霊界探偵編
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しばらく走ると森の入口が見えてくる。
初めて見た時はすごく不気味な森でこんなとこマジで行くの?本当に?って感じたのに……。
今はちょっと薄暗いって思うくらいだ。
それだけ力がついたって事かな。
森に入り疑問が浮かぶ。
見て来いって言われたけど何を……?
見た感じ特にいつもと変わりが無さそうだし、能力使っても特に何も感知しない。
私の仕事は終わったあとの救出だ。
とりあえず上に向かうか。
……森の中に入りながら考える。
魔界での事。
この森に来ると魔性の森って言われるだけあって、あっちでの生活を少し思い出すのよね。
魔界自体が決して明るいとは言えない場所だからこういう陽の入らない薄暗い森って少し重ねてしまう。
植物とか生物はあっちの方が凶悪なの多いけど……。
立ち止まってまわりを見てみる。
人の手が入っていない森。
今たっている場所は少しひらけていて、草の丈も私の膝くらいだ。
場所によっては私の背丈くらい伸びているところもあるし、妖怪が住み着いている場所もある。
対して強くはないし立場をわきまえて住んでいる者が多い。
なんか思い出しちゃった……。
魔界じゃないから心配はいらないんだけど出来れば蔵馬が使ってたオジギソウとかはもう見たくないかな。
食妖植物の類……。
食妖植物もって脅してきたもん、あの狐。
逃げ出そうとした時にアレ持って次は無いぞ?って言われたんだよね。
あの時は本当に死ぬのかなって思った。
蔵馬、か。
私を捕まえて売り飛ばすっていう目的があって初対面は酷い目にあったのよね。
出会いは最悪だった。
今は人間の南野秀一の体って事もあるのかとても柔らかくなったと思う。
たまに見せる表情で根っこはあの時のままなんだなって思うけれど。
……最悪と言えば、黄泉とかいう妖怪。
そういえばあの妖怪どこいったんだろう。
いつの間にかアジトに帰ってこなくなった。
蔵馬に聞いてもさあな、としか言わなかったし。
一応副総長なのに……。
私はいい印象まったく無いから居なくなって少しホッとしたくらいだけど。
「凛。」
「っ!?」
急に背後から声が聞こえて反射で振り返る。
「師範!!」
「修行が足りないねえ。」
えぇ?
感知能力が全く働かなかった。
考え事をしていたとはいえ今回は警戒を怠ってはいなかったのに。
今は師範くらいのレベルになると感知できないのか……。
魔界で生活してた終盤あたりは生体反応。
例えば体温とか息づかいとかで感知できたからよっぽどの事がなければ背後を取られることなんて無かったのに。
イヤでも今の自分が弱いって事を思い知らされる。
蔵馬も人間界に来て何回もこういう事思ったことあるのかな。
私はそんなに強くなかったから人間の身体になってもできる事はそんなに変わらなかったけれど蔵馬は元々がとても強かった。
頭がいいから上手く切り抜けたりはしていたんだろうけど……。
「眉間にしわ寄せて考えとるとこ悪いがあたしゃ行くよ。」
「目的地は前の木と一緒ですか?」
「制限時間は2時間だ。知っての通りここは魔性の森、時計なんかは使えないからね?さっさとくるんだよ。」
師範はそういって走り去っていった。
相変わらずお早い。
能力を使って探る。
……参加者も森に入ってる。
ふむ、何人か入る前に帰っているみたいだ。
森に挑戦してる参加者が減っている。
少しスピード上げようかな。
最短で走っても私じゃそこそこかかる。
流石に受験者に負けるのは嫌だ。
野生動物、妖怪、自然地形と何でもござれな場所だからすごく勘が鋭い桑原くんが有利かな?
そんなことを考えながら森を走り抜けた。
「きたね凛、前より早くなったじゃないか。」
「特訓のおかげですね!」
「半べそかきながら走ってたのは見ものだったんだけどねぇ。」
「し、師範!!」
ニヤリとこちらを見る。
本当に性格悪い!!
