私はヒーロー
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
9
「りんかと一緒にヒーローになりだがっだぁぁ」
可愛らしい顔を盛大に涙で汚した桜が泣きついて来た卒業式も終わり
今日から私たちは高校生になる
ちなみに桜はヒーロー科には落ちたが雄英高校の普通科に合格して
春から同じ高校、もっと言えばお互い一人暮らしのお隣さんとなった。
高校では沢山友達作りたいな
中学では結局桜以外に親しい友達は出来ずに終わってしまったから
大きく1-Aと書かれた扉の前で深呼吸をして扉を開ける
あ、なんか委員長っぽい人と目があった
「俺は私立聡明中学出身の飯塚天哉だ」
「私は龍りんか」
話し方といいメガネといいやっぱり委員長っぽい
今日から君のあだ名は委員長ね
「よろしくね」
委員長と心の中で呟いて自分の席を探す
「龍さんの席は窓際の前から3番目だ。通常であるなら5かける4の20人クラスの筈だが、今年はなぜか21人らしくこのような席の形になっているようだ。」
「そうなんだ」
それ絶対私のせいだよね!!
裏口入学しちゃったから、絶対私のせいだよね
冷や汗を流しながら教えてもらった自分の席に着く
そういえば委員長って友達としてカウントして良いのかな…。
***
「龍ちゃんってあの龍の宝玉だよね?」
広告で見たことある!といい笑顔で言われ一瞬顔がひきつる
除籍がかかった体力測定中に女の子達と仲良くなった
中学の頃のように無言で見られたり、黙られたりしないの嬉しい…!!
ニコニコ笑いながら話しかけてくれるの嬉しい!
と喜びを噛み締めていたら黒目の女の子が爆弾を投下してくれた
中学の頃のようにまた引かれるのか?
痛々しいよね!!
可愛くなれる魔法とか!
でもあれば私じゃなくて広告作った人の趣味だから!
「私芸能人に会うの初めてだ!」
「しかも友達になれるとかサイッコーだよね!」
天使!!!
ヒーロー目指している子は皆んな天使なの!?
女の子達は引くどころかこれからよろしくねと素敵すぎる笑顔を向けてくれる
「こちらこそ、よろしくね」
***
9.5
尾白視点
受験の時に出会った彼女が教室に入ってきて思わず声が出そうになった
やっぱり彼女は受かったんだとか
俺のこと覚えてくれてるかなとか
声かけてもいいのかなとか
自分が自分じゃ無いみたいにドキドキした
いや、覚えてもらえて無くても話しかけていいよな!
だって同じクラスだし
そう思って立ち上がろうとしたら担任の先生だと言う人が入ってきてタイミングを逃してしまった
「私は芦戸三奈っていうの!よろしくね!」
「私は龍りんか。よろしくね芦戸さん」
入学式をすっぽかして、体力測定でグラウンドに集まってみるとやはり彼女は人に囲まれていた
さすがに女子の中に入っていく勇気はないわ
彼女の名前、龍さんっていうんだな…。
いや、盗み聞きとかじゃ無くて!クラスメイトの名前を覚えようと思っただけで!
先生に名前を呼ばれ、50メートルを走り終わってからも視線は龍さんを探してしまう
「最後、龍」
21人のクラスだから龍さんは一人で走ることになり、クラス中が彼女に注目した
受験の時はあまりみる余裕が無かったけれど
彼女はどんな個性を使うのだろう
「水の個性か…」
後ろで髪がもさもさしてる地味な男子が分析するかのようにブツブツと何か呟いている
澄み切った雰囲気の彼女にあっていてすごく良いなぁ
その後も彼女は淡々と体力測定を終わらせて
結局俺は話しかけられずに終わってしまった。
放課後こそは、と思っていたけど
彼女の周りには女の子達がいる
女子の中に入っていく勇気はないから、明日また頑張るか
「りんかと一緒にヒーローになりだがっだぁぁ」
可愛らしい顔を盛大に涙で汚した桜が泣きついて来た卒業式も終わり
今日から私たちは高校生になる
ちなみに桜はヒーロー科には落ちたが雄英高校の普通科に合格して
春から同じ高校、もっと言えばお互い一人暮らしのお隣さんとなった。
高校では沢山友達作りたいな
中学では結局桜以外に親しい友達は出来ずに終わってしまったから
大きく1-Aと書かれた扉の前で深呼吸をして扉を開ける
あ、なんか委員長っぽい人と目があった
「俺は私立聡明中学出身の飯塚天哉だ」
「私は龍りんか」
話し方といいメガネといいやっぱり委員長っぽい
今日から君のあだ名は委員長ね
「よろしくね」
委員長と心の中で呟いて自分の席を探す
「龍さんの席は窓際の前から3番目だ。通常であるなら5かける4の20人クラスの筈だが、今年はなぜか21人らしくこのような席の形になっているようだ。」
「そうなんだ」
それ絶対私のせいだよね!!
裏口入学しちゃったから、絶対私のせいだよね
冷や汗を流しながら教えてもらった自分の席に着く
そういえば委員長って友達としてカウントして良いのかな…。
***
「龍ちゃんってあの龍の宝玉だよね?」
広告で見たことある!といい笑顔で言われ一瞬顔がひきつる
除籍がかかった体力測定中に女の子達と仲良くなった
中学の頃のように無言で見られたり、黙られたりしないの嬉しい…!!
ニコニコ笑いながら話しかけてくれるの嬉しい!
と喜びを噛み締めていたら黒目の女の子が爆弾を投下してくれた
中学の頃のようにまた引かれるのか?
痛々しいよね!!
可愛くなれる魔法とか!
でもあれば私じゃなくて広告作った人の趣味だから!
「私芸能人に会うの初めてだ!」
「しかも友達になれるとかサイッコーだよね!」
天使!!!
ヒーロー目指している子は皆んな天使なの!?
女の子達は引くどころかこれからよろしくねと素敵すぎる笑顔を向けてくれる
「こちらこそ、よろしくね」
***
9.5
尾白視点
受験の時に出会った彼女が教室に入ってきて思わず声が出そうになった
やっぱり彼女は受かったんだとか
俺のこと覚えてくれてるかなとか
声かけてもいいのかなとか
自分が自分じゃ無いみたいにドキドキした
いや、覚えてもらえて無くても話しかけていいよな!
だって同じクラスだし
そう思って立ち上がろうとしたら担任の先生だと言う人が入ってきてタイミングを逃してしまった
「私は芦戸三奈っていうの!よろしくね!」
「私は龍りんか。よろしくね芦戸さん」
入学式をすっぽかして、体力測定でグラウンドに集まってみるとやはり彼女は人に囲まれていた
さすがに女子の中に入っていく勇気はないわ
彼女の名前、龍さんっていうんだな…。
いや、盗み聞きとかじゃ無くて!クラスメイトの名前を覚えようと思っただけで!
先生に名前を呼ばれ、50メートルを走り終わってからも視線は龍さんを探してしまう
「最後、龍」
21人のクラスだから龍さんは一人で走ることになり、クラス中が彼女に注目した
受験の時はあまりみる余裕が無かったけれど
彼女はどんな個性を使うのだろう
「水の個性か…」
後ろで髪がもさもさしてる地味な男子が分析するかのようにブツブツと何か呟いている
澄み切った雰囲気の彼女にあっていてすごく良いなぁ
その後も彼女は淡々と体力測定を終わらせて
結局俺は話しかけられずに終わってしまった。
放課後こそは、と思っていたけど
彼女の周りには女の子達がいる
女子の中に入っていく勇気はないから、明日また頑張るか