トラファルガー・ロー
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『所詮ヲタク』
「ねぇ、トラファルガーって彼氏いないの?」
「………彼女じゃなくて?」
お昼休みの暇な時間。友達があまりにも暇過ぎたのか、突拍子もなく変な事を聞いてきた。
「いや、もうこの際女でも男でもなんでもいいかなって。だってアイツ両親は医者、自身の顔はイケメン、頭も良いの三拍子揃ってるクセに色恋沙汰なーんも聞かないんだもん。彼女が居ないなら彼氏はいるかな?って思った。」
「いやいや。酷くね?その結論。」
「で!実際どうなの?幼なじみなら何か知ってるんでしょ?」
「えー…。」
「………だから『従兄弟のロシナンテ叔父さんと仲良しだよ。』って答えたの。喰らえハンマー。」
「変に女子が騒いでたのてめえのせいかよ。落ちろピンクの悪魔。 」
「ちょいちょいちょいそっちの隅に追いやるの反則痛い痛い痛い痛い助けてあぁここで必殺パンチはやめっやめぇああああああああ!!」
「しょーやむう。」
「負けた…。えげつない…。」
「お前が悪い。」
酷くね?私が何をしたというのか。恨めしそうにジト目で睨み付けてみるが逆に睨み返された。負けたでやんす。隈付きのその眼光は凶悪すぎるわい。
睨むのを止めて改めて隣で胡座をかいているローを見る。…まぁ友達の言う通り。イケメンの部類だろう。お父さんがイケメンなだけその血をひいた息子であるローもイケメンだ。まさにローの父親の若い版と言ったところ。何回戦目かもうわからないゴングの音が、テレビのスピーカーから流れ出したので急いで視線をテレビへと戻した。
「で、実際のところどーなんです最近。」
「付き合ってたらお前とゲームなんてしてねーよ。」
「ですよね。ちっくしょこら緑の配管工仕事しろ。」
「ニーサン一人でもそれ位楽勝だろ。あわわわ。」
「うっそだろ声真似上手いな。チーム戦にした意味が無いでしょーが敵から逃げるな弟よ。」
ただの人形を兄弟で倒しまくる。時間制限を迎え結果は過去最高記録から五番目という何とも微妙な結果だった。
「そういやまた隈酷くなってるね。ゲームのやり過ぎ?」
「いや、今期のアニメ観るのが多くて。三徹してる。」
「…ファンの女子が聞いたらひくぞソレ。」
隣に座るこの男…ローは彼女(彼氏も含め)が出来ないんじゃない。告白されてもぜーんぶ断っているんだ。自分のやりたい事を優先したがる。全くもって勿体無い。そして全くもってムカつく奴である。
「女に金かけるなら好きな本にかけたほうが合理的だ。一狩行こうぜ。」
「本っていってもどうせ特典付きマンガ・ラノベの事でしょーが。何狩るん?」
「ちゃんと医学書も買ってるだろ。オトーサンオカーサン。」
「まさか玉が欲しいとは言うまいな?」
「…部屋作ったから早く来い。」
「マジかよ!長期戦になるなら飲み物とお菓子くれ!」
「何時もの戸棚にポテチある。」
「よっしゃ箸とコップそれから飲み物もとってくるわー。」
「おー。」
そんなコイツの恋人事情は昔はまだマシだったんだよ?普通に可愛い女の子とお付き合いとかしてたんだよ?…ただ普段着が部屋着で。遊びに行く場所もゲーセンか本屋かアニメショップか家で。カラオケ?アニソン連続投下で振りまで完コピ。デート、という名の聖地巡礼…ってよっぽど物好きでない限り無理だろこんなんいくら顔が良くても!そんなんだから過去の彼女は全て彼女からいっつもサヨナラされちまったんだが『ぷぁーぷぁ~』おっと狩りにいかねば。
「え、ヤバいこっちにオトーサン来た。助けてお肉焼いてるのに。へるぷーへるぷー。」
「なんで今焼くんだよ!待ってろすぐ行く。」
「はよーはよーとうとう見つかって火ブレくらいましたしぬぅー。」
この事を友達に話してもきっと信じてくれないだろう。本人は学校でもオタクって事全然隠してないらしいけど。なんでだろうね?皆の脳にオートでフィルターでもかかるんだろうか?
