イチャイチャしたい/双海 甘夢
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最近の悩み
自分が素直じゃなさすぎて彼氏である双海に甘えられないこと
あの通り双海は自分に素直なので、のんーイチャイチャしよーよぉー、とくっついてくる
私もほんとは一般女子みたいに甘えたいしイチャイチャしたい願望は凄くある
でも恥ずかしすぎて双海が甘えてきたときなんて「意味わかんない、ちょっとくっつきすぎ!」とやんわり引き離している事がほとんど
これじゃいつ別れ話をされてもおかしくないと思っている
親友に相談したら「そんなの、あんたのこじらせ具合知ってる私からしたらお酒飲んで酔っ払った勢いでいくしかないと思うぞ!最初は荒療治だ!」と言われてしまった
たしかに最初から自分から甘えるなんて高度な技すぎて無理だからお酒に頼るしかないかーと思い、いつ飲みに誘おうかと考えている
「のんー!今日の夜、仕事終わりに飲まない??仕事終わりそう?? 」
そんな事を思っていたら双海から飲みのお誘いが
これはいい機会だ、これで1回甘える練習をしようと飲みのお誘いを承諾した
「私の家で宅飲みしよー!美味しいチーズ貰ったんだ!」
「じゃあ仕事終わったらのんちゃんの家に行くね!また夜ねー!」
そう言うと満面の笑みで手を振って去っていく
それから午後は変な緊張もありながら仕事を進め、無理やり定時であがり部屋の掃除とおつまみの準備を始める
「はーー今日は上手くできるかなぁ。緊張してきましたよ…」
ピンポーン
だいぶ大きめの独り言を言っている時に双海が来た
「いらっしゃい♪お仕事お疲れ様!」
そう言うとニヤニヤしながら部屋に入ってくる
「??何をニヤニヤして???」
「なんか新妻が旦那さんの帰りを待ってるみたいでニヤニヤしちゃったよー(*´ω`*)」
「何それ(笑)」
「じゃあ乾杯しよー!」
双海が買ってきたお酒を冷蔵庫に入れながら飲みの準備を始める
「「かんぱーい!」」
それから2人でテレビを見ながらのんびりと飲み始める
内心どうやって甘えようかと考えすぎて全然酔えずに飲み続けながら、でも双海が酔う前の方がいいよなぁと思ってガンガン飲み進める
「だ、大丈夫?今日ペースやばくない??」
「ふぇ?大丈夫だよ??」
双海もびっくりするぐらいの勢いで飲んでいた事に言われてから気がついた
「ん、ちょっとお手洗い」
あまりのスピードで飲んでいたため、トイレが近くなり立ち上がる
「危ないっ」
ぐらついた私を支えて双海は安心している
「ごめん、ありがとっ」
双海が支えてくれたことで双海のあぐらの上に座る形になっていることに恥ずかしさが出てきたのと同時に、あれ、これチャンスでは?という考えも出てくる
「?大丈夫?酔っちゃった?」
静かに座ったままの私を心配して双海が顔を覗き込んでくる
それに私はこれがチャンスだとそのまま双海の胸に擦り寄る
「え?!え?!!ど、どうしたの?!!」
あまりにも私らしくない行動にパニックの双海
「酔ったかも…しれない」
全然酔えてないのでシラフだが双海が酔ってると思っているなら好都合、なんとか演技で甘えようと試みる
普段なら自分から抱きつく事なんて絶対にないので恥ずかしさもあるが多少はお酒も効いてきたのかいけそうな気がしてきた
「のんちゃん…そんな可愛いことされたら双海くんはキュンキュンしちゃいますよぉ?」
双海は優しくぎゅっとしてくれながら頭をなでなでされる
「今日はなんか甘えたいんですー」
そういうとムギュっと抱きついた
「のんちゃん!!何なんですか!可愛すぎ!!!」
普段一切甘えて来ない恋人が甘えてくれる事に悶えながら双海も抱きつく
「ねぇ、のん?こっちむいて?」
双海はギラギラした目で貪るようにキスをしてきた
「ん、ふっ…」
深い深いキスからやっと解放された私は息を整えながら見つめた
「あの、双海、えっと…」
「ん?どーした??」
「えっと、あの…もう1回して?」
いくらお酒が回ってきたとは言ってもさすがに照れて顔が真っ赤になってしまった
「~~~~!!!!!もう!!」
こんな姿の彼女を見たことない双海の理性は爆発寸前になっていた
「ねぇ、自分の家に彼氏呼んで、しかもこんなに甘えてくるってことは誘ってるって勘違いしちゃうからね???」
そういうとそのまま抱えられてベッドに連れていかれる
「今まで甘えてくれなかったから、ちょっと不安だったんだけど…俺の事ちゃんと好きって思ってくれてる事がわかったからさ(*´ω`*)」
ベッドに座らされていたが腕を捕まれ押し倒される
「好きって思ってくれてる事がわかったなら遠慮しないからね~♪」
「私は、ちゃんと…好き、だから///」
こういう時じゃないと言えないと思いきちんと思っていることを伝える
「うん、今日でめちゃくちゃわかったよ」
おでこにキスをしながらニヤニヤしている双海に私は抱きつく
「いつも恥ずかしくて言えないし、照れるからこんなに素直に言える時の方が少ないと思うけど…」
「いいよー。言える時に言ってくれれば♪」
抱きついている背中をポンポンと撫でてくれている
「あの、双海?」
「んー?」
「………初めてなので、優しくしてください///」
「っ!!!!もーーー!!!!!」
双海は力いっぱい抱きしめてくれた
「ちょーーー優しく、ちょーーー大事にします!!」
念願のイチャイチャ達成しました
-fin-
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