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君の隣にいても、良い?
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12月の寒空の下、私は先程のショックを隠しきれずに頬を濡らしていた。
校庭の片隅のベンチでしばらく呆然としていたけど、いい加減冷えきった体を温めなくては…そろそろ家に帰ろうと立ち上がろうとしたその時だった。
大きな影が近づいてきたのを感じて見上げると、バスケ部の花形透の姿があった。
「……悪い、さっきの偶然聞いちゃったんだ。長谷川のこと好きだったんだな」
「花形くん……!?」
どうやら私が同じくバスケ部の長谷川一志に告白していたのを目撃したらしい。なんだ、カッコ悪いなあと思っていると彼は言った。
「長谷川も見る目ないよなあ」
「えっ」
照れたように笑って続ける。
「君の隣にいても、良い?」
その目はまっすぐに私を見つめていて、冷えきった私の体はあっという間に熱を帯びたのだった。
校庭の片隅のベンチでしばらく呆然としていたけど、いい加減冷えきった体を温めなくては…そろそろ家に帰ろうと立ち上がろうとしたその時だった。
大きな影が近づいてきたのを感じて見上げると、バスケ部の花形透の姿があった。
「……悪い、さっきの偶然聞いちゃったんだ。長谷川のこと好きだったんだな」
「花形くん……!?」
どうやら私が同じくバスケ部の長谷川一志に告白していたのを目撃したらしい。なんだ、カッコ悪いなあと思っていると彼は言った。
「長谷川も見る目ないよなあ」
「えっ」
照れたように笑って続ける。
「君の隣にいても、良い?」
その目はまっすぐに私を見つめていて、冷えきった私の体はあっという間に熱を帯びたのだった。
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