はんたーはんたー
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私たちは、いつの間にか一緒に暮らしていて、いつの間にか同じベッドで寝るようになっていた。
そしてまた今日も、いつものように夜を迎えた。
だけど、珍しくまだヒソカが帰ってきていない。
ここ数ヶ月ずっとヒソカと寝ていたから、1人で寝るのは少し寂しくて。
「早く帰ってこないかなぁ…」
もう寝る準備を終えて、ふかふかのベッドの上で体育座りをしてスマホの画面を見た。
もう日付が変わる。
相変わらずヒソカから連絡もない。
やっぱり今日はもう帰ってこないのかなーなんて、悲しくなって私はスマホを枕の横に置いて寝転がる。
「…ん」
ヒソカの匂いがする。
ヒソカはいい匂いがするから好きだ。
大好きな人の匂いを嗅いでさらに寂しくなってしまった。
そのまま数分ベッドの上でぼーっとしていると、玄関の方から足音が聴こえた。
「!」
きっとヒソカだ。
私は身体を起こして玄関の方を見た。
玄関の鍵が開いて、待ち侘びた愛しいその姿が見える。
「…ん、まだ起きてたのかい?♦」
「ヒソカ…!」
私はベッドから降りてヒソカの方に走った。
「おかえり!!…で、どうしたのその服…」
「ただいま♥…ちょっとね♣」
いつもの洋服が赤い液体でべっとり汚れている。
ヒソカのことだから恐らく本人のものではなく誰かの血だろう。
その姿で帰ってきたのか。
夜中だから誰ともすれ違わなかったのかな…。
「ちょっと待ってて♠シャワー浴びてくるよ♦」
「うん…」
ヒソカは私の唇に軽くキスをしてからお風呂場に向かった。
私はベッドの上に戻ってスマホをいじって待つ。
しばらくして、お風呂場のドアが開いて、バスローブを着てまだ髪を拭いているヒソカが現れる。
先にドライヤーで髪の毛を乾かすのかと思ったら、それより先に私のところに向かってくる。
「おまたせ♥」
ヒソカはまた私に軽くキスをして、ニコッと笑った。
「寂しかったかい?♠」
「うん…」
そりゃあ、いつもより帰りが遅かったし、あんなに血で汚れてたから一瞬怪我でもしたのかと思ったし。
ヒソカはごめんねと謝りながら私の身体を抱きしめてくる。
お風呂上がりでシャンプーのいい匂いがする。
私がヒソカの背中に手を回して抱き締め返すと、ヒソカの肌の温かさを感じてじんわりと目に涙が滲む。
「ボクも寂しかったよ…♦」
「うんっ…」
すると、ヒソカが私の腰を支えたまま、私をベッドに押し倒す。
「…?」
「今日は夜更かしでもするかい?♠」
「…ん、でも、私もう眠い」
「…そ、釣れないなぁ…♦」
『夜更かし』してヒソカがしようとしてることは何となく分かったけど、そんなことより眠い。
ヒソカを待っている間は平気だったけど、ヒソカ本人の匂いを嗅いでから安心感からかどっと眠気が襲ってきていた。
「…それじゃあ…ボクが着替えてくるまで待ってて♥」
「うん、わかった」
ヒソカはどこか残念そうに服を着替えに行って、直にドライヤーの音が聴こえる。
数分後、ヒソカがベッドの方に戻ってきて、布団の中に入る。
もうその時には既に私の頭は眠くてぼ〜っとしていた。
「今日のところはもう寝ようか♣」
「んん…」
私はぱたりとベッドに横たわる。
ヒソカも横になって、私の身体を抱きしめてきて、私の顔がヒソカの胸板に埋まる。
ふとヒソカの顔を見上げると、たまたま私の方を見てたようでパチッと目が合ってしまうが、恥ずかしくて思わず目を逸らしてしまう。
「フフ…可愛いなぁ♥」
恥ずかしいけど、こんな近くでいつもの大好きな人の体温を感じられてとても安心した。
私も背中に手を回して、さらに身体を密着させる。
ずっとこうしてたいなぁ…。
この人のこと、やっぱり好きだなぁなんて思いながら、ゆっくりと目を閉じる。
「おやすみ○○…♦」
「うん…おやすみ…ヒソカ」
ヒソカは私のおでこにキスをして、その後すぐ私は眠りについた。
次の日の朝、私が目覚めると既に隣にヒソカはいなくて、隣にある小さな棚の上にメモがあった。
『今日こそ夜更かしね♥
ヒソカより♥』
