廻れ。廻れ。
「じゃあこの石が当たったらHなことさせてください」
「いいぜ」
「へ?」
断られるの前提で言ったから間抜けな声が出た。
「ちゃんと聞いてました?Hなことさせてくださいって言ったんですよ?」
「聞いてたよ」
「マジですか?」
「あぁ」
絶対当てる!この手の分野は得意だ。
軍司さんも俺が得意なこと知ってるはずだ、
なんで?って思ったけど、軍司さんの気が変わらないように触れないでおく
石を当てて振り向くともう軍司さんのことがエロく見えた
唇を離して
体をなぞりながらシャツを捲る
指が震える
何度も夢に見た体に触ってる
ゴクリと喉がなった
軍司さんの乳首に指先で触れる
カリッとすると軍司さんが僅かに揺れた気がした
そのまま舌で弄ってみる
軍司さんの顔が見たくて見上げると顔を逸らされた
「軍司さん?」
いいのか悪いのか反応が欲しい
「…や、気持ちいいよ」
恥ずかしそうに言っちゃうその顔でイキそう
軍司さんのベルトを外して取り出す
まだ硬くなってないそれにキスをする
口に含むと軍司さんがおいとかなんとか言ったけど聞こえない振りをする
段々と硬くなってきて嬉しい
「後ろも触りたい」
少し目を丸くして
「無理」
「なんで?」
十三って人としてたんだからよくない?
「準備してねーし。」
「大丈夫です」
「俺はそこまで覚悟出来てねぇ」
そうなんだ。
そう言われたら無理強いできない
「じゃあ擦り合わせていいですか」
今はこれで、我慢。
ガチガチになった自分のを取り出して軍司さんのとくっつける
堪らない
腰が自然と動く
「気持ちいー」
気ぃ抜いたら自分が喘ぎ声出しそう
くっつけながら下にいる軍司さんにキスをねだろうと顔を見ると不服そうな顔をしているのに気づいた。
「軍司さん、気持ちよくないっすか?」
「…いーけど…」
「じゃあどうしたんすか?」
「いや、、、」
言わない。でも分かる。多分、俺が弟分だから。
軍司さんの首筋に唇を落とし、鎖骨の下に強く吸い付く。
「コラ、跡つけんなよ。」
「宣戦布告っす。」
村田将吾の兄貴へだ。
「バカなことすんな。」
言われても止めない。見えない場所へもつけていく。ついでに乳首も吸う。
「ここはそいつに開発されたんすか?」
「…自分で触る趣味はねーよ」
つまり肯定
「ムカつく」
「じゃあ聞くな」
「後ろもそいつには触らせてんですよね」
軍司さんの手で頭を捕まれ、乳首から離される。
「お前は、嫉妬するくせにわざわざ聞いてきやがって。」
そして深く口付けられる。黙ってろってことだ。
「早く動けよ」
鋭い目で口の端を上げた軍司さん、エロすぎ。
夢中で動いた。
幸せの絶頂だ。
軍司さんはさっさとシャワーに行っちゃったけど
「ピロートークとかないんすか」
水分補給しながら帰ってきた軍司さんに
「したかったのかよ」
「別にいーですけど」
軍司さんが軽く息を吐いた。めんどくさいとか思われたかな。
「トキオ、」
ジャンプーの香りが近づいて深く口を…
「ゲホッ!!え?酒?!」
口移しで酒入れてきやがった。咽せた俺みて笑ってやがる。
「腹減った。なんか食いに出ようぜ」
色気も何もない。俺は朝までこうして2人でいたかったのに。
「2人だろ」
「違います。密室で2人がよかったんすよ」
それじゃいつも通りだろと、多分軍司さんの家とかで遊んでるときのこと言ってるんだろうけどそれとこれとは違うんだよな。甘い雰囲気なんて出してくれない。受け入れてくれたけど、付き合うとかそういうのとはまた違うんだろう。今はまだ聞けない。少しずつだ。ここまでこれたのがまず奇跡なのだから。
「」
「次もあるんすか?」
「お前がしたかったらだけどな
「今度は軍司さんの後ろに挿れたいです。…ダメすか?」
頭をくしゃっとされて気が向いたらな、と
いつ気が向くんすか
予定は無ぇな
はぁ⁈
「軍司さんの喘ぎ声聞きたいのに」
小突かれる
「堂々と口にすんな」
「言わないとはぐらかされるから言うことにしたんです」
「」
「諦めてくださいよ」
7/7ページ