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「バベルくん、今、何か欲しいものある?」
今週末はバベルくんの誕生日
本当はサプライズであげたかったけど色々プレゼントを悩んだ結果直接欲しい物を聞くことにした
「んー?ほしいもの?んーー?」
だいぶ悩んで首を傾げてくれている
「バベルくん今度誕生日でしょ?だから何かプレゼントしたくて聞いてみたんだけど思いつかないかな?」
「たんじょうびぷれぜんとくれるの??」
パァっと嬉しそうに満面の笑顔で考え始める
「あ!ほしいものあった!ぷろでゅーさーのじかんがほしいです!」
「時間?」
「30にちのよると31にちはぷろでゅーさーはおしごと?30にちのよるからごはんたべたりしてぷろでゅーさーといっしょにおはなししたい!」
「あー!そういうことね!じゃあどこか美味しいとこのお店探してみようか!」
「バベル、ぷろでゅーさーのつくったごはんたべたい。ぷろでゅーさーのおうちでふたりっきりでおいわいしてほしい!」
珍しくバベルくんがわがまま言ってくれたのが嬉しくてそのわがままを叶えることにした
~30日夜~
「ぷろでゅーさー!おしごとおわったよ!」
「じゃあ行こうか!」
初めて家に呼ぶこともあってちょっと緊張しながらも今日のためにケーキやご飯を用意したので喜んで貰えるといいなぁと色んな感情を持ちながら2人で家に向かう
「おじゃましまーす!」
キョロキョロしながらリビングに座る
「じゃあちょっと待っててね!作るからゴロゴロしてていいからね!」
そう言うとエプロンをして昨日作っていたスープなど温めながらハンバーグを捏ねる
「んーのんちゃん」
急に呼ばれて振り返ろうとすると後ろから抱きしめられた
「?!!!!ど、どうしたの?」
「あのね、うしろすがたがバベルのおよめさんになってるみたいで、かわいかったの」
「そ、そう?」
照れながらも料理が途中なので後ろに張り付いてるバベルくんに気を取られながらも料理を続ける
「んーー!いいにおい!!おなかすいた!」
「もう出来るからね、あとは蒸し焼きにするだけだから!」
ご飯も出来て2人で食べ始める
「おいしい!!ごはんつくるのじょうず!」
笑顔でパクパクとご飯を食べるバベルくんを目の前で見てるとこっちまで幸せになってくる
「ところで誕生日プレゼントがこんなのでいいの?ほんとに物でもよかったんだよ?」
「ううん、ほんとにのんちゃんとふたりでおはなししたかったからいいの!それに、てづくりのごはんもたべれたからとってもうれしいよ♪」
おなかいっぱいになったバベルくんはお茶を飲みながら少し眠そうに目をしばしばさせている
「今日も仕事だったから疲れてるよね、もう帰ろ?また明日お祝いの続きしてもいいし!」
「きょうはのんちゃんのおうちにとまる、いっしょにねるの」
「え?!!泊まるの?!!」
「だめ?たんじょうびのいちばんさいしょはのんちゃんにおめでとうをいってほしいの」
そんな可愛いことを言われたら断れる訳もなく勢いに押されて承諾した
「じゃあ、ご飯も食べたしお風呂入っておいで!タオル置いとくからね。あ、パジャマはどうしようか…」
「ふふん!バベル、おきがえもってきた!」
凄く自信満々にリュックを開けてパジャマを取り出す
「ちょ、最初から泊まる気で来てたでしょ!」
「さくせんせいこうです(*´ω`*)」
ドヤ顔でお風呂に向かうバベルくんを見つめながら"やられた"と頭を抱える
あの雰囲気から誤魔化されがちだが割りとグイグイくることもあるのを完全に忘れていた
バベルくんがお風呂から上がってきて、私もお風呂に入ったがお客さんがいるのにダラダラ入るわけにもいかないのですぐに上がった
「おふろあがりののんちゃん、とってもせくしー。バベル、どきどきしちゃう…」
そういうとじりじりと寄ってくる
「ちょ、バベルくん、離れてっ」
後ずさりをしながら距離を取っているとベッドの脚に足を取られてベッドに座り込む
「バベルといっしょにねよ?」
「えっと………はい」
引いてくれそうもなかったので顔を真っ赤にしながらも返事をした
シングルベッドに2人はきついなぁと思っていたら思いっきり抱き寄せられてすっぽりとバベルくんの腕の中におさまった
「あの、これ緊張して寝れないんだけど…」
「あ、0じになった!」
寝れないという話をそっちのけで時計を見ていたバベルくんから日付けが変わった報告をされたのできちんとおめでとうを言う
「バベルくん、誕生日おめでとう!今年もよろしくお願いします!」
「わーい!いちばんにおいわいしてもらっちゃった!」
心底嬉しそうにニコニコしてるバベルくんを見るともうどうでもよくなってバベルくんの腕の中で眠りにつく
「バベルくん、おやすみ」
「のんちゃん、おやすみなさい」
-fin-
~おまけ~
31日の夜、黒羽たちに忘年会に誘われていたので2人で向かう
「プロデューサーちゃーん♡ん??ちょ、何でバベルからプロデューサーちゃんの匂いがするの???」
「バベル、きのう、のんちゃんをもらったの」
「はぁ???!!!!!(怒)」
「誤解を招く言い方やめてぇ!!時間を、でしょ?!!」
「ちょ、意味わかんない、バベルどういうこと?!!」
「んー?きのうおうちでおいわいしてもらったの!おとまりもしていっしょにねたし、たのしかったよ♪」
「バベル殺す」
この後怒り狂う朔空くんを黒羽と2人で必死に止めた
本当に、-fin-
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