あなたの名前を入力してください。
君に包まれて(神)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「眠れないの?」
おやすみと言って二人でベッドに入ってから2時間後、まだ目を閉じていない私に気付いた宗一郎はそう問いかけてきた。
「ん……ちょっと考え事しちゃって」
「悩み事?オレでよかったら聞くよ?」
「ありがと。大した事じゃないから、大丈夫」
「そう?」
宗一郎は私の髪を撫でて優しく微笑む。それだけでも私は充分癒される。
「菜那子」
布団の中で抱き寄せられてくっついた宗一郎の体が温かい。何よりも安心できる時間だ。
「無理に眠ろうと思うから眠れないんだよ。オレのごとだけ考えてて」
「う、うん……」
「はい、じゃあ目を閉じて」
言われた通りに瞼を閉じて宗一郎の好きなところを思い浮かべる。今まで二人であんなところへ行ったなあなどと思い出していると、頬に暖かく柔らかいものが触れた。
思わず目を開けると次は唇に、いくつものキスが降ってきた。これでは眠るどころかドキドキしてしまう。だけど宗一郎で頭がいっぱいになる。
「宗一郎は私の扱い方、わかってるね」
見透かされているようで包み込まれているような、私にしか味わえないであろう感覚。大きな丸い目を細くして私を見つめる彼から私はもう離れられないんだと確信する。
「やっぱり好きだなあ、そういうとこ」
「菜那子のことどれだけ見てると思ってるの。オレは菜那子の全部が好きだよ」
「あ、ずるい。そんなの私だって全部好……」
また唇を塞がれた。これで完全に宗一郎の思惑通りだ。
普段の宗一郎は私を甘やかさない。でも悩んだ時には黙って側に居てくれる。
彼の優しさに包まれて、悩みの種などもうどうでもよくなっていた。
おやすみと言って二人でベッドに入ってから2時間後、まだ目を閉じていない私に気付いた宗一郎はそう問いかけてきた。
「ん……ちょっと考え事しちゃって」
「悩み事?オレでよかったら聞くよ?」
「ありがと。大した事じゃないから、大丈夫」
「そう?」
宗一郎は私の髪を撫でて優しく微笑む。それだけでも私は充分癒される。
「菜那子」
布団の中で抱き寄せられてくっついた宗一郎の体が温かい。何よりも安心できる時間だ。
「無理に眠ろうと思うから眠れないんだよ。オレのごとだけ考えてて」
「う、うん……」
「はい、じゃあ目を閉じて」
言われた通りに瞼を閉じて宗一郎の好きなところを思い浮かべる。今まで二人であんなところへ行ったなあなどと思い出していると、頬に暖かく柔らかいものが触れた。
思わず目を開けると次は唇に、いくつものキスが降ってきた。これでは眠るどころかドキドキしてしまう。だけど宗一郎で頭がいっぱいになる。
「宗一郎は私の扱い方、わかってるね」
見透かされているようで包み込まれているような、私にしか味わえないであろう感覚。大きな丸い目を細くして私を見つめる彼から私はもう離れられないんだと確信する。
「やっぱり好きだなあ、そういうとこ」
「菜那子のことどれだけ見てると思ってるの。オレは菜那子の全部が好きだよ」
「あ、ずるい。そんなの私だって全部好……」
また唇を塞がれた。これで完全に宗一郎の思惑通りだ。
普段の宗一郎は私を甘やかさない。でも悩んだ時には黙って側に居てくれる。
彼の優しさに包まれて、悩みの種などもうどうでもよくなっていた。
1/1ページ