いい人だけど性格悪い!!
からかうのが好きなところは蔵馬に似てるかも。
彼も意地悪だし。
「さて1時間経ったね……凛、誰が来ると思う?」
「そうですね、オールバックとリーゼントの男の子は絶対来ると思いますよ……。あとは二次審査で得点の高かったスキンヘッドの人とロン毛の人……あとは……。」
「ふむ、あのガキ共と仲良さそうだったようだが。」
ガキ共って、浦飯くんと桑原くんだよね……?
「オールバックの子は浦飯くん、彼とはちょっと霊界絡みで……。リーゼントの子は桑原くん、あの子は今日初めて会いました。」
「霊界絡み……ねえ?」
「う、だ、大丈夫……審査は公平に……。」
「当たり前だ。」
師範は眉をひそめて森の方を見る。
私も能力を使って位置を見た。
先頭はやっぱり桑原くんか……。
浦飯くんはギリギリ圏内だけどこのまま向かってくるとあの吸血鬼の妖怪に当たるな。
っていうかずっとまっすぐ来てるの……?
直線で行ったほうが早いに決まってんだろ!みたいな感じなのかな。
確かに移動距離は最短かもしれないけれどそれが早いとは限らないのがこの森なんだよね。
霊界探偵さんは間に合うかしら。
それから師範と目標の木下で待つこと1時間ちょっと。
最初の1人目が到着した。
「あれ?まさかオレがトップ?マジ!?」
「お疲れ様、桑原くん!」
「凛さん!!」
到着したのはやはり桑原くんだった。
「流石!二次審査の霊感能力満点だっただけあるね。」
「いやあ、それほどでも!!」
桑原くんは予想通り1位通過。
浦飯くんは……まだまだ来そうにないな。
彼が来なきゃ乱童の件もどうしようもないから間に合ってほしいところではある。
ここで待って桑原くんとお話するのもいいけど……。
うーん、先に救助でもしに行くかな。
もう間に合わないだろう人は何人かいるし。
「師範、そろそろ時間内にこれそうのない人達の救出にいっても大丈夫です?」
「そうさね、行ってきな。」
「あれ、凛さんどこか行くんすか?」
隣で聞いていた桑原くんが首をかしげながら疑問を口にする。
「うん、お手伝い……かな?リタイアした人達を救出してくるね。」
「ええ!?この森かなり危ないっすよ!めちゃくちゃ嫌な感じする道とかありましたし!」
救出してくると言うと桑原くんは物凄く慌てはじめた。
そうか、私がそれなりに実力があるってこと知らないんだもんな……。
「大丈夫だよ、ここまで1人で来られるくらいの実力はあるんだもの!」
「ん?それもそうか……?いや待てよ、凛さん実は結構すごい人だったり!?」
なるべく安心させるように笑いながら言うと、私が一人で来た事に気づいて更に慌て始めた。
別に凄くはないけどここに居る人くらいなら倒せる自信はあるかな。
「そのうち浦飯くんも来ると思うし、後で合流しようね!」
「え、あ、はい!」
まだ混乱している桑原くんを置いて救出しに行く。
能力を使えば誰が何処にいるのかはわかるから。
できるだけ効率よく助けていく。
中には同じ所をずっと回ったり。
妖怪にビックリしたのか気絶してる人もいた。
桑原くんは妖怪とかに会わなかったんだろうな。
霊感ってすごい……。
一通り助けて門まで送った後、師範と合流する為にもう一度森の方まで歩いていると入口あたりに試験が終わって降りてきたみんなが見えた。
浦飯くんと桑原くんは私に気付くと片手をあげた。
うわ、浦飯くんボロボロ……。
服は所々破れて傷もいくつか出来ていた。
という事はあのまま本当に真っ直ぐいってコウモリ使いに会ったのね……。
「おう、ギリギリだったけど合格したぜ!真っ直ぐ行けば早いと思ったのにエライ目にあったぜ。」
「締切ちょうどに来たんですよこいつ!変なチビの吸血鬼みたいな妖怪片手に!」
ああ、やっぱり……。
コウモリ使いさんかわいそうに……。
「まあ、ギリギリでも合格だしね!2人ともおめでとう!次も頑張ってね。」
「おうよ。」
「もちろんです!!」
エールを送ると2人で同時に返事をした。
そういえばこれからの審査の話聞いてないけどどうなっているんだろう。
考えていると師範が振り返った。
「第四次審査は……!!」
さてどんな審査だろう。
残ったのは8人……。
「考えとらんかった。」
ええ……師範……。
またみんな盛大にコケてるよ。
「ふむ、とりあえず闘技場までもどるかね。」
「わ、わかりました。」
闘技場か。
という事はここからは実践?
