私はヒーロー
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19
体育祭がある事を知らされてから時間はあっという間に過ぎた。
参加種目の決定
体力トレーニング、個性トレーニングはもちろんだが私の場合はこれを機にと広告撮影が詰め込まれ
正直それどころじゃなかった
私はテレビで見ていた雄英体育祭に自分が出場するのが、まだ信じられないでいる
控え室で三奈ちゃん達が話しているけど緊張しすぎで笑顔を作るのだけで精一杯だわ
皆なんでそんなに楽しそうなの…
緊張しないの…!?
私心臓破裂しそうなんだけど!
「緑谷」
後ろから轟君の声が聞こえて目を向けると私と同じく緊張している緑谷くんと、いつも通りの轟くん
「客観的に見ても実力は俺の方が上だとおもう」
うっわーーーーお
そんなにハッキリ言っちゃうんだね
ヒーローなる子って、いろいろすごい…。
「おまえには勝つぞ」
轟くんの言葉は上を目指す人の強さが感じられてすごいとしか思えなかった。
彼等が若いからか、それとも私が歳をとったのか…
いや、なんにせよ青春いいなぁ
緑谷くんは何て言うのか気になって盗み聞きのようで申し訳ないけどそのまま見守らせてもらった
「轟くんが何を思って僕に勝つって言ってんのか…は わかんないけど…」
手を握りしめて言う緑谷くんに仲間意識が芽生えてしまった
やっぱり緊張するよね…!!
その上クラス最強からの宣戦布告なんて緑谷くんドンマイ!!
「そりゃ君の方が上だよ…実力なんて大半の人に敵わないと思う…客観的に見ても…」
切島くんが困りながらも緑谷くんをフォローしているけど視線は緑谷くんから離せなかった
「でも…!!皆…他の科の人も本気でトップを狙ってるんだ。僕だって…遅れを取るわけにはいかないんだ」
初めての戦闘訓練の日の放課後彼の走る背中を見たときのようなモヤモヤが溢れてくる
聞くな。見るな。と頭の中で誰かが言う
「僕も本気で 獲りに行く!」
眩しすぎるよ。本当に。
「主人公はすごいなぁ」
ん?主人公…?
自分の口から出た言葉に疑問を抱いてしまった
主人公って何?
緑谷くん?
主人公ぽいっちゃぽいけど、どちらかと言うと爆豪くんとか轟くんの方が強いし目立つし
あ、目立つと言ったら緑谷くんもか
ー1年ステージ生徒の入場だ!!ー
もし緑谷くんが主人公なら題名は何だろう
足を進めながら考える。
『緑谷出久』はなんかパッとしないもんなぁ
『ヒーロー緑谷!』とか?
NARUTOみたいに『IZUKU』とか?
「選手代表!!1-A爆豪勝己!!」
もし、爆豪くんが主人公なら
「せんせー」
強くて
男らしくて
口の悪い男の子がひたすら上を目指す
最高にかっこいい物語になるだろうな
「俺が一位になる」
「ふはっ!カッコいいなぁ」
ブーイングなんてなんでもないように歩いてくる爆豪くんは文句なしにかっこいい
「さて運命の第一種目!!今年は……コレ!!!」
「障害物競走かぁ」
雄英高校の障害物はきっとありえない障害物なんだろうな…
私生きて帰れるかなぁ
いやでもヒーロー科なのに最下位なったら恥ずかしいから頑張らないと
コースは外周4キロか
4キロ!?いや私の体力で行ける!?
ースターーーート!!ー
スタートの合図と一緒にゲートに雪崩れ込んだ人達によって足が浮く
いや足浮いちゃダメでしょ!
スタートからこれってどうなるの!?
