第1章 出会い
おなまえ
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*
*
「いっ……」
目が覚めると、見知らぬ部屋。
薄暗く、仄かに鼻をつくのは、ツンと錆びたようなにおい。
そして頭部への鈍い痛み。
「目、覚めたか」
横から聞こえた低く枯れた声に、一人じゃないことに気づく。男の人の声だ。
「マシュじゃない…、だれ」
「姿を見られたからには、生きては返せん。えずいが、おまんには死んでもらう」
は?死にたくない、てゆか顔も見てないし!ぶつかってきたのそっちじゃない。
と反論したい気持ちでいっぱいになったが、グッと堪え、マシュの居場所を聞く。
「ここはどこ、一緒にいた娘は」
「ここは江戸のはずれにある隠れ家じゃ。一緒にいたトンチキな格好の娘は知らん。おまんだけ連れてきたんじゃ」
「せめて、あなたの名前が知りたい」
「どうせ死ぬるがよ。冥土の土産に教えちゃる…」
名前を聞こうとしたその時
ピピピーーー
「無事かい!マシュから連絡受けたよ、今君の場所を探知して…ええ!あなたはもしや土佐の人斬り…!」
*
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「いっ……」
目が覚めると、見知らぬ部屋。
薄暗く、仄かに鼻をつくのは、ツンと錆びたようなにおい。
そして頭部への鈍い痛み。
「目、覚めたか」
横から聞こえた低く枯れた声に、一人じゃないことに気づく。男の人の声だ。
「マシュじゃない…、だれ」
「姿を見られたからには、生きては返せん。えずいが、おまんには死んでもらう」
は?死にたくない、てゆか顔も見てないし!ぶつかってきたのそっちじゃない。
と反論したい気持ちでいっぱいになったが、グッと堪え、マシュの居場所を聞く。
「ここはどこ、一緒にいた娘は」
「ここは江戸のはずれにある隠れ家じゃ。一緒にいたトンチキな格好の娘は知らん。おまんだけ連れてきたんじゃ」
「せめて、あなたの名前が知りたい」
「どうせ死ぬるがよ。冥土の土産に教えちゃる…」
名前を聞こうとしたその時
ピピピーーー
「無事かい!マシュから連絡受けたよ、今君の場所を探知して…ええ!あなたはもしや土佐の人斬り…!」
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