僕と君の昔話
毒― る日ハムが界王神様からお呼び出しを受けた。私 は界王の仕事があり同行せず界王星に残る事にした。
ザマス「ハム・・行くのか?」
ハム「うん。じゃあ・・行って来るね!」
ザマス「ああ。気を付けて行ってこい・・」
界王神様「では・・カイカイ!」
シュッ・・・
界王神様とハムが去った。
ザマス「・・・・・。さて、仕事に戻るとするか・・」
私がドアノブを掴もうとした瞬間・・・・。
??「あのっ・・・・」
誰かに後ろで声を掛けられ、振り返るとそこには人間 がいた。何故このような場所に人間が。もしかして迷
いこんでしまったのか?
ザマス「何用でこの場所に来たのですか?」
人間「界王様に相談したい事がありまして・・・」
人間は小声で言った。私に相談だと・・一体どういう
風の吹き回しだ?まあいい、外は冷える取りあえず人
間を中に入れるとするか・・・。
ザマス「分かりました。外は冷えるでしょう・・。ど
うぞ中に・・・」
人間「ありがとうございます」
人間を中に入れ、椅子に腰を掛ける。
人間「あの・・もしよろしかったら、これを食べてみ
てくれませんか?」
ザマス「これは?」
人間「私の星で流行っている料理を作ってみたのです。
界王様のお気に召されればよろしいのですが・・・」
人間が作った料理か・・。これも経験を積む為だ。
ザマス「いえいえ・・・ありがたく頂くとします」
私は料理の中でも、数ある食材の中から惹かれた食材
を食べた。
ザマス「・・・・」
何か、何かが違う。美味は美味なのだが、どこか味が
ない。まあ、大した事ではあるまいし、いいのだが・・。
人間「あの・・気に召さなかったら言ってください・・」
ザマス「いえ・・とても美味しかったですよ」
人間「わぁ・・。ありがとうございます!」
人間は輝いた様な目で私を見ている。気になる所だ
が・・・・。
ザマス「それで、あなたの相談とは何ですか?」
人間「大した事ではないのですが・・界王様は、もし
自分より優れた人が目の前に現れ嫉妬してしまったら、
どうしますか?」
急に何を言っているのだ。
ザマス「そうですね・・・。もし私が嫉妬してしまっ
たとしたら、相手について調べますかね。まぁ・・私
が嫉妬するなど、ありえないと思いますが・・」
人間「へぇ・・・そうですか。なら、今はどうします
か?」
ザマス「うぐっ?!」
そう人間が言い放った直後、私の体に痺れが走った。
指を動かそうとしてもピクリとも動かない。
人間「安心したぞ。神経毒・・・・お前じゃ効かない
と思ってたからな」
声と口調が変わった!?
ザマス「貴、様・・ッ何者、だ」
人間「分からぬか?じゃあ言ってやろう。・・・豚がお
世話になっているようだな。俺の方が上手く世話でき
ていたのに・・」
豚?ハムの事か?だが何故ハムの事を・・・まさ
か・・・?!
ザマス「きさ、まッ・・・まさか!」
次の瞬間ヤツの拳が私の鳩尾を直撃した。
ザマス「がはっ!!」
鳩尾を殴られ転倒しそうになった瞬間・・。ヤツは、
私の肩を片手で掴み、もう片方の空いた手で口元に何
かを当ててきた。
ザマス「むっ・・ぐぅ!」
私は必死に手足を動かそうと、力を入れようとする。
だが神経毒のせいか・・力が入らない。それに、先程
から強烈な眠気に襲われ現実に残る事すら難しくなり
つつある。
人間「・・・もうそろそろ限界だろう?」
ザマス「っぐぅ!・・」
遠ざかっていく意識の中・・私はハムの笑顔を思い出
す。あの笑顔を傷つけた元凶が目の前にいるのに、私
は動く事すら叶わない・・。私は意識が途切れる寸前
に呟いた。
ザマス「・・・ハ・・ム・・すま・・な・・い」
ドサッ・・
人間「たっぷり利用させてもらうぞ。界王様・・・」
ザマス「うっ・・・・・」
私の意識はそこで途切れた―――――――――――― 。 ― 界王神界― ハム「!!」
ゴワス「ハム・・そのような顔をして何かあったか・・?」
ハム「いえ・・・・。先程からあったザマスの気が感
じ取れないのです」
ゴワス「・・・・・・」
ハム{ゴワス様・・今回の案件とザマスの気が感じ取
れないのに関係はありません・・よね?}
ゴワス「いやそうとも言い切れん・・・。一度北の銀
河の界王星に行ってみるとしよう・・。ハムも来てく
れぬか?」
ハム「はい。これが本当だったら、一刻を争うかもし
れません!行きましょう!」
ゴワス「そうだな。カイカイ・・・」
ザマス「ハム・・行くのか?」
ハム「うん。じゃあ・・行って来るね!」
ザマス「ああ。気を付けて行ってこい・・」
界王神様「では・・カイカイ!」
シュッ・・・
界王神様とハムが去った。
ザマス「・・・・・。さて、仕事に戻るとするか・・」
私がドアノブを掴もうとした瞬間・・・・。
??「あのっ・・・・」
誰かに後ろで声を掛けられ、振り返るとそこには人間 がいた。何故このような場所に人間が。もしかして迷
いこんでしまったのか?
