短編
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「ここかな…いくよっ……」
「ちょっと…待って!やっぱ怖い!」
「大丈夫だって!このピアッサー、一瞬であくから!」
同級生の星綺羅羅が私の要望に応えようと、耳を掴んでいる。
「きららも金ちゃんも開けてるから私も開けたいけど…」
「もーっ!金ちゃんに開けてもらう?」
金ちゃんこと、秤金次も同級生。彼なら熱は熱いうちにとか言って、容赦なく開けるに違いない!
「絶対ヤダ!」
ーーーーーーー
「って事で開けれなかったの」
ミルクティーを淹れながら、ピアッサーを見つけた五条先生に事の顛末を説明した。
「ふーん。開けてあげようか?」
ピアッサーを片手に何か悪い事を企んでる子供の顔で、普段はなかなかお目にかかれない先生の六眼がキラキラ光って私を見ている。この眼に惹かれない者はいないだろう…先生が黙っていればの話だけど。
「んー…」
とりあえずテーブルにティーカップを置いて、そのままベッドに座る先生の横に倣って座る。
「何で悩むの?きららには頼んでおいて、僕には頼めないの?」
拗ねると大変な子なので頼む事にしよう。
「じゃあ、お願い!優しくしてね?」
「優しく、ね…」
先生は顔を覗き込む私を軽々と持ち上げて、後ろからすっぽり抱きしめた。長い手足で拘束されて後ろから耳にかかる吐息に体が跳ねた。
「きゃ…せんせぇ…」
「お前、きららは男だからね?あんまりベタベタしないでよ」
なんだ、妬いてたのか。
「大丈夫大丈夫!きららは金ちゃんにベッタリだから」
笑って話すけど、背中から低い声と振動が伝わってきて手遅れだったかと思い知る。
「僕がしないでって言ってるのに、聞けないの?」
「…ごめんなさい…先生、許して…」
「ダーメ。お仕置きしてあげるから、じっとしててね…」
パチンっと音がして、その音に反射的に声が出た。
「いっ…」
でも痛みはあまりない。
ピアッサーを外した先生は私の耳にその瞳と同じ色に光るピアスを見て、口元が緩んでいる。
「…いいね…今のゆり。なんか新たな扉開いちゃったかも♡」
「待って、待って、せんせーっ」
そのままベッドにダイブして、せっかく淹れた紅茶はすっかり冷めてしまった。
「ちょっと…待って!やっぱ怖い!」
「大丈夫だって!このピアッサー、一瞬であくから!」
同級生の星綺羅羅が私の要望に応えようと、耳を掴んでいる。
「きららも金ちゃんも開けてるから私も開けたいけど…」
「もーっ!金ちゃんに開けてもらう?」
金ちゃんこと、秤金次も同級生。彼なら熱は熱いうちにとか言って、容赦なく開けるに違いない!
「絶対ヤダ!」
ーーーーーーー
「って事で開けれなかったの」
ミルクティーを淹れながら、ピアッサーを見つけた五条先生に事の顛末を説明した。
「ふーん。開けてあげようか?」
ピアッサーを片手に何か悪い事を企んでる子供の顔で、普段はなかなかお目にかかれない先生の六眼がキラキラ光って私を見ている。この眼に惹かれない者はいないだろう…先生が黙っていればの話だけど。
「んー…」
とりあえずテーブルにティーカップを置いて、そのままベッドに座る先生の横に倣って座る。
「何で悩むの?きららには頼んでおいて、僕には頼めないの?」
拗ねると大変な子なので頼む事にしよう。
「じゃあ、お願い!優しくしてね?」
「優しく、ね…」
先生は顔を覗き込む私を軽々と持ち上げて、後ろからすっぽり抱きしめた。長い手足で拘束されて後ろから耳にかかる吐息に体が跳ねた。
「きゃ…せんせぇ…」
「お前、きららは男だからね?あんまりベタベタしないでよ」
なんだ、妬いてたのか。
「大丈夫大丈夫!きららは金ちゃんにベッタリだから」
笑って話すけど、背中から低い声と振動が伝わってきて手遅れだったかと思い知る。
「僕がしないでって言ってるのに、聞けないの?」
「…ごめんなさい…先生、許して…」
「ダーメ。お仕置きしてあげるから、じっとしててね…」
パチンっと音がして、その音に反射的に声が出た。
「いっ…」
でも痛みはあまりない。
ピアッサーを外した先生は私の耳にその瞳と同じ色に光るピアスを見て、口元が緩んでいる。
「…いいね…今のゆり。なんか新たな扉開いちゃったかも♡」
「待って、待って、せんせーっ」
そのままベッドにダイブして、せっかく淹れた紅茶はすっかり冷めてしまった。