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僕と君の昔話

― 名もない星―
シュッ・・・
僕達は今、名もない異空間のとの狭間にある星にい る。
ハム「ここに、ザマスが・・・」
ザマスの気を感じる屋敷の廃墟からは、微かだがザマ スの気を感じる。行かないと・・・。
ハム「ゴワス様・・破壊神様行きましょう」
そう言って僕は、足を前に進めた。 廃墟の中を歩き続けていると、複数の分かれ道があっ た。
ハム「別れ道・・・ですね」
ゴワス「三つか・・まるで私達を分断するみたいに、数が合っているな・・」
ラムーシ「まぁ・・・考えても面倒じゃ、それぞれ別
の道を行くぞ」
ハム「・・・・・・。分かりました」
破壊神様の意見に濁りはあったが、言える立場でもな
く・・。僕達は、それぞれバラバラに別れるという形
になった。僕は、三つある内の左奥に通じている道を
選びゴワス様や破壊神様達と別れた。しばらく、一人
で歩き続けて僕は考えた。〝別れて良かったのだろう
か?別れたら緊急時の合流が難しくなる・・〟そうい
う事を頭で考えながら廊下を抜けると・・・鉄格子の
ドアが目の前に見えた。
ハム「あのドア随分頑丈そうだな・・・・・・・ッ!?」
僕は一瞬だけ感じたザマスの弱った気を感じ取り焦る。
〝ザマスが危ない!〟直感でそう感じた。
明り一つない道を進み、遠目で見えたのは、まるで拷
問をうけた後みたいな姿をしたザマスと、そんなザマス に ト ド メ を さ さ ん と 言 う ば か り に 鳩 尾 目 掛 け て 拳 を 振 る お う と し て い る ヤ ツ が 目 に 入 っ た 。
ハ ム( ザ マ ス ! !)
僕 は 、 足 を 後 ろ に 引 き 気 を 高 め る 。
ハ ム 「 フ―― ッ ! 」
ハ ム( 助 け る ! 絶 対 に ! !)
ヤ ツ が ザ マ ス の 鳩 尾 に 拳 を 引 い た 瞬 間 、 僕 は 気 を 解 放 し 、 ヤ ツ に 突 進 し た 。 轟 音 が 辺 り に 響 く 。 で も 、 僕 は そ ん な 事 な ど 全 く 気 に せ ず 、 ザ マ ス に 目 を や る 。 髪 や 服 が 焦 げ て い る 。 そ ん な 姿 が 目 に 入 る ・ ・ そ れ だ け で 、 自 然 と 怒 り が わ い て き た 。
元 ・ 北 の 界 王 「 く そ ! ! 邪 魔 を す る な ! チ ビ が ! 」
ハ ム 「 チ ビ で 悪 か っ た ね 。 で も 、 大 切 な 人 を 傷 つ け る 奴 は 許 さ な い よ ! 」
ザ マ ス 「 ハ ム ・ ・ ! 」
ハ ム 「 ザ マ ス ! も う 少 し だ け 待 っ て い て ! 」
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