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ホットミルク(花形)
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私と透は付き合って半年。
今日は金曜だから透の部屋に泊まりに来ている。
ひとしきり愛し合った後、少し話していたが疲れて眠りについた。はずだった。
「ねぇ、透……寝てるよね……?」
なかなか寝付けなくてなんとなく不安になってきた私は隣で寝ている透にそっと声を掛ける。
彼が眠っているなら本気で起こそうとは思っていない。が……
「……ん……?」
「ごめん、起こしちゃったね」
「菜那子……眠れないのか?」
「……うん、ちょっと考え事しちゃって」
透はふっと笑って私の髪を撫でてくれる。いつものように優しい手だ。そしてメガネをかけると起き上がってこう言う。
「ホットミルク、飲むか?」
私は頷く。
二人でリビングに移動して、ソファの上で膝を抱えて小さくなって待つ私。
「はい。できたぞ」
「ありがとう」
透が作ってくれたホットミルクは少し熱くて、体の中がちょうど良く温まる。
「……おいしい」
「そうか。よかった」
「寝てたのに……甘えちゃってごめんね」
「明日休みだし大丈夫。それに菜那子がオレに甘えてくれるの、嬉しいよ」
「透……」
ホットミルクを飲み終わると、少し眠くなってきてソファに座ったまま透に抱き付いて目を閉じる。透はそんな私を包み込んでくれる。
「あー、安心するなあ」
「このまま眠っていいぞ」
「透、大好き」
「菜那子、愛してるよ」
私は思わず目をぱっちり開けた。愛してる、なんて初めて言われた。嬉しくてドキドキする。
ちょっと悩んで自信なくしてるこのタイミングで言ってくるなんて、やっぱり透には敵わないなあ。
「……また眠れなくなっちゃうじゃん」
「そしたら今度は疲れることするか?」
「……バカ」
クスクスと笑い合う二人。
たまにバカなことも言うけど、私にはホットミルクより透の方が落ち着くし温かい存在だよ。
今日は金曜だから透の部屋に泊まりに来ている。
ひとしきり愛し合った後、少し話していたが疲れて眠りについた。はずだった。
「ねぇ、透……寝てるよね……?」
なかなか寝付けなくてなんとなく不安になってきた私は隣で寝ている透にそっと声を掛ける。
彼が眠っているなら本気で起こそうとは思っていない。が……
「……ん……?」
「ごめん、起こしちゃったね」
「菜那子……眠れないのか?」
「……うん、ちょっと考え事しちゃって」
透はふっと笑って私の髪を撫でてくれる。いつものように優しい手だ。そしてメガネをかけると起き上がってこう言う。
「ホットミルク、飲むか?」
私は頷く。
二人でリビングに移動して、ソファの上で膝を抱えて小さくなって待つ私。
「はい。できたぞ」
「ありがとう」
透が作ってくれたホットミルクは少し熱くて、体の中がちょうど良く温まる。
「……おいしい」
「そうか。よかった」
「寝てたのに……甘えちゃってごめんね」
「明日休みだし大丈夫。それに菜那子がオレに甘えてくれるの、嬉しいよ」
「透……」
ホットミルクを飲み終わると、少し眠くなってきてソファに座ったまま透に抱き付いて目を閉じる。透はそんな私を包み込んでくれる。
「あー、安心するなあ」
「このまま眠っていいぞ」
「透、大好き」
「菜那子、愛してるよ」
私は思わず目をぱっちり開けた。愛してる、なんて初めて言われた。嬉しくてドキドキする。
ちょっと悩んで自信なくしてるこのタイミングで言ってくるなんて、やっぱり透には敵わないなあ。
「……また眠れなくなっちゃうじゃん」
「そしたら今度は疲れることするか?」
「……バカ」
クスクスと笑い合う二人。
たまにバカなことも言うけど、私にはホットミルクより透の方が落ち着くし温かい存在だよ。
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