ザマス「何用でこの場所に来たのですか?」
人間「界王様に相談したい事がありまして・・・」
人間は小声で言った。私に相談だと・・一体どういう
風の吹き回しだ?まあいい、外は冷える取りあえず人
間を中に入れるとするか・・・。
ザマス「分かりました。外は冷えるでしょう・・。ど
うぞ中に・・・」
人間「ありがとうございます」
人間を中に入れ、椅子に腰を掛ける。
人間「あの・・もしよろしかったら、これを食べてみ
てくれませんか?」
ザマス「これは?」
人間「私の星で流行っている料理を作ってみたのです。
界王様のお気に召されればよろしいのですが・・・」
人間が作った料理か・・。これも経験を積む為だ。
ザマス「いえいえ・・・ありがたく頂くとします」
私は料理の中でも、数ある食材の中から惹かれた食材
を食べた。
ザマス「・・・・」
何か、何かが違う。美味は美味なのだが、どこか味が
ない。まあ、大した事ではあるまいし、いいのだが・・。
人間「あの・・気に召さなかったら言ってください・・」
ザマス「いえ・・とても美味しかったですよ」
人間「わぁ・・。ありがとうございます!」
人間は輝いた様な目で私を見ている。気になる所だ
が・・・・。
ザマス「それで、あなたの相談とは何ですか?」
人間「大した事ではないのですが・・界王様は、もし
自分より優れた人が目の前に現れ嫉妬してしまったら、
どうしますか?」
急に何を言っているのだ。
ザマス「そうですね・・・。もし私が嫉妬してしまっ
たとしたら、相手について調べますかね。まぁ・・私
が嫉妬するなど、ありえないと思いますが・・」
人間「へぇ・・・そうですか。なら、今はどうします
か?」
ザマス「うぐっ?!」
そう人間が言い放った直後、私の体に痺れが走った。
指を動かそうとしてもピクリとも動かない。
人間「安心したぞ。神経毒・・・・お前じゃ効かない
と思ってたからな」
声と口調が変わった!?
ザマス「貴、様・・ッ何者、だ」
人間「分からぬか?じゃあ言ってやろう。・・・豚がお
世話になっているようだな。俺の方が上手く世話でき
ていたのに・・」
豚?ハムの事か?だが何故ハムの事を・・・まさ
か・・・?!
ザマス「きさ、まッ・・・まさか!」
次の瞬間ヤツの拳が私の鳩尾を直撃した。
ザマス「がはっ!!」
鳩尾を殴られ転倒しそうになった瞬間・・。ヤツは、
私の肩を片手で掴み、もう片方の空いた手で口元に何
かを当ててきた。
ザマス「むっ・・ぐぅ!」
私は必死に手足を動かそうと、力を入れようとする。
だが神経毒のせいか・・力が入らない。それに、先程
から強烈な眠気に襲われ現実に残る事すら難しくなり
つつある。
人間「・・・もうそろそろ限界だろう?」
ザマス「っぐぅ!・・」
遠ざかっていく意識の中・・私はハムの笑顔を思い出
す。あの笑顔を傷つけた元凶が目の前にいるのに、私
は動く事すら叶わない・・。私は意識が途切れる寸前
に呟いた。
ザマス「・・・ハ・・ム・・すま・・な・・い」
ドサッ・・
人間「たっぷり利用させてもらうぞ。界王様・・・」
ザマス「うっ・・・・・」
私の意識はそこで途切れた―――――――――――― 。 ― 界王神界― ハム「!!」
ゴワス「ハム・・そのような顔をして何かあったか・・?」
ハム「いえ・・・・。先程からあったザマスの気が感
じ取れないのです」
ゴワス「・・・・・・」
ハム{ゴワス様・・今回の案件とザマスの気が感じ取
れないのに関係はありません・・よね?}
ゴワス「いやそうとも言い切れん・・・。一度北の銀
河の界王星に行ってみるとしよう・・。ハムも来てく
れぬか?」
ハム「はい。これが本当だったら、一刻を争うかもし
れません!行きましょう!」
ゴワス「そうだな。カイカイ・・・」