第2章 情勢
おなまえ
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*
*
「たぶん、次の角を右に曲がると…」
指示を聞きながら言われた道を歩いていく。
ちょうど曲がり角に差し掛かったタイミングで
「あっごめん!その前に敵性反応だ!」
ゆらりと浪士たちが剣を構えて飛び出してきた。
「ここは僕たちの力の見せ所、かな」
素早く龍馬さんが前に出て、あっという間に浪士たちを薙ぎ払う。
見事な剣さばきに、洋服を着ているとはいえこの時代の人間だったと改めて思うのだった。
浪士たちは龍馬さんの剣技に圧倒され、四方に散っていった。
「ありがとうございました。とても心強いです」
「どう致しまして。なにやらこのあたりは治安が悪いようだね。さ、誰がいるのかな」
角を曲がり、少し進むと人影が見える。見覚えのある黒いコートに怒声。この声は…
「「土方(さん)!」」
マシュと龍馬さんの綺麗なハモり。
面識があるようだし、ぜひ仲間になれないか話しかけに行こう。
と思ったが、マシュも龍馬さんも微妙な表情を浮かべている。なにか問題でもあるのだろうか。
「あの人は苦手なんだよね」
「龍馬さんは新選組に敵対視されておりますよね…」
「そう。どうしてもね、考え方が違うから」
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「たぶん、次の角を右に曲がると…」
指示を聞きながら言われた道を歩いていく。
ちょうど曲がり角に差し掛かったタイミングで
「あっごめん!その前に敵性反応だ!」
ゆらりと浪士たちが剣を構えて飛び出してきた。
「ここは僕たちの力の見せ所、かな」
素早く龍馬さんが前に出て、あっという間に浪士たちを薙ぎ払う。
見事な剣さばきに、洋服を着ているとはいえこの時代の人間だったと改めて思うのだった。
浪士たちは龍馬さんの剣技に圧倒され、四方に散っていった。
「ありがとうございました。とても心強いです」
「どう致しまして。なにやらこのあたりは治安が悪いようだね。さ、誰がいるのかな」
角を曲がり、少し進むと人影が見える。見覚えのある黒いコートに怒声。この声は…
「「土方(さん)!」」
マシュと龍馬さんの綺麗なハモり。
面識があるようだし、ぜひ仲間になれないか話しかけに行こう。
と思ったが、マシュも龍馬さんも微妙な表情を浮かべている。なにか問題でもあるのだろうか。
「あの人は苦手なんだよね」
「龍馬さんは新選組に敵対視されておりますよね…」
「そう。どうしてもね、考え方が違うから」
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