第2章 情勢
おなまえ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
*
*
ええと、私の知る坂本龍馬はもっと、こう、着物着て、髪の毛を後ろに流して、日本の夜明けぜよーみたいな、あれ。
「?」
じーっと上から下まで坂本龍馬を名乗る人物を眺める。本人は視線をなんとも思っていない様子で、ただただ私の様子を伺っている。
そして問題はお竜さんと名乗るお姉さんだ。あの人、間違いなく浮いている。坂本龍馬さんの後ろにいるため、どこから、出現しているのかなどはよくわからないが、不自然にふわふわと上下に揺れているのだ。
ううん。謎。
「なんだ。お前。この時代の人間じゃないだろう」
ずいっと、目の前に顔を寄せるお竜さん。私よりもはるかにじろじろとわかりやすく凝視している。
鼻先が付きそうなほど近くにいるなあとか考えていると、隣に座るかわいい後輩に腕を引かれ、勢いよく距離ができた。
「ええ、わたしたちは人理継続保証機関フィニス・カルデアという機関に所属しています」
*
*
*
*
ええと、私の知る坂本龍馬はもっと、こう、着物着て、髪の毛を後ろに流して、日本の夜明けぜよーみたいな、あれ。
「?」
じーっと上から下まで坂本龍馬を名乗る人物を眺める。本人は視線をなんとも思っていない様子で、ただただ私の様子を伺っている。
そして問題はお竜さんと名乗るお姉さんだ。あの人、間違いなく浮いている。坂本龍馬さんの後ろにいるため、どこから、出現しているのかなどはよくわからないが、不自然にふわふわと上下に揺れているのだ。
ううん。謎。
「なんだ。お前。この時代の人間じゃないだろう」
ずいっと、目の前に顔を寄せるお竜さん。私よりもはるかにじろじろとわかりやすく凝視している。
鼻先が付きそうなほど近くにいるなあとか考えていると、隣に座るかわいい後輩に腕を引かれ、勢いよく距離ができた。
「ええ、わたしたちは人理継続保証機関フィニス・カルデアという機関に所属しています」
*
*
*