浦飯くんの霊界探偵としての実力が見られるわけか。
しかし、この中に乱童はいるのよね……。
イヤな感じがどんどん強くなってる。
まとわりついてくるような薄気味悪い霊気。
視線も感じるけど隠されててわからないな。
なんで私の事観察しているんだろう。
ただのお手伝いだし私の事を観察する意味は無い。
それなのにずっと見られてる。
気持ち悪い。
そうこう考えている内に闘技場の前に着いていた。
「四次審査からは実践じゃ!!残りがひとりになるまで戦ってもらう!」
闘技場前の階段を上がり。
師範が待っている扉の前まで移動する。
全員着くと師範が扉を開けた。
「ここが闘技場じゃ……!!」
中にみんな入ったのを見て扉を閉める。
「……!?真っ暗闇じゃねーか!これじゃなんにも見えねェぞ!」
浦飯くんがそう叫ぶと師範は説明していく。
「一回戦はこの闇の中で戦うのじゃ、相手の霊気をさぐりながらな……。道具・武器の使用も認める!勝敗 は相手を倒して戻ってくることのみ!!」
道具も武器も使用可、か。
なかなか厳しい戦いになりそうだ。
初めて見た時はすごく不気味な森でこんなとこマジで行くの?本当に?って感じたのに……。
今はちょっと薄暗いって思うくらいだ。
それだけ力がついたって事かな。
森に入り疑問が浮かぶ。
見て来いって言われたけど何を……?
見た感じ特にいつもと変わりが無さそうだし、能力使っても特に何も感知しない。
私の仕事は終わったあとの救出だ。
とりあえず上に向かうか。
……森の中に入りながら考える。
魔界での事。
この森に来ると魔性の森って言われるだけあって、あっちでの生活を少し思い出すのよね。
魔界自体が決して明るいとは言えない場所だからこういう陽の入らない薄暗い森って少し重ねてしまう。
植物とか生物はあっちの方が凶悪なの多いけど……。
立ち止まってまわりを見てみる。
人の手が入っていない森。
今たっている場所は少しひらけていて、草の丈も私の膝くらいだ。
場所によっては私の背丈くらい伸びているところもあるし、妖怪が住み着いている場所もある。
対して強くはないし立場をわきまえて住んでいる者が多い。
なんか思い出しちゃった……。
魔界じゃないから心配はいらないんだけど出来れば蔵馬が使ってたオジギソウとかはもう見たくないかな。
食妖植物の類……。
食妖植物もって脅してきたもん、あの狐。
逃げ出そうとした時にアレ持って次は無いぞ?って言われたんだよね。
あの時は本当に死ぬのかなって思った。
蔵馬、か。
私を捕まえて売り飛ばすっていう目的があって初対面は酷い目にあったのよね。
出会いは最悪だった。
今は人間の南野秀一の体って事もあるのかとても柔らかくなったと思う。
たまに見せる表情で根っこはあの時のままなんだなって思うけれど。
……最悪と言えば、黄泉とかいう妖怪。
そういえばあの妖怪どこいったんだろう。
いつの間にかアジトに帰ってこなくなった。
蔵馬に聞いてもさあな、としか言わなかったし。
一応副総長なのに……。
私はいい印象まったく無いから居なくなって少しホッとしたくらいだけど。
「凛。」
「っ!?」
急に背後から声が聞こえて反射で振り返る。
「師範!!」
「修行が足りないねえ。」
えぇ?
