もう一度キスしてくれたら
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「硝子、夜みんなでご飯食べない?五条の部屋で」
部屋に戻ってしばらくしたら硝子から医務室だよとメールが来た。
「いいけど、どしたの?」
今ここには誰もいないし、ちょうどいい。
硝子には隠し事はしたくない。もし2人のうちどちらかに特別な感情を抱いていたとしても、後から知るよりはマシだろう。
だから全部話した。今日あったこと。
夏油に告白された事も、五条とキスした事も…
幸い硝子はケロッとしていて、私の見る限りは面白がっている様にしか見えなかった。
タバコ吸うから、と医務室から出て外の喫煙所に向かう。
「それで3人で会うのはキツイね。断るにも説明がいるし、どっち道めんどくさい事になりそーだな」
「私は普通に楽しい学生生活を送りたいだけなのになぁ」
「私は超楽しいよ?あの2人がゆりを取り合ってるのを見てるのも、そいつらの事が眼中にないゆりも」
「取り合ってる?!知ってたの?!」
つい声が大きくなってしまった。
「何となくだよ。ちゃんと聞いたわけじゃない。でもゆりは五条にしたんだ?」
硝子は少し小声で聞いてきた。
「違う…彼女になりたい?って聞かれたけど断った」
「うわー」ちょっと引いてる感じでこっちをみてくる硝子に言い訳をする…
「だって、女なんていっぱいいるでしょ…それにからかわれてるみたいだった」
「どうかなー?好きじゃない女にすると思う?ゆりはなんでしてもいいと思ったの?無理矢理された訳じゃないんだよね?」
そう聞かれてはっきりと答えられなかった。好き…かどうかは分からないし、友達として好きだからってキスできる訳じゃない。それは夏油の事でよく分かった。
やっぱり私は流されただけ。
「付き合っちゃえばいいのにー。好きは後付けでもいいんじゃない?とりあえず、今日は相談料として奢ってもらおっ」
「口止め料もつけるから今話した事、絶対喋らないでよ?」
ご飯のついでにタバコも買おう。
でも硝子が来てくれて良かった。
ーーーーーーー
予定より早く五条の部屋に行く。もちろん硝子と一緒に。
硝子の顔を見て何でいんだよと言いたそうな五条に、4人でご飯食べるから夏油呼んできてと頼む。
夏油も来てくれて久しぶりに4人で一緒に過ごした。
良かった。前みたいにみんなで楽しく集まれて。なんか今日は色々あったけど、私の判断は間違ってなかったかな。と安心していた。
ご飯も食べ終わって、五条と夏油がゲームしてるのを後ろで見ながら硝子と喋っていた時、電話が鳴った。
「はい。家入です。…分かりました。」
「どうしたの?」
「急患だって。動けないらしいから出てくる。」
硝子は学生だけど稀有な能力の持ち主だからよく駆り出される。もちろん護衛がつくから心配は要らない。
よほど緊急だったのか、硝子はサッと出て行ってしまって、私は残されたこの状況を見て、しまったと思った。
「硝子行っちゃったし、私も帰る…」
「お前、傑に話あんだろ?」
私の手首を掴んで、五条が言う。
さっきまでの雰囲気が一変した。
やっぱりこのまま終わるわけなかったんだ。
部屋に戻ってしばらくしたら硝子から医務室だよとメールが来た。
「いいけど、どしたの?」
今ここには誰もいないし、ちょうどいい。
硝子には隠し事はしたくない。もし2人のうちどちらかに特別な感情を抱いていたとしても、後から知るよりはマシだろう。
だから全部話した。今日あったこと。
夏油に告白された事も、五条とキスした事も…
幸い硝子はケロッとしていて、私の見る限りは面白がっている様にしか見えなかった。
タバコ吸うから、と医務室から出て外の喫煙所に向かう。
「それで3人で会うのはキツイね。断るにも説明がいるし、どっち道めんどくさい事になりそーだな」
「私は普通に楽しい学生生活を送りたいだけなのになぁ」
「私は超楽しいよ?あの2人がゆりを取り合ってるのを見てるのも、そいつらの事が眼中にないゆりも」
「取り合ってる?!知ってたの?!」
つい声が大きくなってしまった。
「何となくだよ。ちゃんと聞いたわけじゃない。でもゆりは五条にしたんだ?」
硝子は少し小声で聞いてきた。
「違う…彼女になりたい?って聞かれたけど断った」
「うわー」ちょっと引いてる感じでこっちをみてくる硝子に言い訳をする…
「だって、女なんていっぱいいるでしょ…それにからかわれてるみたいだった」
「どうかなー?好きじゃない女にすると思う?ゆりはなんでしてもいいと思ったの?無理矢理された訳じゃないんだよね?」
そう聞かれてはっきりと答えられなかった。好き…かどうかは分からないし、友達として好きだからってキスできる訳じゃない。それは夏油の事でよく分かった。
やっぱり私は流されただけ。
「付き合っちゃえばいいのにー。好きは後付けでもいいんじゃない?とりあえず、今日は相談料として奢ってもらおっ」
「口止め料もつけるから今話した事、絶対喋らないでよ?」
ご飯のついでにタバコも買おう。
でも硝子が来てくれて良かった。
ーーーーーーー
予定より早く五条の部屋に行く。もちろん硝子と一緒に。
硝子の顔を見て何でいんだよと言いたそうな五条に、4人でご飯食べるから夏油呼んできてと頼む。
夏油も来てくれて久しぶりに4人で一緒に過ごした。
良かった。前みたいにみんなで楽しく集まれて。なんか今日は色々あったけど、私の判断は間違ってなかったかな。と安心していた。
ご飯も食べ終わって、五条と夏油がゲームしてるのを後ろで見ながら硝子と喋っていた時、電話が鳴った。
「はい。家入です。…分かりました。」
「どうしたの?」
「急患だって。動けないらしいから出てくる。」
硝子は学生だけど稀有な能力の持ち主だからよく駆り出される。もちろん護衛がつくから心配は要らない。
よほど緊急だったのか、硝子はサッと出て行ってしまって、私は残されたこの状況を見て、しまったと思った。
「硝子行っちゃったし、私も帰る…」
「お前、傑に話あんだろ?」
私の手首を掴んで、五条が言う。
さっきまでの雰囲気が一変した。
やっぱりこのまま終わるわけなかったんだ。