「オイ…ななし」

『なに？ミスタ』

「お前の新しい携帯の番号…なんなんだよ！」

『……ジョルノが設定したのよ』

「あああぁぁ！！"4"って数は！不吉な数なんだよ！」

『確かに、ミスタが"4"を忌み嫌っているのは、ジョルノは知っているはずなのに…』

「4444…って、ななしの携帯にオレから連絡させないつもりかぁ！？」

「その通りですよミスタ」

『ジョルノ！いつの間に…』

「少なくとも、貴方からななしにコールすることはなくなりますしね。危険因子は少ないに限りますから」

『……ちょっと過保護すぎない？』

「貴女が誰よりも魅力的なのがいけないんですよ。僕のせいじゃないです」

『…っ！ジョルノったら…っ』


(こいつら、オレがいること忘れてねーか？)


2014/9/11