私はヒーロー
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20
騎馬戦のメンバー決めで誰と組もうか迷っていたら爆豪くんに拾ってもらえました。
爆豪くんが200、切島くんが170、瀬呂くんが175で私が70ポイントだから爆豪くんのハチマキには615で轟くんチームと同じポイントだ。
スタートの合図と共に
皆一斉に緑谷くんに猛追を仕掛ける
「りんか飛ばせ!」
空中に逃げた緑谷くん達を爆豪くんの爆風と私の風の個性で追いかけ、瀬呂くんの個性で爆豪くんを騎馬まで引っ張る
本当は風の個性を使うつもりは無かったのだけど、爆豪くんに言われて断れるわけなくて…。
そもそも風の個性の話はしてないのにチーム決めた途端にどこまで風使えるか聞くってどゆこと!
爆豪くんなんで知ってんの?
確かに体力測定の時こっそり使ったけど!
水の個性で隠しながら使ったけど!!
「単純なんだよA組」
後ろから声がしたと思ったら爆豪くんのハチマキが取られてしまった。
嫌味な事をツラツラ言ってるB組の男の子に段々と爆豪くんがイラつくのが雰囲気で分かった
「あ、あとついでに君有名人だよね?「ヘドロ事件」の被害者!今度参考に聞かせてよ。年に一度敵に襲われる気持ちってのをさ」
あーーー。完璧に爆豪くんキレちゃったよコレ…。
なんか殺気に近いもの感じるし
「切島……予定変更だ」
後ろでよかった!!
爆豪くん今絶対怖い顔してる!!
「デクの前に、こいつら全員殺そう…!!」
爆豪くんそのセリフは敵みたいだよ〜
絶対言えないけど
と思ってたらB組の嫌味くんが言っちゃってくれた
「恨みを買ってしまったヒーローが'敵'に仕返しされるって話あるよね」
煽られに煽られた爆豪くんが切島くんに宥められながら嫌味くんチームと対峙していたら他のチームが仕掛けてきて切島くんの足が固められた
頭の中は冷静なのに周りの焦りにつられてしまう
落ち着け
爆豪くんをここで終わらせてはダメだ
ポイントが低い私も入れてくれた爆豪くんをここで終わらせちゃダメだ
「名前がボンドならきっとコレもボンドのはず!!ボンドなら水でも溶けるから切島くんじっとしてて」
もう少しで取れる!
あとちょっと!!
「待てえええ!!待てって!!」
左腕から消えた重さと切島くんの焦った声
「勝手すなぁあ爆豪ー!!!」
待って爆豪くん
もう少しで、
「取れたよ!!」
私の言葉と共に爆豪くんの元へ走り瀬呂くんのテープで爆豪くんをキャッチする
「これで通過は確実…」
「まだだ!!!」
爆豪くんの力で二本取り返した事によってポイント的にはこの予選通過は確実だけど
「完膚なきまでの1位なんだよ取るのは!!」
爆豪くんがこれで終わるわけないよね
「さっきの俺単騎じゃふん張りが効かねえ 行け!!」
こんなに凄い人を1位にしなくてどうする
「俺らのポイントも取り返して1000万へ行く!!」
爆豪くんは通過できるかじゃなくて
1位を取りに行ってるんだ
私は1位になった爆豪くんが見たい!!
「しょうゆ顔テープ!!」
「瀬呂な っと!!」
まっすぐ瀬呂くんのテープを伸ばす
「りんか右囲え、あと足元滑りやすく!!」
右手から嫌味くんの前まで硬くした水で囲う
足から水を発生させて切島くんと瀬呂くんの足も水で覆って抵抗を減らす
この上を高速走行したら起こる現象は
ハイドロプレーニング現象
クルマとかで起こる現象を利用して
爆豪くんの爆破と私の風で一気に間を詰める
進む方向は瀬呂くんのテープの引き寄せを利用してるからこそできる荒技
爆豪くんの前に透明なバリアのような物が張られるけれど
爆豪くんならどんな壁も壊す!!
「次!!デクと轟んとこだ!!」
爆豪くんは止まらない
そんな彼に私は憧れた。
***
結局、緑谷くんと轟くんの所にたどり着けた所でタイムアップになってしまった
結果は1300点で2位
悔しがる爆豪くんの背中に私もなんだか悔しくなった
もっと風の個性もうまく使えたら
もっと強く
もっと早く
次は爆豪くんを1位にできるように…!
