私はヒーロー
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7
なぜか私が雄英高校を受験するという噂が流れてから
その噂は祖父にまで届いておりました
祖父は私が雄英を受けると知るや否や
知り合いだったらしい雄英の校長と三人でのお茶会なんてものを開いてくれました
正直に言おう
雄英受けるつもりなかった
母さんがヒーローになって欲しいって言ってたの思い出してパンフレットを見たこともあったけれど
雄英受けるつもりもヒーローになるつもりもなかった
けど祖父を目の前にしたら否定できなくてズルズルお茶会に来てしまいました
「りんかさんはどんな個性をおもちで?」
「私は大気中の水分を水に変換する個性です。学校のプールくらいなら満たすことができます」
「龍さんと同じ個性なんですね」
はじめに個性について聞かれただけで後はずっと祖父と校長が話すだけでお茶会は終了
一週間後くらいに雄英高校から書類が届き、試験は一応受けるが合格が確定した
「やるせないってこんな気持ちか…」
入学したくてもできない人が沢山いるのに私なんかが入学していいのだろうか
でも今更そんな事言えるはずもなく
ここまで来たら私、ヒーローになります
***
7.5
校長視点
古い友人から連絡があり、お孫さんと三人でお茶会をすることになった。
「これからのヒーローを育てるためなら、私からも資金援助をしよう」
だから孫を入学させろ。つまりはそう言うことだ。普段は雄英高校はそんな事をするつもりはない。
普段は、ね。
「りんかさん、で良かったかな?」
「はい」
目があっただけで鳥肌がたったよ。
普通に見れば澄み切っているように見えるけど、どこか危なげな雰囲気
本能がこの子は危険だと訴えてくるようだった
綺麗な川には生き物があふれるけれど
綺麗すぎると生き物は生きていけないことはしっているかい?
彼女は綺麗すぎるんだ。
敵にでもなってしまったら恐ろしいことこの上ない
りんかさんはヒーロー側にもなれるけど、きっと敵にもなれる
いや敵になった方が厄介だ
周りを魅了する雰囲気を持っているから多くの人が彼女についていってしまうだろう。
オールマイトの努力を一瞬にして消し去ってしまうのではないだろうか
今はまだ透明な彼女だけど、どうにかしてヒーローになってもらわなきゃ
なぜか私が雄英高校を受験するという噂が流れてから
その噂は祖父にまで届いておりました
祖父は私が雄英を受けると知るや否や
知り合いだったらしい雄英の校長と三人でのお茶会なんてものを開いてくれました
正直に言おう
雄英受けるつもりなかった
母さんがヒーローになって欲しいって言ってたの思い出してパンフレットを見たこともあったけれど
雄英受けるつもりもヒーローになるつもりもなかった
けど祖父を目の前にしたら否定できなくてズルズルお茶会に来てしまいました
「りんかさんはどんな個性をおもちで?」
「私は大気中の水分を水に変換する個性です。学校のプールくらいなら満たすことができます」
「龍さんと同じ個性なんですね」
はじめに個性について聞かれただけで後はずっと祖父と校長が話すだけでお茶会は終了
一週間後くらいに雄英高校から書類が届き、試験は一応受けるが合格が確定した
「やるせないってこんな気持ちか…」
入学したくてもできない人が沢山いるのに私なんかが入学していいのだろうか
でも今更そんな事言えるはずもなく
ここまで来たら私、ヒーローになります
***
7.5
校長視点
古い友人から連絡があり、お孫さんと三人でお茶会をすることになった。
「これからのヒーローを育てるためなら、私からも資金援助をしよう」
だから孫を入学させろ。つまりはそう言うことだ。普段は雄英高校はそんな事をするつもりはない。
普段は、ね。
「りんかさん、で良かったかな?」
「はい」
目があっただけで鳥肌がたったよ。
普通に見れば澄み切っているように見えるけど、どこか危なげな雰囲気
本能がこの子は危険だと訴えてくるようだった
綺麗な川には生き物があふれるけれど
綺麗すぎると生き物は生きていけないことはしっているかい?
彼女は綺麗すぎるんだ。
敵にでもなってしまったら恐ろしいことこの上ない
りんかさんはヒーロー側にもなれるけど、きっと敵にもなれる
いや敵になった方が厄介だ
周りを魅了する雰囲気を持っているから多くの人が彼女についていってしまうだろう。
オールマイトの努力を一瞬にして消し去ってしまうのではないだろうか
今はまだ透明な彼女だけど、どうにかしてヒーローになってもらわなきゃ