六番隊副隊長 阿散井恋次
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「なにやってんだ!!早く行け!!」
叫ぶ貴方の声に不思議といつものようには反応が出来なかった。
ただ、貴方の腕から滴り落ちる大量の血に目を奪われて…
「ユア!!!!」
「えっ…きゃああああああ!!」
不意に繰り出される虚からの攻撃と同時に、重なった影は恋次だった
「ゴメンナサイ。」
病室の彼の寝る横に、正座をしながら申し訳なさそうに深々と頭を下げた。
「…全くだぜ。腕は怪我するわ、背中はパックリいくわ。」
不機嫌な顔をしながら、そう言う恋次にもう一度、
「ゴメンナサイ。」
と言った。
六番隊の副隊長であり、憧れで同期の彼。
珍しく、朽木隊長から二人で現世へ行ってこいとの命令で
虚討伐に向かった。
が、舞い上がって調子に乗って、出過ぎたことして…
彼はあたしをかばって腕を負傷して、
そしてまたあたしをかばって背中を怪我してしまった。
「…ふっ…く……ぇっ…」
そう考えたら涙が溢れてきて、
どうにも止まらなくて…自分のせいで彼は怪我をしたんだと…
「も…もういいからよ。泣くな。」
そっとうな垂れた頭を撫でる彼。
「ゴメン…恋次。ゴメンネ」
「そんな、何回も謝るんじゃねーよ。おら、顔上げろ。泣き止め。」
大きな手があたしの頭を包み込むように撫でる。
気持ちがよくて、あたしはおずおずと顔を上げた。
「うん…」
照れ臭そうに笑うと、あたしはそのまま彼を見つめる。
「お前…やっぱ笑ってるほうが可愛いな。」
笑い返しながら、
恋次がそう言うとあたしは先程の彼の言葉に思わず赤面して
「好きだ。ユア…」
唇に突然当たる生暖かい感触。
突然の事でびっくりしたけれど、嬉しくて…再び流れた涙は止まらなかった。
叫ぶ貴方の声に不思議といつものようには反応が出来なかった。
ただ、貴方の腕から滴り落ちる大量の血に目を奪われて…
「ユア!!!!」
「えっ…きゃああああああ!!」
不意に繰り出される虚からの攻撃と同時に、重なった影は恋次だった
「ゴメンナサイ。」
病室の彼の寝る横に、正座をしながら申し訳なさそうに深々と頭を下げた。
「…全くだぜ。腕は怪我するわ、背中はパックリいくわ。」
不機嫌な顔をしながら、そう言う恋次にもう一度、
「ゴメンナサイ。」
と言った。
六番隊の副隊長であり、憧れで同期の彼。
珍しく、朽木隊長から二人で現世へ行ってこいとの命令で
虚討伐に向かった。
が、舞い上がって調子に乗って、出過ぎたことして…
彼はあたしをかばって腕を負傷して、
そしてまたあたしをかばって背中を怪我してしまった。
「…ふっ…く……ぇっ…」
そう考えたら涙が溢れてきて、
どうにも止まらなくて…自分のせいで彼は怪我をしたんだと…
「も…もういいからよ。泣くな。」
そっとうな垂れた頭を撫でる彼。
「ゴメン…恋次。ゴメンネ」
「そんな、何回も謝るんじゃねーよ。おら、顔上げろ。泣き止め。」
大きな手があたしの頭を包み込むように撫でる。
気持ちがよくて、あたしはおずおずと顔を上げた。
「うん…」
照れ臭そうに笑うと、あたしはそのまま彼を見つめる。
「お前…やっぱ笑ってるほうが可愛いな。」
笑い返しながら、
恋次がそう言うとあたしは先程の彼の言葉に思わず赤面して
「好きだ。ユア…」
唇に突然当たる生暖かい感触。
突然の事でびっくりしたけれど、嬉しくて…再び流れた涙は止まらなかった。