1時間の昼休憩となり三奈ちゃん達と食堂に向かいながらそう考えていると
「りんかよ」
聞き慣れた声に呼び止められた。
全てを支配するような
威圧するような
恐ろしい声
「お爺様…」
***
20.5
蛙吸視点
「お爺様…」
りんかちゃんが呼び止められてそう呟いたのが聞こえたから振り向いたらご老人と付き添うように男の人が立っていたの
なんだか怖そうなお爺さんだわ
私からりんかちゃんの顔は見えないけれど声がすごく強張ってるからきっと怖いのね
「ついて来なさい」
お爺さんはそう言うとそのまま歩いて行ってしまってちゃんは「皆は先にご飯食べてて」って私達を見る事なくついて行っちゃったわ
「りんかちゃん、大丈夫かな…?」
「お爺さん怖そうだったものね。でもりんかちゃんを見に来るくらいだものきっと大丈夫よ」
さっきまで負けて悔しがってた三奈ちゃんがものすごく心配そうな顔で言うから心配になって来ちゃったわ
「見つけられて良かった。ここ座っても大丈夫かな?」
帰って来たりんかちゃんは顔は笑ってるのにとても辛そうな雰囲気だったの
思ってることを口に出しちゃう私でも今のりんかちゃんには言えないわ
りんかちゃんと仲良しの三奈ちゃんも聞けないみたい
りんかちゃんは困ったことがあったら優しい笑顔で手を貸してくれるから、もしもりんかちゃんが困っているのなら私は助けるわ
「ねえりんかちゃん」
何かあったのかしら?と聞こうとしたのに、タイミング悪く百ちゃんが相澤先生からの言伝を伝えにきたの
「午後は女子全員で応援合戦だそうなので、衣装は私が出しますから皆さん食事が終わり次第更衣室へいらしてください!」
***
「どーしたA組!!?」
チアの衣装で会場に行ったら他のクラスは誰もこんな衣装着ていなくて、峰田ちゃん達の嘘だと分かったわ
「何故こうも峰田さんの策略にハマってしまうの私…」
「まぁしょうがないよ百ちゃん。可愛い服出してくれてありがとう」
本当は峰田ちゃん達を怒らなきゃなのだけどりんかちゃんの雰囲気がさっきよりも柔らかくなったから今回は良いわ
「りんか。なんだその格好」
爆豪ちゃんにそう言われて恥ずかしそうにほっぺを赤くしてるりんかちゃんは文句無しに可愛い
ザワつく周りが爆豪ちゃんは気に入らないみたいで少しイラついてる
まぁ他のクラスもテレビもさっきからりんかちゃんを見ているものね
私達の大切なりんかちゃんをそんなにジロジロ見られたらいい気がしないわ
「着とけや」
「爆豪男らしいな!」
ジャージの上着を渡す爆豪ちゃんは男らしかったわ
勿論文句を言ってる峰田ちゃん達は私が代わりに叩いておくわね
騎馬戦のメンバー決めで誰と組もうか迷っていたら爆豪くんに拾ってもらえました。
爆豪くんが200、切島くんが170、瀬呂くんが175で私が70ポイントだから爆豪くんのハチマキには615で轟くんチームと同じポイントだ。
スタートの合図と共に
皆一斉に緑谷くんに猛追を仕掛ける
「りんか飛ばせ!」
空中に逃げた緑谷くん達を爆豪くんの爆風と私の風の個性で追いかけ、瀬呂くんの個性で爆豪くんを騎馬まで引っ張る
本当は風の個性を使うつもりは無かったのだけど、爆豪くんに言われて断れるわけなくて…。
そもそも風の個性の話はしてないのにチーム決めた途端にどこまで風使えるか聞くってどゆこと!
爆豪くんなんで知ってんの?
確かに体力測定の時こっそり使ったけど!
水の個性で隠しながら使ったけど!!
「単純なんだよA組」
後ろから声がしたと思ったら爆豪くんのハチマキが取られてしまった。
嫌味な事をツラツラ言ってるB組の男の子に段々と爆豪くんがイラつくのが雰囲気で分かった
「あ、あとついでに君有名人だよね?「ヘドロ事件」の被害者!今度参考に聞かせてよ。年に一度敵に襲われる気持ちってのをさ」
あーーー。完璧に爆豪くんキレちゃったよコレ…。
なんか殺気に近いもの感じるし
「切島……予定変更だ」
後ろでよかった!!
爆豪くん今絶対怖い顔してる!!
「デクの前に、こいつら全員殺そう…!!」
爆豪くんそのセリフは敵みたいだよ〜
絶対言えないけど
と思ってたらB組の嫌味くんが言っちゃってくれた
「恨みを買ってしまったヒーローが'敵'に仕返しされるって話あるよね」
煽られに煽られた爆豪くんが切島くんに宥められながら嫌味くんチームと対峙していたら他のチームが仕掛けてきて切島くんの足が固められた
頭の中は冷静なのに周りの焦りにつられてしまう
落ち着け
爆豪くんをここで終わらせてはダメだ
ポイントが低い私も入れてくれた爆豪くんをここで終わらせちゃダメだ
「名前がボンドならきっとコレもボンドのはず!!ボンドなら水でも溶けるから切島くんじっとしてて」
もう少しで取れる!
あとちょっと!!
