第二章
夢小説設定
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何か話さないとと思って、前から気になってた仕事のことを聞いてみたら、悟さんが教師だって言うから、緊張が一瞬で飛んでしまった。
でも専門学校だったら、美容師とか服飾、芸能関係とかもあるし、全然有り得そうで納得した。
こんなカッコいい先生がいたら授業になるのかな、とは思ったけど。男の子が多いのかな?
レストランに着くまでの間の車内は伊地知さんが小さくかけてくれてるラジオと、悟さんと私の声がほぼ途切れる事はなかった。
悟さんは私が話す時には必ずこちらを向いてくれた。時々サングラスの縁から青い瞳を覗かせて私の心拍数を跳ね上げさせるんだ。
東京とは思えないほどの自然の中で、車が停まったのはヨーロッパの住宅街に建ってそうな、白い二階建ての洋館。
お店の看板らしきものはなくて、一見しただけでは住宅か別荘かと思うだろう。
「こんな所に洋館…ここがレストランなんですか?」
「そうそう」
悟さんの後ろに着いて店に入ると、オーナーさんが出迎えてくれた。
当然ながら中は改装されていて、住宅感はなかったけど、外観のイメージを壊さない造りの内装で、非日常的な空間が悟さんとの時間をより特別なものにした。
「今日せっかくなんだけど、この後仕事なんだよね。ホント僕も嫌なんだけどさ」
通されたカウンター席に座って、悟さんは長い足を窮屈そうに組みながらとても残念そうに話してくれた。
そっか…食事が終わったらお別れなんだ…
急に目の前の空間がモノクロになっていく。
私はどこまで期待してたんだろう。
「そうなんですね…」
仕事は仕方ないと思っても、落ちた気分を隠せなかった。
「ごめんね。でも、そんな落ち込まれると思ってなかったから嬉しいよ。夜まで僕と一緒に居たかった?」
「はい。」
悟さんに手を取られてつい素直に頷いてしまった。
どう言う意味か分からないほどウブじゃ無い。
もう貴方に好意があると言ってしまったようなもの。いや、その先を望んでる…
顔も体も熱くなって、そのっ、あのっ、とあたふたしている横で
「もうサボっちゃおっかな…」とほほを赤くした彼がボソッと呟いた気がした。
でも専門学校だったら、美容師とか服飾、芸能関係とかもあるし、全然有り得そうで納得した。
こんなカッコいい先生がいたら授業になるのかな、とは思ったけど。男の子が多いのかな?
レストランに着くまでの間の車内は伊地知さんが小さくかけてくれてるラジオと、悟さんと私の声がほぼ途切れる事はなかった。
悟さんは私が話す時には必ずこちらを向いてくれた。時々サングラスの縁から青い瞳を覗かせて私の心拍数を跳ね上げさせるんだ。
東京とは思えないほどの自然の中で、車が停まったのはヨーロッパの住宅街に建ってそうな、白い二階建ての洋館。
お店の看板らしきものはなくて、一見しただけでは住宅か別荘かと思うだろう。
「こんな所に洋館…ここがレストランなんですか?」
「そうそう」
悟さんの後ろに着いて店に入ると、オーナーさんが出迎えてくれた。
当然ながら中は改装されていて、住宅感はなかったけど、外観のイメージを壊さない造りの内装で、非日常的な空間が悟さんとの時間をより特別なものにした。
「今日せっかくなんだけど、この後仕事なんだよね。ホント僕も嫌なんだけどさ」
通されたカウンター席に座って、悟さんは長い足を窮屈そうに組みながらとても残念そうに話してくれた。
そっか…食事が終わったらお別れなんだ…
急に目の前の空間がモノクロになっていく。
私はどこまで期待してたんだろう。
「そうなんですね…」
仕事は仕方ないと思っても、落ちた気分を隠せなかった。
「ごめんね。でも、そんな落ち込まれると思ってなかったから嬉しいよ。夜まで僕と一緒に居たかった?」
「はい。」
悟さんに手を取られてつい素直に頷いてしまった。
どう言う意味か分からないほどウブじゃ無い。
もう貴方に好意があると言ってしまったようなもの。いや、その先を望んでる…
顔も体も熱くなって、そのっ、あのっ、とあたふたしている横で
「もうサボっちゃおっかな…」とほほを赤くした彼がボソッと呟いた気がした。