僕と君の昔話
1時間前・・
― 北の銀河界王星―
シュッ・・・・
ハム「ハァ・・ハア・・。ザマス一体何処に・・・」
僕は界王星に着いた・・が、何処を探しても、ザマス
の気は感じ取れない。代わりにそこには僕がよく知っ
ている邪悪な気が漂っていた。
ハム「ゴワス様!この邪気は・・!」
ゴワス「ああ・・。恐らくお前の元主人のものだろう・・」
ハム「やはりあの案件といい・・・ザマスの事とい
い・・・・ヤツが関わっていたようですね」
今回の案件それは以前、界王神様達が追放した元・北
の界王が目撃されているという情報だ。
ゴワス「うむ・・。だが何故ザマスを・・・・まさか!」
ハム「ゴワス様・・まさかというのは一体?」
ゴワス「・・いや、こちらの話だ。じきにお前にも話
すよ」
ゴワス様は何かにお気付きになったようだが、話して
下さらなかった。だがそれより今はザマスの方だ。ヤ
ツの事だ。何をしでかすか分からない・・・。
ハム「ゴワス様。ザマスが心配です・・。それに、ヤ
ツの居る場所の目星はついています。急ぎましょう!」
ゴワス「ハム・・・。ザマスが心配なのは私も同じだ。
だが、無防備の状態で乗り込む訳にはいかん・・」
ハム「しかし・・・!!」
サッ・・・
ハム「・・・っ?!」
ゴワス様は僕を優しく包み込んでくれた。
ゴワス「お前がザマスを大切に想う気持ちはよく分か
る・・。だが、無謀に乗り込んだところでザマスの危
険がより深まるだけだ・・」
確かにそうだ。このまま乗り込んでも、ザマスの危険
が増すだけだ。そんな事・・考えればすぐ分かる。な
のに僕は、わざわざザマスを危険に晒すような事をし
ようとしたんだ。ゴワス様がいなかったら僕は・・・・。
ハム「ゴワス様ご無礼を働いてしまい・・・申し訳あ
りませんでした」
ゴワス「・・・・・・ハム。お前はザマスを大切に想
い、あのような焦りが出たのだろう?」
ハム「・・はい」
ゴワス「焦りは時にさらなる災厄を生む事がる。時に
は冷静になるのも必要だ」
ハム「・・・・・・・」
ゴワス「しかし・・・その焦りは大切な者を守りたい
という気持ちが、お前の優しさが表れたものだろう・・。
それに、私も今回の場合は正直私も動揺してしまう所
があった・・。私もお前の事ばかりは言えぬな・・・」
ハム「ゴワス様・・・・・」
ソッ・・・・。
ハム「いえ・・ゴワス様。おかげさまで気持ちの整理
がつきました。僕もザマスを助けたいです!でも、一
人で乗り込んでもザマスを救出する事は難しいです。
だからお願いします!どうか・・お力をお貸し下さい!」
駄目かな・・・。いやこれでもし断わられても僕はザ
マスの所に一人でも行くよ。絶対に・・・・・。
ゴワス「分かった。私も力を貸そう・・。ただし、私
一人だけではないぞ。破壊神も同行する」
ハム「!?破壊神様が・・・ありがとうございます!」
破壊神・・・破壊の神様が同行してくださるのか・・・。
心強いな。
ハム「では・・破壊神様がお集まりになられ次第参り
ましょう・・」
ゴワス「うむ。私はラムーシを呼んでくるから、しばらく待っていてくれないか?」
ハム「はい。わかりました」
ゴワス「カイカイ」
シュン・・・
しばらくしたら、ゴワス様が破壊神様らしき巨象の方と小さな少女?の方達と歩いて来た。ゴワス「待たせてすまなかったな。こっちが破壊神のラムムーシで、こちらが天使のクス様だ・・」
ハム「破壊神様に天使様ですね。よろしくお願い致します!」
ラムーシ「全く・・世話を掛けさせる」
クス「いえ!こちらこそよろしくお願いします!」
ゴワス「では、乗り込むとするか・・」
ハム「はい。ザマスを助けに・・」
