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夢小説設定
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今日は一誠の家にお泊まり!
明日は2人ともオフなので久しぶりに家でまったりしようという話になり家に行く事に
見たいアニメもあったがとりあえず録画も設定してるし最近Lancelotは忙しくなってきた所で、なかなか2人でゆっくり出来ることがなかった為楽しみだ
「おじゃましまーす!」
「おう。飯は食ってきたし酒でも飲みながらゆっくりするかー」
「だねー」
上着を脱いでソファに座る
「あ、そういえば。みかんが好きなアニメって昨日やってたよな?録画しといたから見てもいいぞ?」
「!!!まじ?!!!」
そこまでしてくれてると思わずけっこうな声量が出た
「1番好きなアニメなんだろ?続き気になるかと思って録画しといたぞ」
軽く頭をポンッとしながら缶チューハイを飲んでる一誠も絵になってかっこいい
「ありがとーーー!!!!大好きー!!!」
あまりの嬉しさに抱きついてお礼を言ったらそそくさとテレビの前にスタンバイ
私が重度のオタクな事も知ってるし受け入れてくれている一誠はアニメを見ている間一言も声をかけずにいてくれた
~30分後~
「あーーー。よかった……」
そう言いながらまた最初から再生する
「もう1回見んのか??」
ものすごく不思議そうな顔でこっちを見る一誠
「え?アニメは最低3周はするよ?しかも今回は最推し回だし」
「そうなのか。知らねぇからびっくりしただけだ、気が済むまで見たらいいんじゃねぇか?」
「ありがと♡」
2周目の半分過ぎたあたりでソファにいたはずの一誠が後ろからハグする形で座ってきた
「どうしたの??」
「気にすんな、アニメ見てろ」
そう言うと一誠は何をするでもなくお酒を飲みながらただ後ろで座っていた
私も久しぶりの2人の空間で一誠の温もりが心地よくなってきたので寄りかかるように体重をかけた
「ん、何ー?」
アニメを見ていたがあまりにも視線が熱すぎてちょっと気になる
「いや、ほんとにこのアニメが好きなんだなぁって思っただけだ」
一誠は首のところに頭をぐりぐりと押し付けて珍しく甘えてきた
「あと5分だからちょっとだけ待ってね♪」
可愛すぎたので腰に回っている手を取り、手を繋いでアニメを楽しむ
私としては画面ではアニメの最推し、後ろには彼氏という名の最推しがいるという状況が幸せすぎて自然と顔が緩む
「終わったよ♪出来ればあと1周だけ見たいんだけど…」
「いいぞ、見て。見るだろうと思って録画してた訳だしな」
「ありがと!ほんと一誠大好き!!」
「単純なやつだな(笑)」
一誠はもう1周始まったアニメをボーっと見ながら彼女にどんなイタズラを仕掛けようか考える
「みかん…」
あの低音のイケボで耳元で名前を呼ばれた
「ひやぁ!!な、何?!///」
びっくりしたのと突然のイケボでときめいたのとで真っ赤になりながら振り返る
「ほら、アニメ見るんだろ?こっち見てないでテレビ見とけっ」
ニヤリとしながらテレビを指さす
「うーー///」
耳を抑えながら前を向いてまたアニメに集中する
「チュッ…」
一誠はわざと音を立てるように耳や首筋、うなじや肩、自分が届く範囲にキスの雨を降らせる
「やっ!もぅ…一誠…何してるのっ///」
変な声が出たので恥ずかしくなりまた顔が赤らむ
「見ていいとは言ったけどさすがに俺も相手してくんねぇかなと思って?」
そう言うと手を取り指にキスをされた
「もしかしていじけちゃったの???」
「い、いじけてねぇよ!あまりにもそのキャラばっかりかっこいいとか言ってるから…」
少しバツが悪そうに目を逸らして語尾が小さくなりながら喋る
「え…もしかしていじけたんじゃなくてヤキモチ????」
嬉しくなった私はニヤニヤしながら下から覗き込む
「見んな!(照)」
恥ずかしくなったのか顔を隠してそっぽを向いてしまった
「一誠可愛すぎ♡」
今度は私が後ろからハグをしてあげた
「大丈夫、推しとは言っても一誠も私の最推しなんだよ???」
「最推し?」
「もちろん!!こんなオタクの私がアニメをほっといて一誠とイチャイチャしてるんだよ??一誠の事大好きな事が分かる、充分な証拠じゃない?笑」
一誠は、確かにな、と軽く笑って抱きしめ返してくれた
「しょーもない事言って悪かった」
そう言った一誠は優しくキスをして一言こう言った
「久しぶりにここまで嫉妬したんだ、責任とってくれるよな?」
この綺麗な顔で至近距離で見つめられたら何も考えられなくなり頷く事しかできなかった
「いい子だ♪」
大人の甘く深いキスをされた私はアニメが流れる部屋で一誠と繋がった
-fin-
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