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ピピピーーー

「ねえ！どうして僕を仲間に入れてくれないんだい」

「先輩、ドクターから通信です」

今までのやり取りを観察していたであろうロマンが絶妙なタイミングで会話に参加してきた。

「へえ、へえ！どういう仕組みなの？これは映像かい？」

「あ、はじめまして、僕はカルデアのドクター、そして臨時の指揮官をしているロマニ・アーキマンです」

通信システムに興味深々な龍馬さんに、簡単にシステムの概要を説明するロマン。楽しそうで何より。

「いやぁ技術は進んじゅうなぁ！まっことびっくりしたぜよ」

「お竜さんも映っているのか？」

「もちろん映っているよ。だけど、お竜さんはサーヴァントではないようだね。調べてみてもいいかな」

「好きにするがよいぞ」

「そうさせてもらうよ。ところで、この近くでサーヴァント反応があるんだけど、それらしい人物は見当たるかな」

きょろきょろと辺りを見回すが、それらしい人物がまるで見当たらない。

「探しに行ってみましょう」



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