「ねぇロー。弓使うんなら後ろから誤射するのやめてよ。地味に痛い。」
「そーゆーお前こそ爆弾魔になるなよ。お前だけバックステップアクションで回避するの地味に腹立つ。」
「はっはっはー太刀にそんなアクション付けた制作者に文句言え。ほい、倒れたー。剥ぎ取ろ剥ぎ取ろ。」
「チッ…もう一回行くぞ。」
「マジかーつらたん。もうキッドかキラーも呼ぼうよ、こういう時は人海戦術。」
「あー…キッドと言えば、アイツ。例のランキング一位の奴と付き合ったみたいだぞ。」
「マジかよ!あの街中で見た可愛い子だよね?そっかぁキッドとねーふーんふーん羨ましい妬ましい爆発しろ。」
「…お前、キッドの事好きだったのか?」
「は?まさか。可愛い子と付き合える事に対して言ってみただけだよ。」
「ユリユリは可愛い子同士だからこそ許される。」
「失礼な。垢抜けない子が美人な子に言い寄られるのもまたよいであろう?」
「自分を卑下された事にまず怒れよ。」
「ははは。さーせん?」
「ばーか。」
こんなくだらないやり取りをしながら一緒に遊べるのも、皆にフィルターがかかっている内だろう。卒業したら終わっちゃうかな?フィルター無しでローを見る事が出来る、大人の女性とか。世の中出たらいっぱい居そう。あのキッドに彼女が出来る位だし…。
「はー…あんたは暫く彼女作らないでね。」
「…それはもしや告白か?」
「まさか。単純に遊び相手がいなくなってつまらないなって思っただけ。そもそも私の好みは27歳以上の渋い剣士タイプのナイスミドルだ。お前はタイプじゃない。」
「同感だ。おれのタイプもツンデレ秘書系お姉様だから。タイプじゃない。」
「愚問じゃないか。」
こんなんだから私とローはいくら幼なじみと言えど、マンガやアニメのような恋愛関係にはならねーわ。程遠過ぎる。
(卒業したら脱オタできるかな。)
(無理だろ。沼は深い。)
(うへぁ。)
「ねぇ、トラファルガーって彼氏いないの?」
「………彼女じゃなくて?」
お昼休みの暇な時間。友達があまりにも暇過ぎたのか、突拍子もなく変な事を聞いてきた。
「いや、もうこの際女でも男でもなんでもいいかなって。だってアイツ両親は医者、自身の顔はイケメン、頭も良いの三拍子揃ってるクセに色恋沙汰なーんも聞かないんだもん。彼女が居ないなら彼氏はいるかな?って思った。」
「いやいや。酷くね?その結論。」
「で!実際どうなの?幼なじみなら何か知ってるんでしょ?」
「えー…。」
「………だから『従兄弟のロシナンテ叔父さんと仲良しだよ。』って答えたの。喰らえハンマー。」
「変に女子が騒いでたのてめえのせいかよ。落ちろピンクの悪魔。 」
「ちょいちょいちょいそっちの隅に追いやるの反則痛い痛い痛い痛い助けてあぁここで必殺パンチはやめっやめぇああああああああ!!」
「しょーやむう。」
「負けた…。えげつない…。」
「お前が悪い。」
酷くね?私が何をしたというのか。恨めしそうにジト目で睨み付けてみるが逆に睨み返された。負けたでやんす。隈付きのその眼光は凶悪すぎるわい。
睨むのを止めて改めて隣で胡座をかいているローを見る。…まぁ友達の言う通り。イケメンの部類だろう。お父さんがイケメンなだけその血をひいた息子であるローもイケメンだ。まさにローの父親の若い版と言ったところ。何回戦目かもうわからないゴングの音が、テレビのスピーカーから流れ出したので急いで視線をテレビへと戻した。
「で、実際のところどーなんです最近。」
「付き合ってたらお前とゲームなんてしてねーよ。」
「ですよね。ちっくしょこら緑の配管工仕事しろ。」
「ニーサン一人でもそれ位楽勝だろ。あわわわ。」
「うっそだろ声真似上手いな。チーム戦にした意味が無いでしょーが敵から逃げるな弟よ。」
