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君だけのもの
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「オレ、コンタクトにしてみようかなあ」
突然透がそんなことを言うので私は驚いて彼を凝視する。
「おかしいか?」
「いや、そんなことないけど……」
「?」
そうじゃない。
だって大好きな透の素顔だ。いつも私だけが間近で見ている彼の表情。
「……モテたらどうすんの」
吹き出して呆れたように笑う透。
でも、他の誰かに簡単には見せたくないのが私の本音。学校内でも透のことを狙っている女の子がいると聞いたこともある。そんな子が増えたら……困る。
「別に止めはしないけどねー」
「なんだそりゃ。メガネくらいで変わらないだろ」
「………」
他の子に言い寄られる透の姿を想像して面白くない顔をしている私。
透はカッコいいんだよ。わかってるのかなあ。
「急に藤真みたいにはならないよ」
「わかんないじゃん」
「菜那子はオレのこと買いかぶり過ぎだよ」
「透は私のだから!」
そう言って透にぎゅっと抱き付く。
私は勝手に想像上のライバルに敵対心むき出しだ。
そんな私を抱き締め返してくれる透。私だけが感じることのできる体温。
「オレだって菜那子のこと誰にも渡さないよ」
そう囁かれると嬉しくてニヤついてしまう。やっぱり透が好き。
「……やっぱり、やめとくか」
「えっ?」
「コンタクト。ずっと菜那子だけのものでいるからな」
次の瞬間、唇を押し当てられた。少し長めのキス。
「菜那子、あんまり可愛いこと言ってると襲うからな」
「なっ!?」
「妬いてくれるの、嬉しい」
「透……」
そしてまた何度もキスをされ、あとはされるがままだった。
見えないライバルへの嫉妬心はもうどこかへ消えていた。
突然透がそんなことを言うので私は驚いて彼を凝視する。
「おかしいか?」
「いや、そんなことないけど……」
「?」
そうじゃない。
だって大好きな透の素顔だ。いつも私だけが間近で見ている彼の表情。
「……モテたらどうすんの」
吹き出して呆れたように笑う透。
でも、他の誰かに簡単には見せたくないのが私の本音。学校内でも透のことを狙っている女の子がいると聞いたこともある。そんな子が増えたら……困る。
「別に止めはしないけどねー」
「なんだそりゃ。メガネくらいで変わらないだろ」
「………」
他の子に言い寄られる透の姿を想像して面白くない顔をしている私。
透はカッコいいんだよ。わかってるのかなあ。
「急に藤真みたいにはならないよ」
「わかんないじゃん」
「菜那子はオレのこと買いかぶり過ぎだよ」
「透は私のだから!」
そう言って透にぎゅっと抱き付く。
私は勝手に想像上のライバルに敵対心むき出しだ。
そんな私を抱き締め返してくれる透。私だけが感じることのできる体温。
「オレだって菜那子のこと誰にも渡さないよ」
そう囁かれると嬉しくてニヤついてしまう。やっぱり透が好き。
「……やっぱり、やめとくか」
「えっ?」
「コンタクト。ずっと菜那子だけのものでいるからな」
次の瞬間、唇を押し当てられた。少し長めのキス。
「菜那子、あんまり可愛いこと言ってると襲うからな」
「なっ!?」
「妬いてくれるの、嬉しい」
「透……」
そしてまた何度もキスをされ、あとはされるがままだった。
見えないライバルへの嫉妬心はもうどこかへ消えていた。
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