Davy Back Fight!
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ゾロと敵の腕の上から離脱したチョッパーが現在空を吹っ飛んでいるボールマンサンジの救出に走るが、フォクシー海賊団の1人がカットに入った。その大柄な体格は1人で十二分に人間のゾロとトナカイのチョッパーの行手を阻む。
「アホタバコはアホだから置いといて……第一戦がお邪魔ばっかりしてたから印象薄れるけど、あいつら普通に強いんだよなぁ」
とリタは感心して呟いた。
「あらん。あの金髪のお兄さん、もうゴールさせられちゃいそうってのに、結構余裕なのね。このゲーム私たちが買ったら、あんた本当に私たちの仲間ねん! 美女ってのはムカつくけど、イケメンな男の子なら大歓迎よん♡」
「いやまぁそれは困るけど……とは言っても、まぁ、ねぇ」
ポルチェ普通に美人なのにオヤビンみたいなのを慕っているのは世の中不思議なもんだな、とリタは極めて失礼なことを思いながら微笑した。
3対3、圧倒的な体格差を物ともせず拮抗したゲームの雲行きは、唯一倒していなかった敵海賊団のボールマンの手に凶器が登場してから怪しくなった。
「ちょっと待て コレいいのか!!?」
「ぎゃー! 斬られる〜!!」
「おい審判見ろ! 斧使ってんぞあのバカ斧!!」
ゾロとチョッパーが接触すべきボールマンから逃げ惑い、サンジが審判に抗議をするものの暖簾に腕押しだ。
リタは隣に佇むフォクシーに冷ややかな目線を投げつけるが(会話はしたくないので声をかけることはない)、彼は寧ろ「これがオレらのスタイルよ!」としたり顔である。
もとより体術を基本とするサンジやチョッパーは兎も角、剣士のゾロはルールに則って剣を取られているのだから敵が武器を使用するとなれば大きなハンデだ。
「……勝てるかなぁ、この試合」
こんな島に残されても盗賊家業は成り立たないし、フォクシー海賊団も好きではない。
仲間とはいえずともゾロたちには当然勝っては欲しいのだが、まぁ負けたところでオレは、とそこまで考えてリタは苦笑した。
(「……あんたオヤビンに気に入られてるってのに、そんなつまらない顔しちゃダメよん! ほら、楽しみましょ!」)
「アホタバコはアホだから置いといて……第一戦がお邪魔ばっかりしてたから印象薄れるけど、あいつら普通に強いんだよなぁ」
とリタは感心して呟いた。
「あらん。あの金髪のお兄さん、もうゴールさせられちゃいそうってのに、結構余裕なのね。このゲーム私たちが買ったら、あんた本当に私たちの仲間ねん! 美女ってのはムカつくけど、イケメンな男の子なら大歓迎よん♡」
「いやまぁそれは困るけど……とは言っても、まぁ、ねぇ」
ポルチェ普通に美人なのにオヤビンみたいなのを慕っているのは世の中不思議なもんだな、とリタは極めて失礼なことを思いながら微笑した。
3対3、圧倒的な体格差を物ともせず拮抗したゲームの雲行きは、唯一倒していなかった敵海賊団のボールマンの手に凶器が登場してから怪しくなった。
「ちょっと待て コレいいのか!!?」
「ぎゃー! 斬られる〜!!」
「おい審判見ろ! 斧使ってんぞあのバカ斧!!」
ゾロとチョッパーが接触すべきボールマンから逃げ惑い、サンジが審判に抗議をするものの暖簾に腕押しだ。
リタは隣に佇むフォクシーに冷ややかな目線を投げつけるが(会話はしたくないので声をかけることはない)、彼は寧ろ「これがオレらのスタイルよ!」としたり顔である。
もとより体術を基本とするサンジやチョッパーは兎も角、剣士のゾロはルールに則って剣を取られているのだから敵が武器を使用するとなれば大きなハンデだ。
「……勝てるかなぁ、この試合」
こんな島に残されても盗賊家業は成り立たないし、フォクシー海賊団も好きではない。
仲間とはいえずともゾロたちには当然勝っては欲しいのだが、まぁ負けたところでオレは、とそこまで考えてリタは苦笑した。
(「……あんたオヤビンに気に入られてるってのに、そんなつまらない顔しちゃダメよん! ほら、楽しみましょ!」)