ただの人形を兄弟で倒しまくる。時間制限を迎え結果は過去最高記録から五番目という何とも微妙な結果だった。
「そういやまた隈酷くなってるね。ゲームのやり過ぎ?」
「いや、今期のアニメ観るのが多くて。三徹してる。」
「…ファンの女子が聞いたらひくぞソレ。」
隣に座るこの男…ローは彼女(彼氏も含め)が出来ないんじゃない。告白されてもぜーんぶ断っているんだ。自分のやりたい事を優先したがる。全くもって勿体無い。そして全くもってムカつく奴である。
「女に金かけるなら好きな本にかけたほうが合理的だ。一狩行こうぜ。」
「本っていってもどうせ特典付きマンガ・ラノベの事でしょーが。何狩るん?」
「ちゃんと医学書も買ってるだろ。オトーサンオカーサン。」
「まさか玉が欲しいとは言うまいな?」
「…部屋作ったから早く来い。」
「マジかよ!長期戦になるなら飲み物とお菓子くれ!」
「何時もの戸棚にポテチある。」
「よっしゃ箸とコップそれから飲み物もとってくるわー。」
「おー。」
そんなコイツの恋人事情は昔はまだマシだったんだよ?普通に可愛い女の子とお付き合いとかしてたんだよ?…ただ普段着が部屋着で。遊びに行く場所もゲーセンか本屋かアニメショップか家で。カラオケ?アニソン連続投下で振りまで完コピ。デート、という名の聖地巡礼…ってよっぽど物好きでない限り無理だろこんなんいくら顔が良くても!そんなんだから過去の彼女は全て彼女からいっつもサヨナラされちまったんだが『ぷぁーぷぁ~』おっと狩りにいかねば。
「え、ヤバいこっちにオトーサン来た。助けてお肉焼いてるのに。へるぷーへるぷー。」
「なんで今焼くんだよ!待ってろすぐ行く。」
「はよーはよーとうとう見つかって火ブレくらいましたしぬぅー。」
この事を友達に話してもきっと信じてくれないだろう。本人は学校でもオタクって事全然隠してないらしいけど。なんでだろうね?皆の脳にオートでフィルターでもかかるんだろうか?
「ねぇロー。弓使うんなら後ろから誤射するのやめてよ。地味に痛い。」
「そーゆーお前こそ爆弾魔になるなよ。お前だけバックステップアクションで回避するの地味に腹立つ。」
「はっはっはー太刀にそんなアクション付けた制作者に文句言え。ほい、倒れたー。剥ぎ取ろ剥ぎ取ろ。」
「チッ…もう一回行くぞ。」
「マジかーつらたん。もうキッドかキラーも呼ぼうよ、こういう時は人海戦術。」
「あー…キッドと言えば、アイツ。例のランキング一位の奴と付き合ったみたいだぞ。」
「マジかよ!あの街中で見た可愛い子だよね?そっかぁキッドとねーふーんふーん羨ましい妬ましい爆発しろ。」
「…お前、キッドの事好きだったのか?」
「は?まさか。可愛い子と付き合える事に対して言ってみただけだよ。」
「ユリユリは可愛い子同士だからこそ許される。」
「失礼な。垢抜けない子が美人な子に言い寄られるのもまたよいであろう?」
「自分を卑下された事にまず怒れよ。」
「ははは。さーせん?」
「ばーか。」
こんなくだらないやり取りをしながら一緒に遊べるのも、皆にフィルターがかかっている内だろう。卒業したら終わっちゃうかな?フィルター無しでローを見る事が出来る、大人の女性とか。世の中出たらいっぱい居そう。あのキッドに彼女が出来る位だし…。
「はー…あんたは暫く彼女作らないでね。」
「…それはもしや告白か?」
「まさか。単純に遊び相手がいなくなってつまらないなって思っただけ。そもそも私の好みは27歳以上の渋い剣士タイプのナイスミドルだ。お前はタイプじゃない。」
「同感だ。おれのタイプもツンデレ秘書系お姉様だから。タイプじゃない。」
「愚問じゃないか。」
こんなんだから私とローはいくら幼なじみと言えど、マンガやアニメのような恋愛関係にはならねーわ。程遠過ぎる。
(卒業したら脱オタできるかな。)
(無理だろ。沼は深い。)
(うへぁ。)