やっぱりヒソカはヒソカなんだな…。
私はそのメモを見てクスッと笑う。
今日もまた、私たちのいつもの一日が始まった。
そしてまた今日も、いつものように夜を迎えた。
だけど、珍しくまだヒソカが帰ってきていない。
ここ数ヶ月ずっとヒソカと寝ていたから、1人で寝るのは少し寂しくて。
「早く帰ってこないかなぁ…」
もう寝る準備を終えて、ふかふかのベッドの上で体育座りをしてスマホの画面を見た。
もう日付が変わる。
相変わらずヒソカから連絡もない。
やっぱり今日はもう帰ってこないのかなーなんて、悲しくなって私はスマホを枕の横に置いて寝転がる。
「…ん」
ヒソカの匂いがする。
ヒソカはいい匂いがするから好きだ。
大好きな人の匂いを嗅いでさらに寂しくなってしまった。
そのまま数分ベッドの上でぼーっとしていると、玄関の方から足音が聴こえた。
「!」
きっとヒソカだ。
私は身体を起こして玄関の方を見た。
玄関の鍵が開いて、待ち侘びた愛しいその姿が見える。
「…ん、まだ起きてたのかい?♦」
「ヒソカ…!」
私はベッドから降りてヒソカの方に走った。
「おかえり!!…で、どうしたのその服…」
「ただいま♥…ちょっとね♣」
いつもの洋服が赤い液体でべっとり汚れている。
ヒソカのことだから恐らく本人のものではなく誰かの血だろう。
その姿で帰ってきたのか。
夜中だから誰ともすれ違わなかったのかな…。
「ちょっと待ってて♠シャワー浴びてくるよ♦」
「うん…」
ヒソカは私の唇に軽くキスをしてからお風呂場に向かった。
私はベッドの上に戻ってスマホをいじって待つ。
しばらくして、お風呂場のドアが開いて、バスローブを着てまだ髪を拭いているヒソカが現れる。
先にドライヤーで髪の毛を乾かすのかと思ったら、それより先に私のところに向かってくる。
「おまたせ♥」
ヒソカはまた私に軽くキスをして、ニコッと笑った。
「寂しかったかい?♠」
「うん…」
そりゃあ、いつもより帰りが遅かったし、あんなに血で汚れてたから一瞬怪我でもしたのかと思ったし。
ヒソカはごめんねと謝りながら私の身体を抱きしめてくる。
お風呂上がりでシャンプーのいい匂いがする。
私がヒソカの背中に手を回して抱き締め返すと、ヒソカの肌の温かさを感じてじんわりと目に涙が滲む。
「ボクも寂しかったよ…♦」
「うんっ…」
すると、ヒソカが私の腰を支えたまま、私をベッドに押し倒す。
「…?」
「今日は夜更かしでもするかい?♠」
「…ん、でも、私もう眠い」
「…そ、釣れないなぁ…♦」
『夜更かし』してヒソカがしようとしてることは何となく分かったけど、そんなことより眠い。
ヒソカを待っている間は平気だったけど、ヒソカ本人の匂いを嗅いでから安心感からかどっと眠気が襲ってきていた。
「…それじゃあ…ボクが着替えてくるまで待ってて♥」
「うん、わかった」
ヒソカはどこか残念そうに服を着替えに行って、直にドライヤーの音が聴こえる。
数分後、ヒソカがベッドの方に戻ってきて、布団の中に入る。
もうその時には既に私の頭は眠くてぼ〜っとしていた。
「今日のところはもう寝ようか♣」
「んん…」
私はぱたりとベッドに横たわる。
ヒソカも横になって、私の身体を抱きしめてきて、私の顔がヒソカの胸板に埋まる。
ふとヒソカの顔を見上げると、たまたま私の方を見てたようでパチッと目が合ってしまうが、恥ずかしくて思わず目を逸らしてしまう。
「フフ…可愛いなぁ♥」
恥ずかしいけど、こんな近くでいつもの大好きな人の体温を感じられてとても安心した。
私も背中に手を回して、さらに身体を密着させる。
ずっとこうしてたいなぁ…。
この人のこと、やっぱり好きだなぁなんて思いながら、ゆっくりと目を閉じる。
「おやすみ○○…♦」
「うん…おやすみ…ヒソカ」
ヒソカは私のおでこにキスをして、その後すぐ私は眠りについた。
次の日の朝、私が目覚めると既に隣にヒソカはいなくて、隣にある小さな棚の上にメモがあった。
『今日こそ夜更かしね♥
ヒソカより♥』
やっぱりヒソカはヒソカなんだな…。
私はそのメモを見てクスッと笑う。
今日もまた、私たちのいつもの一日が始まった。