第一章
夢小説設定
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次の日、彼から連絡があった。
彼の名前は五条悟といった。
やはり、家まで来てくれる?と誘われたけどさすがにいきなりお邪魔するのはどうかと思ってどこか外で会えないか提案すると、まるで始めから用意していたみたいにランチデートプランに切り替えて、迎えに行くから自宅を教えてと言われた。
会いたかった。だから連絡先も教えたけど、距離の詰め方が速くて戸惑ってしまう。
「五条さん、迎えに来ていただけるのはありがたいのですが、最寄駅にお願いできますか?」
『悟って呼んでくれたら考えるよ♡』
女慣れしてる感じがして、遊ばれてるのかもと思ってしまう。まぁ、それならその方がいいのかもしれない。
「悟…さん…」
『なぁに?ゆり』
電話越しでも彼の…悟さんの甘い声に頭が痺れてしまいそう。
「待ち合わせは○○駅前でお願いします」
『分かった。楽しみにしてる。…ゆり…』
呼び止められるように名前を呼ばれた。
「はい、悟さん…?」
『おやすみ、また明日電話する』
「はい、おやすみなさい」
正直、デートの日までもう電話は無いと思っていたから意外だった。
でも期待はしないでおこうと心の中で唱える。悟さんに対する想いが強くなるのを抑えるように。
本当はもうごまかせないほど、好きだと分かってる。
だからこそ悟さんにこの足枷を外させようとしている自分がイヤになる。
自分では何もできない自分を呪いたくなる。
彼の名前は五条悟といった。
やはり、家まで来てくれる?と誘われたけどさすがにいきなりお邪魔するのはどうかと思ってどこか外で会えないか提案すると、まるで始めから用意していたみたいにランチデートプランに切り替えて、迎えに行くから自宅を教えてと言われた。
会いたかった。だから連絡先も教えたけど、距離の詰め方が速くて戸惑ってしまう。
「五条さん、迎えに来ていただけるのはありがたいのですが、最寄駅にお願いできますか?」
『悟って呼んでくれたら考えるよ♡』
女慣れしてる感じがして、遊ばれてるのかもと思ってしまう。まぁ、それならその方がいいのかもしれない。
「悟…さん…」
『なぁに?ゆり』
電話越しでも彼の…悟さんの甘い声に頭が痺れてしまいそう。
「待ち合わせは○○駅前でお願いします」
『分かった。楽しみにしてる。…ゆり…』
呼び止められるように名前を呼ばれた。
「はい、悟さん…?」
『おやすみ、また明日電話する』
「はい、おやすみなさい」
正直、デートの日までもう電話は無いと思っていたから意外だった。
でも期待はしないでおこうと心の中で唱える。悟さんに対する想いが強くなるのを抑えるように。
本当はもうごまかせないほど、好きだと分かってる。
だからこそ悟さんにこの足枷を外させようとしている自分がイヤになる。
自分では何もできない自分を呪いたくなる。