頬をつたう砂糖水の行方(改)
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春休み
実家の外壁塗り替え
左官職人
外で荷物を運んでる人が目についた
黙々と
同じくらいか、少し若い
新米さんかな
なんか親近感
休憩の声が
汗を拭いてるその人に
冷たいお茶でもどうぞと渡す
ありがとうございます、と目元をやわらげた
こんな声なんだ
もう少し話したいと思ってその場に残る
「大変なお仕事ですね」
話しかけられたことに驚いてるのか、一瞬間が空いた。
でもすぐに
「こんな日は確かにキツイですね。」
でも言ったら殴られるんで、と唇の前に人差し指を立てた。
落ち着いた丁寧な口調が意外で、殴られると言った仕草が面白くて素敵な人だなと思った。
「岩城さん、ありがとうございました」
親と共に挨拶をする。家が見違えるように綺麗になった。職人さんはすごいなぁ。
トラックを見送って家に入った。
だから4月に職員室で説明を受けたときは冗談じゃなく腰抜かすかと思った。
「この5人は最初に覚えおいて下さい」
まず教頭先生から最初に見せられたのは去年の集合写真。
「何故この5人なんですか?」
「顔役というか、この鈴蘭の中で権力が大きい奴らです。」
「権力…?」
喧嘩が強い生徒が偉い、そんなカースト制度があるとのこと。
喧嘩強いんだ、岩城さん…いや岩城くん、か。
高校生だったんだ。
実家の外壁塗り替え
左官職人
外で荷物を運んでる人が目についた
黙々と
同じくらいか、少し若い
新米さんかな
なんか親近感
休憩の声が
汗を拭いてるその人に
冷たいお茶でもどうぞと渡す
ありがとうございます、と目元をやわらげた
こんな声なんだ
もう少し話したいと思ってその場に残る
「大変なお仕事ですね」
話しかけられたことに驚いてるのか、一瞬間が空いた。
でもすぐに
「こんな日は確かにキツイですね。」
でも言ったら殴られるんで、と唇の前に人差し指を立てた。
落ち着いた丁寧な口調が意外で、殴られると言った仕草が面白くて素敵な人だなと思った。
「岩城さん、ありがとうございました」
親と共に挨拶をする。家が見違えるように綺麗になった。職人さんはすごいなぁ。
トラックを見送って家に入った。
だから4月に職員室で説明を受けたときは冗談じゃなく腰抜かすかと思った。
「この5人は最初に覚えおいて下さい」
まず教頭先生から最初に見せられたのは去年の集合写真。
「何故この5人なんですか?」
「顔役というか、この鈴蘭の中で権力が大きい奴らです。」
「権力…?」
喧嘩が強い生徒が偉い、そんなカースト制度があるとのこと。
喧嘩強いんだ、岩城さん…いや岩城くん、か。
高校生だったんだ。