感知能力が全く働かなかった。
考え事をしていたとはいえ今回は警戒を怠ってはいなかったのに。
今は師範くらいのレベルになると感知できないのか……。
魔界で生活してた終盤あたりは生体反応。
例えば体温とか息づかいとかで感知できたからよっぽどの事がなければ背後を取られることなんて無かったのに。
イヤでも今の自分が弱いって事を思い知らされる。
蔵馬も人間界に来て何回もこういう事思ったことあるのかな。
私はそんなに強くなかったから人間の身体になってもできる事はそんなに変わらなかったけれど蔵馬は元々がとても強かった。
頭がいいから上手く切り抜けたりはしていたんだろうけど……。
「眉間にしわ寄せて考えとるとこ悪いがあたしゃ行くよ。」
「目的地は前の木と一緒ですか?」
「制限時間は2時間だ。知っての通りここは魔性の森、時計なんかは使えないからね?さっさとくるんだよ。」
師範はそういって走り去っていった。
相変わらずお早い。
能力を使って探る。
……参加者も森に入ってる。
ふむ、何人か入る前に帰っているみたいだ。
森に挑戦してる参加者が減っている。
少しスピード上げようかな。
最短で走っても私じゃそこそこかかる。
流石に受験者に負けるのは嫌だ。
野生動物、妖怪、自然地形と何でもござれな場所だからすごく勘が鋭い桑原くんが有利かな?
そんなことを考えながら森を走り抜けた。
「きたね凛、前より早くなったじゃないか。」
「特訓のおかげですね!」
「半べそかきながら走ってたのは見ものだったんだけどねぇ。」
「し、師範!!」
ニヤリとこちらを見る。
本当に性格悪い!!
いい人だけど性格悪い!!
からかうのが好きなところは蔵馬に似てるかも。
彼も意地悪だし。
「さて1時間経ったね……凛、誰が来ると思う?」
「そうですね、オールバックとリーゼントの男の子は絶対来ると思いますよ……。あとは二次審査で得点の高かったスキンヘッドの人とロン毛の人……あとは……。」
「ふむ、あのガキ共と仲良さそうだったようだが。」
ガキ共って、浦飯くんと桑原くんだよね……?
「オールバックの子は浦飯くん、彼とはちょっと霊界絡みで……。リーゼントの子は桑原くん、あの子は今日初めて会いました。」
「霊界絡み……ねえ?」
「う、だ、大丈夫……審査は公平に……。」
「当たり前だ。」
師範は眉をひそめて森の方を見る。
私も能力を使って位置を見た。
先頭はやっぱり桑原くんか……。
浦飯くんはギリギリ圏内だけどこのまま向かってくるとあの吸血鬼の妖怪に当たるな。
っていうかずっとまっすぐ来てるの……?
