軍コメ(短編)
軍司と居ると暖かい気持ちになる
何をせずとも隣にいることが居心地がいいなんて
幸せを噛み締めたくもなるさ
ソファに座り本を読んでいる横顔を見つめて5秒
「どうした?」
俺の視線に気づいて微笑んだ
微笑む、なんて言葉が本当にぴったりだ
こんな顔見たら誰だって落ちちまうだろうよ
本を置いて俺の頭に手を置いた
体を寄せて米神にキスを落とし抱きしめられる
もう一度言う
俺は今幸せを噛み締めている
「お前軍司と付き合ってるんだってな」
便所で偶然会った男に声をかけられた
中学からの付き合いのあるやつだ
「竹中…」
「軍司は知ってんのか、俺達のこと」
肩に手を回し耳元で言われた
すぐに振り払う
「わざわざ言うことじゃない」
「俺が言ってやろうか」
「なんでだよ」
「軍司の反応が見てみてぇだろ。お前も多少後ろめたいんじゃねぇのか」
「昔のことだ。関係ない」
「昔のこと、ね」
唐突に近づいたと思うと舌を捩じ込まれた。
「っ…!!何すんだ!!」
渾身の力で突き飛ばした。
「じゃあ今のこと言ったらどうなるだろうな」
挑発じみた嫌な笑みを浮かべている。
「……どうにもならねぇよ。お前がぶん殴られるだけだ」
「へぇ」
「信頼してんだよ、お前とは違う」
一本吸っていこうと思ったがやめだ。
ついてねぇ、最悪な気分だ。
「なぁ、コメ。お前、俺になんか隠してることあるか?」
いつものように屋上で寛いでいるとき唐突に言われた。
何故急にそんなことを?
着信音。いつまでも鳴るから取り出して見ると画面に竹中の文字。切れるとメールが届いた。軍司にも同じメールが送信されていた。嫌な予感がして添付画像を開く。
「っ!」
顔を上げて軍司を見ると、軍司も携帯を見ていた。
「違う、軍司。何もないんだ。これは…」
「お前が言うんだ、信じるよ」
傷ついた顔で笑った。
次の日もまた竹中からメールが届いた。
昔の写真だ。それが3日続いた。
リベンジポルノ、とまではいかないが際どいものもあった。
「コメのこと信じてーけど、何度もこんなの見せられたら流石にキツい」
「軍司、」
「コメ、ちょっと時間くれ。」
「え、」
「お前が嘘つくとは思ってねぇ。100信じてるよ。けど感情が追いつかねえ。少しの間距離置かせてくれ」
「なに言って…」
「悪い。」
「お前が謝るなよ、お前は悪くない。だから離れるなんて言わないでくれ」
「近くにいるとお前に酷いこと言っちまいそうだ」
「言ってくれよ。酷くていい。お前を傷つけちまった罰だ」
軍司の頭を肩に抱き寄せ懇願する。
「頼む。お前と離れるなんて一秒も耐えられねーよ。」
苦しそうな軍司の顔を見て、俺が折れなきゃと思った。
こいつは優しいから、俺が言えば言う通りにしてくれるかもしれない。
何をせずとも隣にいることが居心地がいいなんて
幸せを噛み締めたくもなるさ
ソファに座り本を読んでいる横顔を見つめて5秒
「どうした?」
俺の視線に気づいて微笑んだ
微笑む、なんて言葉が本当にぴったりだ
こんな顔見たら誰だって落ちちまうだろうよ
本を置いて俺の頭に手を置いた
体を寄せて米神にキスを落とし抱きしめられる
もう一度言う
俺は今幸せを噛み締めている
「お前軍司と付き合ってるんだってな」
便所で偶然会った男に声をかけられた
中学からの付き合いのあるやつだ
「竹中…」
「軍司は知ってんのか、俺達のこと」
肩に手を回し耳元で言われた
すぐに振り払う
「わざわざ言うことじゃない」
「俺が言ってやろうか」
「なんでだよ」
「軍司の反応が見てみてぇだろ。お前も多少後ろめたいんじゃねぇのか」
「昔のことだ。関係ない」
「昔のこと、ね」
唐突に近づいたと思うと舌を捩じ込まれた。
「っ…!!何すんだ!!」
渾身の力で突き飛ばした。
「じゃあ今のこと言ったらどうなるだろうな」
挑発じみた嫌な笑みを浮かべている。
「……どうにもならねぇよ。お前がぶん殴られるだけだ」
「へぇ」
「信頼してんだよ、お前とは違う」
一本吸っていこうと思ったがやめだ。
ついてねぇ、最悪な気分だ。
「なぁ、コメ。お前、俺になんか隠してることあるか?」
いつものように屋上で寛いでいるとき唐突に言われた。
何故急にそんなことを?
着信音。いつまでも鳴るから取り出して見ると画面に竹中の文字。切れるとメールが届いた。軍司にも同じメールが送信されていた。嫌な予感がして添付画像を開く。
「っ!」
顔を上げて軍司を見ると、軍司も携帯を見ていた。
「違う、軍司。何もないんだ。これは…」
「お前が言うんだ、信じるよ」
傷ついた顔で笑った。
次の日もまた竹中からメールが届いた。
昔の写真だ。それが3日続いた。
リベンジポルノ、とまではいかないが際どいものもあった。
「コメのこと信じてーけど、何度もこんなの見せられたら流石にキツい」
「軍司、」
「コメ、ちょっと時間くれ。」
「え、」
「お前が嘘つくとは思ってねぇ。100信じてるよ。けど感情が追いつかねえ。少しの間距離置かせてくれ」
「なに言って…」
「悪い。」
「お前が謝るなよ、お前は悪くない。だから離れるなんて言わないでくれ」
「近くにいるとお前に酷いこと言っちまいそうだ」
「言ってくれよ。酷くていい。お前を傷つけちまった罰だ」
軍司の頭を肩に抱き寄せ懇願する。
「頼む。お前と離れるなんて一秒も耐えられねーよ。」
苦しそうな軍司の顔を見て、俺が折れなきゃと思った。
こいつは優しいから、俺が言えば言う通りにしてくれるかもしれない。
3/3ページ