第七章
夢小説設定
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「今のプロポーズ?今度もう一回ちゃんとしてね」
笑って話したけど悟の本気のプロポーズを聞いたら、今度は泣いてしまうだろうな。
ゆっくりと重なる唇。
悟のキスはさっきと打って変わって溶けそうなくらい気持ち良くて、私の中の不安や憂鬱を取り除いてくれた。
舌を絡ませて、根本を舌で撫でられる。いつもの大好きなキスで全身が敏感になっていく。
「ゆり、好きだよ」
耳元で響く、優しい声…
「あ!」
聞き惚れていたのに、いきなりあげられた大声が、性欲のスイッチを切った。
「せっかくヤル気になってた所悪いけど、気が変わらないうちに、サインしてもらおうかな」
「サインって?」
やっとサプライズを公表できる子供の様な顔でリビングへ向かう悟についていく。
とりあえず服を着てから、テーブルの上に置かれた書類を見て驚いた。
婚姻届と事実婚を法的に証明する書類。
どちらにも契約書の様な冊子付き。
好きな方にサインして、とペンを手渡される。
私の知らないうちにこんな用意がされていたなんて…色々と言いたい事はあったけど、なんか笑えてしまった。
悟の顔を見ていると、私がいるだけで、本当にそれだけでいいんだって思えて、もう不安はなかった。
ただ一歳私の介入無しに作られた書類。一応無茶な事を書いてないか、内容を確認する。
私が選んだのは、事実婚。
サインしようとペンを持ったまま動かずにいると、心配そうに声をかけられた。
「ゆり?」
視界が滲んで書き出せなかった。
椅子に座る私の顔は、横に立つ悟からは見えないはずだけど、きっとまた泣いてる事に気付いているだろうな。
「大丈夫、僕最強だから」
今関係あるの?と無理に笑う私を抱きしめてくれる。
「ゆりがいるから…だから、ちゃんと僕に守らせてよ」
書類にサインをして、再び寝室へ連れて行かれたのだった。
笑って話したけど悟の本気のプロポーズを聞いたら、今度は泣いてしまうだろうな。
ゆっくりと重なる唇。
悟のキスはさっきと打って変わって溶けそうなくらい気持ち良くて、私の中の不安や憂鬱を取り除いてくれた。
舌を絡ませて、根本を舌で撫でられる。いつもの大好きなキスで全身が敏感になっていく。
「ゆり、好きだよ」
耳元で響く、優しい声…
「あ!」
聞き惚れていたのに、いきなりあげられた大声が、性欲のスイッチを切った。
「せっかくヤル気になってた所悪いけど、気が変わらないうちに、サインしてもらおうかな」
「サインって?」
やっとサプライズを公表できる子供の様な顔でリビングへ向かう悟についていく。
とりあえず服を着てから、テーブルの上に置かれた書類を見て驚いた。
婚姻届と事実婚を法的に証明する書類。
どちらにも契約書の様な冊子付き。
好きな方にサインして、とペンを手渡される。
私の知らないうちにこんな用意がされていたなんて…色々と言いたい事はあったけど、なんか笑えてしまった。
悟の顔を見ていると、私がいるだけで、本当にそれだけでいいんだって思えて、もう不安はなかった。
ただ一歳私の介入無しに作られた書類。一応無茶な事を書いてないか、内容を確認する。
私が選んだのは、事実婚。
サインしようとペンを持ったまま動かずにいると、心配そうに声をかけられた。
「ゆり?」
視界が滲んで書き出せなかった。
椅子に座る私の顔は、横に立つ悟からは見えないはずだけど、きっとまた泣いてる事に気付いているだろうな。
「大丈夫、僕最強だから」
今関係あるの?と無理に笑う私を抱きしめてくれる。
「ゆりがいるから…だから、ちゃんと僕に守らせてよ」
書類にサインをして、再び寝室へ連れて行かれたのだった。
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