第2章 情勢
おなまえ
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「龍馬さんは、岡田以蔵さんをご存知ですよね」
「ああ。もちろん。以蔵さんに会ったのかい」
昨日の出来事を簡単に伝えると、わかりやすくあっはっは、と大きく笑う。
「なんとも以蔵さんらしい。いや、友人として謝るよ。決して悪い人ではないんだけどね、どうにも警戒心が強いというか、人見知り?」
その、厄介な警戒心が解ければきっと心強い味方になってくれそうだが、なかなか手強いだろう。
そうこうしている間に新しいお団子が運ばれてくる。すぐさまお竜さんが一本取り、残りの二本を私とマシュが手に取った。
「あのナメクジ、龍馬のことを嫌っているからな。龍馬は頼れんぞ」
心を見透かしたように釘を刺される。そう上手くはいかないか。
なんとなく嫌われている理由を聞ける雰囲気でもないので、それはまた今度にしよう。
お団子を食べ終えた私たちは、龍馬さんの提案で、案内がてら一緒に江戸の町を散策することになった。
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「龍馬さんは、岡田以蔵さんをご存知ですよね」
「ああ。もちろん。以蔵さんに会ったのかい」
昨日の出来事を簡単に伝えると、わかりやすくあっはっは、と大きく笑う。
「なんとも以蔵さんらしい。いや、友人として謝るよ。決して悪い人ではないんだけどね、どうにも警戒心が強いというか、人見知り?」
その、厄介な警戒心が解ければきっと心強い味方になってくれそうだが、なかなか手強いだろう。
そうこうしている間に新しいお団子が運ばれてくる。すぐさまお竜さんが一本取り、残りの二本を私とマシュが手に取った。
「あのナメクジ、龍馬のことを嫌っているからな。龍馬は頼れんぞ」
心を見透かしたように釘を刺される。そう上手くはいかないか。
なんとなく嫌われている理由を聞ける雰囲気でもないので、それはまた今度にしよう。
お団子を食べ終えた私たちは、龍馬さんの提案で、案内がてら一緒に江戸の町を散策することになった。
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