***
結果的にスタートで足浮いたのはラッキーでした。
戦闘訓練の時のように轟くんに足固められるところだった…。
入試の時の0P敵は水で足場を作って上から回避してやった
壊さなくていいなら良かったー。
でもせっかく早く突破したのに第二関門のザ・フォールまでの階段で結構追いつかれてしまった
細い綱を怖がらずに渡って行く皆と違ってこの高さは尻込みしてしまう
どうにか向こうまで行けないかな…
風じゃ飛びきれないし、まずテレビ中継されてるのにバレるように使ってしまったら後が怖い
お爺様に何も言われるか…。
走る体力もないから出来るだけまっすぐ進みたい、
まっすぐ?
「レリゴーしちゃえばいいのか」
ありのままの姿は見せれないけど水の橋なら作れる
エ●サみたいに足場を作りながら走れば良いんだ!
頭の中はレット・イット・ゴーだ。
「おおー!1-Aの龍がまっすぐ進んでるぞ!ゴールまで持つのかアレ!?」
持たなきゃ落ちるからなにがなんでも持たせますとも!
紐なしバンジージャンプは無理!!
第二関門も突破して最終関門
結構後ろとは差が開いてるけど…
地雷原ってケガせずに通るの大変やないですか
レリゴーするにも体力的にキツイしなぁ
「ちなみに地雷!威力は大したことねえが音と見た目は派手だから失禁必至だぜ!」
失禁!!!!?
そんな!お嫁に行けなくなるじゃないですか!
こんなテレビにバリバリ写ってるのに!!!
無理!歩いても良いから絶対避けよう!
かなりな人に追い越されながら進んでいると後ろで大爆発が起こって緑谷くんが飛んで行った
「さあ続々とゴールインだ!」
なんとか地雷原を抜けてゴールに走ったけれど初めにつけた差をつめられ29位での予選通過となった
「さーて第二種目よ!!私はもう知ってるけど〜〜…何かしら!!?言ってるそばから」
バーンとのおおきなおとと共に発表されたのは
「コレよ!!!!」
ー騎馬戦ー
下から5ポイントずつ与えられるから、私は下から14だから私の持ちポイントは70ポイントか…。
というか誰と組めば良いんやろか…
とりあえず緑谷くんは遠慮したいかな!
ごめんね!!1000万ポイントで狙われるのは怖い!!!
体育祭がある事を知らされてから時間はあっという間に過ぎた。
参加種目の決定
体力トレーニング、個性トレーニングはもちろんだが私の場合はこれを機にと広告撮影が詰め込まれ
正直それどころじゃなかった
私はテレビで見ていた雄英体育祭に自分が出場するのが、まだ信じられないでいる
控え室で三奈ちゃん達が話しているけど緊張しすぎで笑顔を作るのだけで精一杯だわ
皆なんでそんなに楽しそうなの…
緊張しないの…!?
私心臓破裂しそうなんだけど!
「緑谷」
後ろから轟君の声が聞こえて目を向けると私と同じく緊張している緑谷くんと、いつも通りの轟くん
「客観的に見ても実力は俺の方が上だとおもう」
うっわーーーーお
そんなにハッキリ言っちゃうんだね
ヒーローなる子って、いろいろすごい…。
「おまえには勝つぞ」
轟くんの言葉は上を目指す人の強さが感じられてすごいとしか思えなかった。
彼等が若いからか、それとも私が歳をとったのか…
いや、なんにせよ青春いいなぁ
緑谷くんは何て言うのか気になって盗み聞きのようで申し訳ないけどそのまま見守らせてもらった
「轟くんが何を思って僕に勝つって言ってんのか…は わかんないけど…」
手を握りしめて言う緑谷くんに仲間意識が芽生えてしまった
やっぱり緊張するよね…!!
その上クラス最強からの宣戦布告なんて緑谷くんドンマイ!!
「そりゃ君の方が上だよ…実力なんて大半の人に敵わないと思う…客観的に見ても…」
切島くんが困りながらも緑谷くんをフォローしているけど視線は緑谷くんから離せなかった
「でも…!!皆…他の科の人も本気でトップを狙ってるんだ。僕だって…遅れを取るわけにはいかないんだ」
初めての戦闘訓練の日の放課後彼の走る背中を見たときのようなモヤモヤが溢れてくる
聞くな。見るな。と頭の中で誰かが言う
「僕も本気で 獲りに行く!」
眩しすぎるよ。本当に。
「主人公はすごいなぁ」
ん?主人公…?