直線で行ったほうが早いに決まってんだろ!みたいな感じなのかな。
確かに移動距離は最短かもしれないけれどそれが早いとは限らないのがこの森なんだよね。
霊界探偵さんは間に合うかしら。
それから師範と目標の木下で待つこと1時間ちょっと。
最初の1人目が到着した。
「あれ?まさかオレがトップ?マジ!?」
「お疲れ様、桑原くん!」
「凛さん!!」
到着したのはやはり桑原くんだった。
「流石!二次審査の霊感能力満点だっただけあるね。」
「いやあ、それほどでも!!」
桑原くんは予想通り1位通過。
浦飯くんは……まだまだ来そうにないな。
彼が来なきゃ乱童の件もどうしようもないから間に合ってほしいところではある。
ここで待って桑原くんとお話するのもいいけど……。
うーん、先に救助でもしに行くかな。
もう間に合わないだろう人は何人かいるし。
「師範、そろそろ時間内にこれそうのない人達の救出にいっても大丈夫です?」
「そうさね、行ってきな。」
「あれ、凛さんどこか行くんすか?」
隣で聞いていた桑原くんが首をかしげながら疑問を口にする。
「うん、お手伝い……かな?リタイアした人達を救出してくるね。」
「ええ!?この森かなり危ないっすよ!めちゃくちゃ嫌な感じする道とかありましたし!」
救出してくると言うと桑原くんは物凄く慌てはじめた。
そうか、私がそれなりに実力があるってこと知らないんだもんな……。
「大丈夫だよ、ここまで1人で来られるくらいの実力はあるんだもの!」
「ん?それもそうか……?いや待てよ、凛さん実は結構すごい人だったり!?」
なるべく安心させるように笑いながら言うと、私が一人で来た事に気づいて更に慌て始めた。
別に凄くはないけどここに居る人くらいなら倒せる自信はあるかな。
「そのうち浦飯くんも来ると思うし、後で合流しようね!」
「え、あ、はい!」
まだ混乱している桑原くんを置いて救出しに行く。
能力を使えば誰が何処にいるのかはわかるから。
できるだけ効率よく助けていく。
中には同じ所をずっと回ったり。
妖怪にビックリしたのか気絶してる人もいた。
桑原くんは妖怪とかに会わなかったんだろうな。
霊感ってすごい……。
一通り助けて門まで送った後、師範と合流する為にもう一度森の方まで歩いていると入口あたりに試験が終わって降りてきたみんなが見えた。
浦飯くんと桑原くんは私に気付くと片手をあげた。
うわ、浦飯くんボロボロ……。
服は所々破れて傷もいくつか出来ていた。
という事はあのまま本当に真っ直ぐいってコウモリ使いに会ったのね……。
「おう、ギリギリだったけど合格したぜ!真っ直ぐ行けば早いと思ったのにエライ目にあったぜ。」
「締切ちょうどに来たんですよこいつ!変なチビの吸血鬼みたいな妖怪片手に!」
ああ、やっぱり……。
コウモリ使いさんかわいそうに……。
「まあ、ギリギリでも合格だしね!2人ともおめでとう!次も頑張ってね。」
「おうよ。」
「もちろんです!!」
エールを送ると2人で同時に返事をした。
そういえばこれからの審査の話聞いてないけどどうなっているんだろう。
考えていると師範が振り返った。
「第四次審査は……!!」
さてどんな審査だろう。
残ったのは8人……。
「考えとらんかった。」
ええ……師範……。
またみんな盛大にコケてるよ。
「ふむ、とりあえず闘技場までもどるかね。」
「わ、わかりました。」
闘技場か。
という事はここからは実践?
浦飯くんの霊界探偵としての実力が見られるわけか。
しかし、この中に乱童はいるのよね……。
イヤな感じがどんどん強くなってる。
まとわりついてくるような薄気味悪い霊気。
視線も感じるけど隠されててわからないな。
なんで私の事観察しているんだろう。
ただのお手伝いだし私の事を観察する意味は無い。
それなのにずっと見られてる。
気持ち悪い。
そうこう考えている内に闘技場の前に着いていた。
「四次審査からは実践じゃ!!残りがひとりになるまで戦ってもらう!」
闘技場前の階段を上がり。
師範が待っている扉の前まで移動する。
全員着くと師範が扉を開けた。
「ここが闘技場じゃ……!!」
中にみんな入ったのを見て扉を閉める。
「……!?真っ暗闇じゃねーか!これじゃなんにも見えねェぞ!」
浦飯くんがそう叫ぶと師範は説明していく。
「一回戦はこの闇の中で戦うのじゃ、相手の霊気をさぐりながらな……。道具・武器の使用も認める!
道具も武器も使用可、か。
なかなか厳しい戦いになりそうだ。