ゴワス「では、カイカイ・・」
― 北の銀河界王星―
シュッ・・・・
ハム「ハァ・・ハア・・。ザマス一体何処に・・・」
僕は界王星に着いた・・が、何処を探しても、ザマス
の気は感じ取れない。代わりにそこには僕がよく知っ
ている邪悪な気が漂っていた。
ハム「ゴワス様!この邪気は・・!」
ゴワス「ああ・・。恐らくお前の元主人のものだろう・・」
ハム「やはりあの案件といい・・・ザマスの事とい
い・・・・ヤツが関わっていたようですね」
今回の案件それは以前、界王神様達が追放した元・北
の界王が目撃されているという情報だ。
ゴワス「うむ・・。だが何故ザマスを・・・・まさか!」
ハム「ゴワス様・・まさかというのは一体?」
ゴワス「・・いや、こちらの話だ。じきにお前にも話
すよ」
ゴワス様は何かにお気付きになったようだが、話して
下さらなかった。だがそれより今はザマスの方だ。ヤ
ツの事だ。何をしでかすか分からない・・・。
ハム「ゴワス様。ザマスが心配です・・。それに、ヤ
ツの居る場所の目星はついています。急ぎましょう!」
ゴワス「ハム・・・。ザマスが心配なのは私も同じだ。
だが、無防備の状態で乗り込む訳にはいかん・・」
ハム「しかし・・・!!」
サッ・・・
ハム「・・・っ?!」
ゴワス様は僕を優しく包み込んでくれた。
ゴワス「お前がザマスを大切に想う気持ちはよく分か
る・・。だが、無謀に乗り込んだところでザマスの危
険がより深まるだけだ・・」
確かにそうだ。このまま乗り込んでも、ザマスの危険
が増すだけだ。そんな事・・考えればすぐ分かる。な
のに僕は、わざわざザマスを危険に晒すような事をし
ようとしたんだ。ゴワス様がいなかったら僕は・・・・。
ハム「ゴワス様ご無礼を働いてしまい・・・申し訳あ
りませんでした」
ゴワス「・・・・・・ハム。お前はザマスを大切に想
い、あのような焦りが出たのだろう?」
ハム「・・はい」
ゴワス「焦りは時にさらなる災厄を生む事がる。時に
は冷静になるのも必要だ」
ハム「・・・・・・・」
ゴワス「しかし・・・その焦りは大切な者を守りたい
という気持ちが、お前の優しさが表れたものだろう・・。
それに、私も今回の場合は正直私も動揺してしまう所
があった・・。私もお前の事ばかりは言えぬな・・・」
ハム「ゴワス様・・・・・」
ソッ・・・・。
ハム「いえ・・ゴワス様。おかげさまで気持ちの整理
がつきました。僕もザマスを助けたいです!でも、一
人で乗り込んでもザマスを救出する事は難しいです。
だからお願いします!どうか・・お力をお貸し下さい!」
駄目かな・・・。いやこれでもし断わられても僕はザ
マスの所に一人でも行くよ。絶対に・・・・・。
ゴワス「分かった。私も力を貸そう・・。ただし、私
一人だけではないぞ。破壊神も同行する」
ハム「!?破壊神様が・・・ありがとうございます!」
破壊神・・・破壊の神様が同行してくださるのか・・・。
心強いな。
ハム「では・・破壊神様がお集まりになられ次第参り
ましょう・・」
ゴワス「うむ。私はラムーシを呼んでくるから、しばらく待っていてくれないか?」
ハム「はい。わかりました」
ゴワス「カイカイ」
シュン・・・
しばらくしたら、ゴワス様が破壊神様らしき巨象の方と小さな少女?の方達と歩いて来た。ゴワス「待たせてすまなかったな。こっちが破壊神のラムムーシで、こちらが天使のクス様だ・・」
ハム「破壊神様に天使様ですね。よろしくお願い致します!」
ラムーシ「全く・・世話を掛けさせる」
クス「いえ!こちらこそよろしくお願いします!」
ゴワス「では、乗り込むとするか・・」
ハム「はい。ザマスを助けに・・」
ゴワス「では、カイカイ・・」