霊界探偵編
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あの子が浦飯幽助くんか……。
ぼたんさんや浦飯くん、そして被害にあった螢子ちゃんとわかれて蔵馬と帰路につく。
治癒能力で完璧に治そうとしたのだけど蔵馬に断られたため肩を貸して歩く。
なにやら少し機嫌が悪いような気がする。
「で、オレに黙ってあの日からどこに行っていたんです?」
「う……あの、蔵馬……?」
「なんです?」
「怒ってる……?」
「……。」
怒ってる……。
なんで私が居なかったの知ってるんだろう。
人間界に居なかったのたった1日だけだったのに……。
ん?いや、私学校行ってなかったし当たり前か……!!
「え、あの日って学校行かなかった日のこと……?」
「……違います、別に言いたくないならいいですよ?今後の話をしたあの日、貴方の妖気が消えて……探っても見つからないし、学校にも来ない。勝手にオレが心配してただけですから。」
「……!!そんな!言いたくないわけじゃないの、蔵馬には全部話すつもりだったよ……。ただ連れ去られた日から今までの話をするなら落ち着いて話したいなって。正直言うと考える余裕もなかったんだけど……その……。」
最後の方はもごもごと尻すぼみになってしまった。
心配。
かけてたのか。
そこまで頭が回らなかった。
自分の事で精一杯で蔵馬の気持ちを考える余裕もなかったし。
考えたのは蔵馬の負担にはなりたくない。
ただそれだけだった。
「連れ去られた……?」
蔵馬の目つきがスっと変わる。
知ってる……何度か向けられた事もあるし向けているのを見た事もある。
自分に害のある者に向ける冷たい目。
少しの間を置いて蔵馬が歩みを止めた。
肩を貸している私も当然止まることになる。
隣でふぅ、とため息が聞こえ顔を向けると。
いつもの優しい目に戻っていた。
「すみません、貴方の……凛の事となると冷静ではいられなくなるようだ。」
「え?」
「今回凛がいなくなって気づいた事があるんです。」
「?」
「また今度凛のことを聞く時にオレも話しますが、オレには大切な母さんがいます……ただそれと同じように凛の事も大切に思ってる。」
家族。
魔界にいた時は小さい時に母親が連れ去られてしまってよく覚えていない。
人間界での両親はとても優しくて、これが家族かと思った矢先に父親が交通事故、その後お母さんも病んで自殺してしまった。
「……いやですか?」
「えっ……ううん、嬉しい……かな。」
「その割には浮かない顔ですね?」
家族の様に大切、そう言ってくれたことは凄く嬉しい。
でも、なんだかいまいち素直に喜べないのは何故だろう。
妖怪だったころに認められたい、対等でありたいと願った事に偽りなんてない。
友人としてよろしくと言った時も飛び上がりそうになるくらい嬉しかったのに。
家族……だなんて嬉しいに決まってる、でもなにか引っかかるものがある。
いや……深く考えないようにしよう。
今は素直に家族のようだと言ってもらえたことを喜ぼう。
「私も蔵馬が大切、だからその傷治させてほしいのだけれど?」
「それは了承しかねるな、凛はまだ万全な状態じゃないんだろ?オレも妖怪のはしくれだ、大したことないよ。」
「肩借りてるのによく言うよ!」
ほとんど私に体重乗っけてないところもヤレヤレって感じだし。
そういうとこ変わってないな……。
そう思って苦笑が漏れた。
ぼたんさんや浦飯くん、そして被害にあった螢子ちゃんとわかれて蔵馬と帰路につく。
治癒能力で完璧に治そうとしたのだけど蔵馬に断られたため肩を貸して歩く。
なにやら少し機嫌が悪いような気がする。
「で、オレに黙ってあの日からどこに行っていたんです?」
「う……あの、蔵馬……?」
「なんです?」
「怒ってる……?」
「……。」
怒ってる……。
なんで私が居なかったの知ってるんだろう。
人間界に居なかったのたった1日だけだったのに……。
ん?いや、私学校行ってなかったし当たり前か……!!
「え、あの日って学校行かなかった日のこと……?」
「……違います、別に言いたくないならいいですよ?今後の話をしたあの日、貴方の妖気が消えて……探っても見つからないし、学校にも来ない。勝手にオレが心配してただけですから。」
「……!!そんな!言いたくないわけじゃないの、蔵馬には全部話すつもりだったよ……。ただ連れ去られた日から今までの話をするなら落ち着いて話したいなって。正直言うと考える余裕もなかったんだけど……その……。」
最後の方はもごもごと尻すぼみになってしまった。
心配。
かけてたのか。
そこまで頭が回らなかった。
自分の事で精一杯で蔵馬の気持ちを考える余裕もなかったし。
考えたのは蔵馬の負担にはなりたくない。
ただそれだけだった。
「連れ去られた……?」
蔵馬の目つきがスっと変わる。
知ってる……何度か向けられた事もあるし向けているのを見た事もある。
自分に害のある者に向ける冷たい目。
少しの間を置いて蔵馬が歩みを止めた。
肩を貸している私も当然止まることになる。
隣でふぅ、とため息が聞こえ顔を向けると。
いつもの優しい目に戻っていた。
「すみません、貴方の……凛の事となると冷静ではいられなくなるようだ。」
「え?」
「今回凛がいなくなって気づいた事があるんです。」
「?」
「また今度凛のことを聞く時にオレも話しますが、オレには大切な母さんがいます……ただそれと同じように凛の事も大切に思ってる。」
家族。
魔界にいた時は小さい時に母親が連れ去られてしまってよく覚えていない。
人間界での両親はとても優しくて、これが家族かと思った矢先に父親が交通事故、その後お母さんも病んで自殺してしまった。
「……いやですか?」
「えっ……ううん、嬉しい……かな。」
「その割には浮かない顔ですね?」
家族の様に大切、そう言ってくれたことは凄く嬉しい。
でも、なんだかいまいち素直に喜べないのは何故だろう。
妖怪だったころに認められたい、対等でありたいと願った事に偽りなんてない。
友人としてよろしくと言った時も飛び上がりそうになるくらい嬉しかったのに。
家族……だなんて嬉しいに決まってる、でもなにか引っかかるものがある。
いや……深く考えないようにしよう。
今は素直に家族のようだと言ってもらえたことを喜ぼう。
「私も蔵馬が大切、だからその傷治させてほしいのだけれど?」
「それは了承しかねるな、凛はまだ万全な状態じゃないんだろ?オレも妖怪のはしくれだ、大したことないよ。」
「肩借りてるのによく言うよ!」
ほとんど私に体重乗っけてないところもヤレヤレって感じだし。
そういうとこ変わってないな……。
そう思って苦笑が漏れた。
