度を…!!」
忌々しい、その言葉が私の頭を過ぎる。
ザマス「人間風情がっ!!!何かしでかしても、私は知らんぞ!!」
憎しみの言葉を放つと、私はそのまま怒りを忘れるかのように、眠りについた。