「待てえええ!!待てって!!」
左腕から消えた重さと切島くんの焦った声
「勝手すなぁあ爆豪ー!!!」
待って爆豪くん
もう少しで、
「取れたよ!!」
私の言葉と共に爆豪くんの元へ走り瀬呂くんのテープで爆豪くんをキャッチする
「これで通過は確実…」
「まだだ!!!」
爆豪くんの力で二本取り返した事によってポイント的にはこの予選通過は確実だけど
「完膚なきまでの1位なんだよ取るのは!!」
爆豪くんがこれで終わるわけないよね
「さっきの俺単騎じゃふん張りが効かねえ 行け!!」
こんなに凄い人を1位にしなくてどうする
「俺らのポイントも取り返して1000万へ行く!!」
爆豪くんは通過できるかじゃなくて
1位を取りに行ってるんだ
私は1位になった爆豪くんが見たい!!
「しょうゆ顔テープ!!」
「瀬呂な っと!!」
まっすぐ瀬呂くんのテープを伸ばす
「りんか右囲え、あと足元滑りやすく!!」
右手から嫌味くんの前まで硬くした水で囲う
足から水を発生させて切島くんと瀬呂くんの足も水で覆って抵抗を減らす
この上を高速走行したら起こる現象は
ハイドロプレーニング現象
クルマとかで起こる現象を利用して
爆豪くんの爆破と私の風で一気に間を詰める
進む方向は瀬呂くんのテープの引き寄せを利用してるからこそできる荒技
爆豪くんの前に透明なバリアのような物が張られるけれど
爆豪くんならどんな壁も壊す!!
「次!!デクと轟んとこだ!!」
爆豪くんは止まらない
そんな彼に私は憧れた。
***
結局、緑谷くんと轟くんの所にたどり着けた所でタイムアップになってしまった
結果は1300点で2位
悔しがる爆豪くんの背中に私もなんだか悔しくなった
もっと風の個性もうまく使えたら
もっと強く
もっと早く
次は爆豪くんを1位にできるように…!
1時間の昼休憩となり三奈ちゃん達と食堂に向かいながらそう考えていると
「りんかよ」
聞き慣れた声に呼び止められた。
全てを支配するような
威圧するような
恐ろしい声
「お爺様…」
***
20.5
蛙吸視点
「お爺様…」
りんかちゃんが呼び止められてそう呟いたのが聞こえたから振り向いたらご老人と付き添うように男の人が立っていたの
なんだか怖そうなお爺さんだわ
私からりんかちゃんの顔は見えないけれど声がすごく強張ってるからきっと怖いのね
「ついて来なさい」
お爺さんはそう言うとそのまま歩いて行ってしまってちゃんは「皆は先にご飯食べてて」って私達を見る事なくついて行っちゃったわ
「りんかちゃん、大丈夫かな…?」
「お爺さん怖そうだったものね。でもりんかちゃんを見に来るくらいだものきっと大丈夫よ」
さっきまで負けて悔しがってた三奈ちゃんがものすごく心配そうな顔で言うから心配になって来ちゃったわ
「見つけられて良かった。ここ座っても大丈夫かな?」
帰って来たりんかちゃんは顔は笑ってるのにとても辛そうな雰囲気だったの
思ってることを口に出しちゃう私でも今のりんかちゃんには言えないわ
りんかちゃんと仲良しの三奈ちゃんも聞けないみたい
りんかちゃんは困ったことがあったら優しい笑顔で手を貸してくれるから、もしもりんかちゃんが困っているのなら私は助けるわ
「ねえりんかちゃん」
何かあったのかしら?と聞こうとしたのに、タイミング悪く百ちゃんが相澤先生からの言伝を伝えにきたの
「午後は女子全員で応援合戦だそうなので、衣装は私が出しますから皆さん食事が終わり次第更衣室へいらしてください!」
***
「どーしたA組!!?」
チアの衣装で会場に行ったら他のクラスは誰もこんな衣装着ていなくて、峰田ちゃん達の嘘だと分かったわ
「何故こうも峰田さんの策略にハマってしまうの私…」
「まぁしょうがないよ百ちゃん。可愛い服出してくれてありがとう」
本当は峰田ちゃん達を怒らなきゃなのだけどりんかちゃんの雰囲気がさっきよりも柔らかくなったから今回は良いわ
「りんか。なんだその格好」
爆豪ちゃんにそう言われて恥ずかしそうにほっぺを赤くしてるりんかちゃんは文句無しに可愛い
ザワつく周りが爆豪ちゃんは気に入らないみたいで少しイラついてる
まぁ他のクラスもテレビもさっきからりんかちゃんを見ているものね
私達の大切なりんかちゃんをそんなにジロジロ見られたらいい気がしないわ
「着とけや」
「爆豪男らしいな!」
ジャージの上着を渡す爆豪ちゃんは男らしかったわ
勿論文句を言ってる峰田ちゃん達は私が代わりに叩いておくわね