自分の口から出た言葉に疑問を抱いてしまった
主人公って何?
緑谷くん?
主人公ぽいっちゃぽいけど、どちらかと言うと爆豪くんとか轟くんの方が強いし目立つし
あ、目立つと言ったら緑谷くんもか
ー1年ステージ生徒の入場だ!!ー
もし緑谷くんが主人公なら題名は何だろう
足を進めながら考える。
『緑谷出久』はなんかパッとしないもんなぁ
『ヒーロー緑谷!』とか?
NARUTOみたいに『IZUKU』とか?
「選手代表!!1-A爆豪勝己!!」
もし、爆豪くんが主人公なら
「せんせー」
強くて
男らしくて
口の悪い男の子がひたすら上を目指す
最高にかっこいい物語になるだろうな
「俺が一位になる」
「ふはっ!カッコいいなぁ」
ブーイングなんてなんでもないように歩いてくる爆豪くんは文句なしにかっこいい
「さて運命の第一種目!!今年は……コレ!!!」
「障害物競走かぁ」
雄英高校の障害物はきっとありえない障害物なんだろうな…
私生きて帰れるかなぁ
いやでもヒーロー科なのに最下位なったら恥ずかしいから頑張らないと
コースは外周4キロか
4キロ!?いや私の体力で行ける!?
ースターーーート!!ー
スタートの合図と一緒にゲートに雪崩れ込んだ人達によって足が浮く
いや足浮いちゃダメでしょ!
スタートからこれってどうなるの!?
***
結果的にスタートで足浮いたのはラッキーでした。
戦闘訓練の時のように轟くんに足固められるところだった…。
入試の時の0P敵は水で足場を作って上から回避してやった
壊さなくていいなら良かったー。
でもせっかく早く突破したのに第二関門のザ・フォールまでの階段で結構追いつかれてしまった
細い綱を怖がらずに渡って行く皆と違ってこの高さは尻込みしてしまう
どうにか向こうまで行けないかな…
風じゃ飛びきれないし、まずテレビ中継されてるのにバレるように使ってしまったら後が怖い
お爺様に何も言われるか…。
走る体力もないから出来るだけまっすぐ進みたい、
まっすぐ?
「レリゴーしちゃえばいいのか」
ありのままの姿は見せれないけど水の橋なら作れる
エ●サみたいに足場を作りながら走れば良いんだ!
頭の中はレット・イット・ゴーだ。
「おおー!1-Aの龍がまっすぐ進んでるぞ!ゴールまで持つのかアレ!?」
持たなきゃ落ちるからなにがなんでも持たせますとも!
紐なしバンジージャンプは無理!!
第二関門も突破して最終関門
結構後ろとは差が開いてるけど…
地雷原ってケガせずに通るの大変やないですか
レリゴーするにも体力的にキツイしなぁ
「ちなみに地雷!威力は大したことねえが音と見た目は派手だから失禁必至だぜ!」
失禁!!!!?
そんな!お嫁に行けなくなるじゃないですか!
こんなテレビにバリバリ写ってるのに!!!
無理!歩いても良いから絶対避けよう!
かなりな人に追い越されながら進んでいると後ろで大爆発が起こって緑谷くんが飛んで行った
「さあ続々とゴールインだ!」
なんとか地雷原を抜けてゴールに走ったけれど初めにつけた差をつめられ29位での予選通過となった
「さーて第二種目よ!!私はもう知ってるけど〜〜…何かしら!!?言ってるそばから」
バーンとのおおきなおとと共に発表されたのは
「コレよ!!!!」
ー騎馬戦ー
下から5ポイントずつ与えられるから、私は下から14だから私の持ちポイントは70ポイントか…。
というか誰と組めば良いんやろか…
とりあえず緑谷くんは遠慮したいかな!
ごめんね!!1000万ポイントで狙われるのは怖い!!!